1月8日 ファイナルステージ オープニンングセレモニー
全校の皆さん明けましておめでとうございます。
冬休みはどうでしたか?楽しいクリスマスやお正月を過ごすことができたでしょうか。
私は、遠くに住んでいる4歳の孫が、年末から来ていたので、お年玉を用意したり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
皆さんからは沢山の年賀状をいただきました。ありがとうございました。
さて、今年は寅年(とらどし)ですね。寅年は十二支の三番目ですが、皆さんはよく知っていますね。
この十二支ですが、12種類の動物にどのように決まったのかという疑問に関しては、どうでしょうか。実はいろいろな説があるようですが、一番有名なのは動物たちが元旦に神様の元へあいさつに訪れた順番で決まったという話です。
ある年の年末に、神様が動物たちに「元旦に自分のところへ来たもの、1番から12番目までを1年ずつ交代でその年の大将にする」といいました。動物たちは大将になりたいために、さまざまな計画を立てましたが、猫だけはその話を聞いていませんでした。
神様のところへ行けば良いのか分からない猫は、ねずみに聞きましたが、ねずみは?をついて、元日の次の日を教えました。猫はそれを信じて次の日に神様のところへ行きましたが、その時にはすでに12の動物は決まってしまっていて、誰もいませんでした。という話です。教科書や本で読んだ人もいるかもしれませんね。
しかし、これだけで決まったわけではなく、更に多くの人が馴染みやすく十二支を割り振ったといわれています。
私の家では猫を飼っていますが、茶色の虎模様の猫です。お正月は虎に似せて遊んでいました。
では、この寅ですが、これにはどんな意味があるのでしょうか。
皆さん、虎をイメージしてみてください。大きな身体と鋭い牙からは、勇敢さや力強さ、溢れるほどの自信を感じられるでしょう。
虎は基本的に群れを作らず、一頭で生活しています。動物の世界ではライオンと並び、生態系のなかではトップにいます。大変大きな体をしていますが、基本的な性格は家庭で飼われている猫と大きく変わらないようです。単独行動を好むマイペースな性格で、縄張り意識が強いため、野生の虎は強い力を持つとともに、いつも縄張りを見回るなど強い警戒心を併せ持った動物と言えるでしょう。
そんな性格を持った虎の年です。私たちも行動を起こすときには勇気をもって進み、時には慎重に周りを見渡し物事を判断しながら進められるといいですね。
皆さんは、どんなと寅年にしていきますか。「一年の計は元旦にあり」とも言います。
一人人ひとりがしっかりとした今年の目標を立てて頑張っていきましょう。
話は変わりますが、昨年末からまた、新型コロナ感染者の数が増えてきました。昨日の東京都の感染者は922人でした。沖縄は1414人と圧倒的な感染者数となっています。
今後も益々増えいく傾向にあり、昨年の夏休み明けのような、一日の感染者が5000名を超える感染の第6波到来と予想されます。
ファイナルステージが始まったばかりですが、児童の皆さんの安全を第一に考え、今後の教育活動に変更が出ることもありますので、理解と協力をお願いします。従来のデルタ株よりも強い感染力のオミクロン株も本格的に拡大してきています。
まずは、マスクの完全着用、手指消毒、うがいなど私たちができる感染予防はしっかりとやっていきましょう。
6年生はいよいよ受験期間に入りました。6年生皆で合格を勝ち取るという気持ちで受験委取り組んでください。自分一人が苦しいのではない、仲間が一緒に挑戦していることを忘れないようにしてくださいね。
それでは、今年一年が皆さんにとって素晴らしい年でありますことを願っています。
以上で私の話を終わります。