9月24日 前期終業式
皆さんおはようございます。少し暑いですが元気ですか?
本日で2021年度前期が終了しました。
まだ、緊急事態宣言の最中ですが、9月には、解除される予定ですが、まだまだ油断はできませんね。
今年もコロナの影響で、学校生活にはいろいろな制約がありました。
前期を少し振り返ってみましょう。新型コロナ感染症への予防のため、授業を短縮したり、皆さんがとても楽しみにしていた遠足や宿泊行事の中止や延期にしたり、再計画をしたりなど、沢山の変更をしなければなりませんでした。皆さんには、とても残念な思いをさせてしまいましたね。
私たちにとっても、大変残念なことでした。
そのような中でしたが、5月29日には運動会を、2年ぶりにとても楽しく盛り上がって終えることができました。安全のため、規模こそ縮小はしましたが、これは、皆さんが先生方の指導を良く理解して協力して取り組んでくれたから成功することができたのですね。本当に実施して良かったです。
夏休みには、東京オリンピック・パラリンピックが57年ぶりにまた東京で行われました。世界各地から過去最多の国と地域、そして選手団、関係者が来日し、約一か月半にわたり、競技が行われました。どちらの大会も日本選手団の大活躍に大きな感動を受け、日本中が声援を送ったことは記憶に新しいところです。会場に行くことはできなかったけれども十分に満足することができました。
そして、長い休みが終わり、皆さんはいろいろな経験と沢山の思いで作りができたことと思います。その様子は、皆さんが提出してくれた生活展の出品作品に表れていました。
とても素晴らしい作品の一つ一つに、皆さんの充実した夏休みの様子が感じられました。どれもこれも素晴らしく、私たちはとても採点しきれないほどでした。
第2ステージのスタートは8月末から、9月に延ばし始まりましたが、日本中のコロナ感染者があまりに多くなり、最初から30分の圧縮授業と分散登校をお願いしました。学校の中での感染者出さないための対応でしたが、よく皆さんは協力をしてくれました。
お陰様で、首都圏ではたくさんの学校で、クラスターと呼ばれる集団感染が発生していましたが、本校はとても安全で安心して生活することができました。ありがとうございました。
さて、おちつかない前期でしたが、前期のけじめとして今日は、「成長のしおり」が渡されます。これは、一人一人の前期の学習や活動の記録です。前期を十分に過ごすことができたと感じている人、もっとやれたなと感じている人、まだまだやれると感じている人、結果はそれぞれだと思います。
ですが、大切なのはこの結果もとに、10月から始まる後期に向けて、どのような新しい目標を立てて行動をしていくかなのです。
勉強面だけでなく、体や心の健康面も大切にしてほしいと思います。明日からのお休みの期間に、後期からの自分の姿を想像して、一人ひとりがしっかりと計画を立ててください。
それから6年生ですが、中学受験がまた近くなってきます。決して焦らないように。一つ一つ地道に勉強してください。まだ今は、苦手な分野を見直しながら、得意分野も伸ばしていく時期です。
塾などでも、そろそろ慌てだす人も居るかもしれませんが、慌ててやって良いことはありません。周囲に振り回されないよう、自分が選んだ中学校を目指し、計画した通りに勉強してください、秋は大きく伸びる時期です。頑張ってくださいね。
それでは、この秋の休みも安全な充実した良い休みにして、後期のスタートに全員がそろって登校してくることを、楽しみに待っています。
以上で終業式の私の話を終わります。