○平成28年度のスタートです
みんな一学年進級しました 立派な上級生に成長しましょう
・・・・・始業式/離任着任式/転入生
・・・・・「努力の人は希望を語る 怠ける人は不満を言う」(井上靖)
○大勢の卒業生が中学入学式の後、来校してくれました
(校長発:平成28年4月7日木曜) 雨
あいにくの雨のなかの始業式になりましたが、始業式ではその雨を吹き飛ばすような大きく元気な声であいさつをした全校児童でした。
一学年ずつ進級し、明日の入学式でピカピカの一年生を迎える心構えができた上級生らしいあいさつでした。
きょうは多くの中学校が入学式でしたが、今春の卒業生がピカピカの制服に身を包んで学校を訪問してくれました。 私は始業式後、幼稚園に行っておりましたので会えなかった卒業生も多かったのですが、 会うことができた卒業生は「りりしく凛とした」姿がまぶしく目に映りました。
これから大いに羽ばたいてほしいと思います。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
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【平成28年度始業式/離任着任式/転入生】
まず、フラッシュ動画からご覧ください。
新任の先生お二人の着任、事務長の交替、転入生の紹介もいたしました。
また新しい正副担任の発表もいたしました。
↓ 事務室大沼さんが撮影してくれました。1分40秒
校長の話について、原稿を全文掲載しておきますので、ご家庭でも話し合っていただけたら嬉しく存じます。
校長講話「努力の人は希望を語る 怠ける人は不満を言う」
一、一学年ずつ進級おめでとう
3、5年生は、クラス替えがあって新しいクラスとなりました。 新しい先生、新しいお友達と仲良く、立派なクラスを作ってください。
2年生のみなさん、明日新1年生が入学してきますので、明日から上級生になりますよ。
気持ちを上級生らしくしなければなりませんよ。立派なお兄ちゃんお姉ちゃんになってください。
4年生、今年度は10歳になる年です。二桁の年齢になる、2分の1成人式を迎える年です。緑パンツになった誇りをもって、立派な10歳になってほしいと思います。
5年生、これからは新6年生と一緒になって下級生を導かなければならない本校のリーダーです。
10月からは児童会を担うことになります。生ぬるい気持では全校のリーダーになれません。新6年生の姿をみならって、また卒業生の姿を思い出して、立派なリーダーに成長してください。
6年生は最高学年です。その自覚をもって、あらゆる経験を中学受験の栄冠に結びつけるよう頑張ってください。もう中学受験までもう一年ありません。いや、最初の関門である6月実力テストまで二カ月しかありません。今日のスタートから気持を引き締めて頑張ってください。
先生方や事務の方も、何名かの先生方が入れ替わりになられました。あたらしい先生方をのちほど新任式でご紹介しますので、はやくお馴染みになるようにしてください。
二、大事なスタートをする君たちに、きょうはひとつの言葉を紹介します。
「努力の人は希望を語る 怠ける人は不満を言う」という言葉です。
井上靖さんという昭和の作家が言われた言葉です。正確には「努力する人は希望を語る 怠ける人は不満を語る」というのですが、皆さん向けに少し直しました。
努力というのは、目標に向かって一生懸命勉強するということ、一生懸命練習を重ねるということ、先生や親のおっしゃることを一生懸命に聞くということです。
希望というのは、将来の目標に向かって、あれをしよう、これをしようと思い描くこと、あれをするにはこういう工夫をしよう、こういう挑戦をしてみようと思い描くこと、要するに未来を明るく想像して切り開くことです。
だから、一生懸命勉強や練習をする人は、自分の目標が実現できるよう明るい未来を思い描いて、いろいろな工夫をしながら挑戦する人のことです。
怠けるというのは、何もしないこと、何もしたがらないことです。
自分のしたいことだけをやって、やらなければならないことをしないこと、先生やお家の人がやりなさいということはしないことです。
不満を言うというのは、友達の悪口を言う、先生の悪口を言う、人が一生懸命にやろうとしていることに文句ばかり言うことです。だから、自分のしたいことだけやって、やらなければならないことをしない人は、文句ばっかり言うということです。
逆にいえば、明るい未来に向かって工夫する人は、人の悪口を言わない、人の言うことに文句を言わないということです。 文句ばっかり言っている人は、実は、やらなければならないことをやりたがらない、怠けたいと思っているということです。
「努力の人は希望を語る、怠ける人は不満を言う」
一年のスタートにあたり、あなたがたにこの言葉を贈ります。校長先生も、この歳になっても、努力する人、希望を語る人でいようと思っていますので、素晴らしい都市大付属小学校にするために一緒に頑張りましょう。
皆さんの中には、ふだんから先生やお友だちに「不満」ばっかり言っている人はいませんか。 新しい学年になったこの機会に振り返ってみましょう。
もし、自分は不満ばっかり言っているなあと思い当たる人がいたら、この言葉をしっかりかみしめてほしいと思います。
不満を言っているうちは、自分の気持ちが努力する方向に向かっていないということです。不満を言っているうちは、自分の気持ちの中にどこか「怠けたい」という気持ちが残っているということです。
目標に向かって本当に努力を始めたら、不満は出てきません。次から次へ「希望に燃える心」が湧き出てきて、あれもしなければならない、これもしなければならないと、気持ちは大忙しになるということです。不満が口に出るうちは、まだまだ気持ちが忙しくなっていないということです。
6年生は、受験まで一年ありません。6月の実力テストまで、あと二ヶ月です。もう不満を言っている暇はありません。最終目標の実現に向けて、大きな希望をふくらませることが大事です。そうすれば、必ず「努力の人」になります。頑張りましょう。
以上
本日の記事は以上です。