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○前期終業式(ヒヤリハットの法則について)
○クラブ発表会(その4)

(校長発:平成29年9月27日水曜) 晴れ


 本日は前期の終業式。

 校長の話で、「ヒヤリハットの法則」を話しました。

 下の図は私が書いた物を清水先生がパソコン処理できれいに清書してくれたものですが、この図を示しながら児童に話しました。

 こどもたちが正確に理解したかどうか、ご家庭で尋ねてみてくださるとありがたく存じます。

ヒヤリハットの法則.jpg


(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【前期終業式(ヒヤリハットの法則について)】

          ↓ 事務長撮影です。末尾に「凛とした姿勢」の児童をまとめました。


  私の話の「ヒヤリハットの法則」は90年前に米国でハインリッヒという人が膨大な数の事故について調査して見つけた法則で正確には「ハインリッヒの法則」と呼ばれています。

  これまで何回か話してきていますので、高学年の子は聞き覚えがあったはずです。大人になるまでに何回聞いても良い話ですので、これからも伝えていきたいと思います。

  死亡事故のような重大事故が1件起きるまでには軽い事故が29件発生しており、軽い事故29件の背景には「ヒヤリ」としたり「ハッ!」としたりするミスが300件起きているという法則です。だから300件の「ヒヤリハット」を少なくすれば重大事故は防げるという教訓を内包しています。

  自転車で道路を通行しているときに(徒歩でも自動車でも良いのですが)、一旦停止を守らなかったり、右左確認をしなかったりとルールを守らなくて、ヒヤリとしたりハッとしたりという経験は誰にでもあると思います。校内で廊下を走っていても同じ事です。

  そういうことが頻繁に起こっている世の中や学校集団は、いつか必ず重大事故が起きるということを教えてくれる法則です。みんなが注意深い生活をしていれば、その集団は重大事故を起こさないで済みますし、安全な世の中になります。

  この法則は勉強にも適用できるということを付け加えて話しました。中学入試ではだいたいボーダーラインが60点から70点になるように問題が作成される。これは満点をとる必要はないということでもあるが、逆に考えれば60点がボーダーラインだったときに59点の人は、わずか1点のために合格できないということを示している。

  ケアレスミスをする人は、この1点に泣くことになる。ケアレスミスはふだんから雑な計算をしていたり、漢字や文字を雑に書いている人が起こしやすい。雑な計算を300回繰り返した人は、決定的なところで1点を失うということです。だから、ふだんから雑な勉強をすることを直ちにやめなければならないよと話しました。

  明日からの秋休み、短いですが、以上のようなことを頭に置いて、生活し勉強して欲しいと思います。

【クラブ発表会(その4)】

 きょうは3つのクラブをご覧に入れます。バスケットボールでは大田先生と、本場アメリカからやってきているヴェネガス先生が指導してくれている様子をご覧いただけます。

 将棋トランプクラブは毎回おもしろいことをやってくれますが、今回もまたおもしろかったです。

 リズムダンスクラブはビデオ撮影していて、撮影をきる瞬間がなかなかないほど熱演してくれました。それで3本におよんでいます。通しで3分ほどあります。




    本日の記事は以上です。

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