皆さん、明けましておめでとうございます。
今年は少し長い冬休みでしたね。楽しく元気で過ごすことが出来ましたか。
私は、おせちを食べすぎて、一寸体が大きくなった気がします。
いよいよ2023年がスタートしました。今年の干支は、十二支の4番目「うさぎ年」です。十二支ではうさぎを「卯」という文字で書き表しています。

卯とは、東西南北を表す方角の名で「東」を指しています。そして旧暦では2月の呼び名になっていますね。「卯月」といいます。昨年の干支は「寅」でしたね。来年は「辰」ですね。
じつは、卯(うさぎ)年は、西暦年(2023年)を12で割った際、余りが7となる年になるのですね。(2023÷12=168・・・7)
来年の辰年は(2024÷12=168・・・8)余りが8となる年ですね。
干支を思い出す一つの方法ですね。
さて、それではうさぎの卯の文字の由来について、少しお話します。
漢字の「卯」は、門を無理に押し開けて中に入り込む様子を表した文字だそうです。
古い中国の歴史書、『漢書 律暦志』(かんじょ りつれきし)では、「おおう」を意味し、草木が伸び出て地面を覆うようになった状態を表すと解釈されていました。
この「卯」を「うさぎ」としたのは、昔々の人々は学ぶ場所も機会も無く、学問的な知識が無かったため、多くの人々に十二支を浸透させるため、動物の名前を当てたものでした。
但し、動物の順番や選ばれた動物の理由については詳しいことはわかっていません。
皆さんの教科書などにも、「猫がなぜ十二支に選ばれなかったのか」などのお話は聞いたことがあるでしょう。もっと調べたら、いろんな説が出てくかもしれませんね。
では、うさぎ年の特徴はというと、芽を出した植物が成長していき茎や葉が大きくなる時期で、目に見えて大きく成長する年だといわれています。
また、うさぎは跳びはねることから、飛躍するという象徴になっています。さらに、たくさんの子を産むことから子孫繁栄のシンボルになっています。
うさぎがよく出てくるお話には、「因幡の白兎」「兎と亀」「かちかち山」などがありますが、どちらかというと、一寸ずるくてお調子者のように描かれていますが、一般的には元気に跳びはねて大きく成長していく意味があるようです。
ヨーロッパでも、うさぎは繁殖しやすく、足が速くて躍動感があるため、豊作や生命力のシンボルとされ、キリスト教の復活祭(イースター)のイースターバニー、幸運のお守りなどになっているということです。
皆さんにとってのうさぎ年も、昨年よりも大きく跳びはね前に進んでいく、そんな力強い一年であって欲しいと思っています。
さて、コロナ感染症もこの一月がピークになると予想されています。このピークも直ぐに減少する様子は見られません。
何処で感染しても不思議ではありません。しかし、学校内で感染を拡大させることは防いでいかなければなりませんから、予防については、真剣に取り組んでください。
手指消毒、うがい、マスクの着用は基本ですね。中々守られないのは、バスや電車車内での会話です。周囲の人たちの迷惑になる行為ですので十分に注意をしてください。
特にご高齢の方々にとってのコロナ感染は命取りになってしまいます。このことをしっかりと考えて行動してくださいね。
6年生は、間もなく入試期間に入ります。コロナだけではなくインフルエンザやその他にも注意して、万全の体調で受験に臨んでください。何よりも学校生活を基本とした生活習慣を守ることこれが一番大事です。これが出来ないと直ぐに妥協してしまうようになります。しっかりとした自分を持って受験勉強に臨むことが良い結果をもたらすことになるのです。
クラス皆で、学年の皆で元気に取り組んでいってくださいね。
それでは、ファイナルステージ頑張っていきましょう。終わります。
|管理者| (2023年1月11日 12:29)
皆さんおはようございます。今日から後期が始まりました。
約一週間前に前期終業式を終えたばかりですが、前期から後期への切り替えのための秋休みとして、皆さんには前期の振り返りと後期への準備をしてもらいました。
まだ、夏の余韻のあった9月に比べ、この数日間ですっかり秋らしい爽やかな空気が感じられるようになってきましたね。夏の暑さから解放されえ、何をするにも取り組みやすくなってきました。秋は、「芸術の秋」「勉強の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」など、気持ちもからだも充実して、頑張ってみようと思える季節なってきています。しっかり切り替えて後期に向かってください。
さて、早速ですが10月21日には、「芸術の秋」に相応しい「音楽発表会」が待ち受けています。本校にとっては運動会と並んでの2大行事です。最大のイベント言っても過言ではありません。多くの人があこがれる一流の音楽ホールである「オーチャードホール」のステージに皆さんは立ち、演奏を行うのです。
過去2年間はコロナの影響でこのホールをキャンセルし、一昨年は学校のアリーナで1学年ごとに入れ替わっての発表でしたね。昨年度は、この3月に府中の森、芸術劇場で前半、後半と学年を分けて発表してもらいました。それぞれ場所と発表方法は変わっても、皆さんは一生懸命に練習をして素晴らしい演奏を私たちに聴かせてくれました。保護者の皆さんもとても感動をしていました。どれも素晴らしい音楽発表会でした。
そして今年は、待ちに待ったオーチャードホールでの演奏です。しかも、全学年の児童が揃っての演奏と、お客様として全学年の保護者を一度にお呼びするのも3年ぶりとなります。本校が目指している、伝統ある音楽発表会をやっと行うことが出来そうです。とても嬉しく思います。
良い学校には、良い伝統というものがあります。長い歴史の中で積み重ねられた経験や成果が、形となって残されているのです。悪い伝統はいずれ消えていきますが、良い伝統は、毎年続く人たちによって作り上げられ、また続いていくのです。何故良い伝統が続くのかわかりますか?何故ならば、そこには伝統への憧れをもった人たちが集まり、その憧れた伝統を目指して頑張るからなのですね。
都市大付属小学校にも「音楽発表会」という素晴らしい伝統があります。この伝統ある発表会を更に盛り上げ、引き上げていくのは全校の皆さんの力です。皆さんの力と気持ちを結集させて素晴らしい音楽発表会にしてください。過去にこの規模の発表会を経験しているのは、4・5・6年生の皆さんだけですから、経験のない下級生の良いお手本となるように、先輩たちの頑張る姿をぜひ、見せてあげてください。下級生の皆さんは、先輩がたに負けないように付いていきましょう。よろしくお願いします
最後になりますが、6年生には中学受験に向けての追い込みの季節となってきました。 志望校選びも進んでいることと思います。コロナで多くの学校が十分な説明会を行えないでいます。首都圏の感染者数が減少してきたので、各校はこの秋にいろいろな説明会を実施することでしょう。
この時期からの説明会では、入試問題への取り組みや過去問の解説など、実際の入試に即した説明が行われます。参加してみて、学校の特徴などをつかんできてください。学校説明などでは、派手な取り組みや珍しいことばかりに目が行きがちですが、周辺の環境、通学状況、交通経路などなど、サポート体制も大事ですね。
それから、少なくとも6年間通う学校ですから、充実した楽しい中学校生活には欠かせない部活動や、行事などを確認することも大切なポイントです。 目標が決まると、受験勉強も頑張れます。納得した学校選びをしてください。
そして、何よりも日常の学校生活を充実できないところに受験の成功はありません。毎日の授業にも、落ち着いてじっくり取り組んでいってください。
さあ、それでは今日から、後期が始まりますが、元気よくコロナに負けずに頑張っていきましょう。
以上で本日のお話を終わります。
|管理者| (2022年10月 3日 10:23)