○第2ステージオープニングセレモニー
東急環境賞受賞の表彰
○児童の活躍(水泳/漢検/S君の世田谷区長表敬訪問)
○熊本地震の復旧状況(清水先生提供)
(校長発:平成29年8月29日火曜) 晴れ
全校児童が元気に登校して第2ステージを始めることができました。
学校をあずかっていて最も嬉しいことは、長期休業明けを全校児童が事故や事件に巻き込まれることなく迎えられることです。本日のオープニングセレモニーの校長あいさつでも、そのことを最初に申し伝えました。
また夏休み中に転校した子もいますが、本校に在籍していたことを忘れることなく今後の成長を見守りつづけたいと思います。
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【第2ステージオープニングセレモニー/東急環境賞受賞の表彰】
↓ 事務長撮影です。
セレモニーでは既報の(7月21日記事)東急環境賞受賞の3年生HMさんの表彰を行いました。
私の話の中心は、「横綱貴乃花が勝てなかった男 加藤耕一さん」というテーマでしたが、いささか冗長になって話がながくなりました(天の声:毎度のことだろう、反省の足りない人間だ!)。天の声に叱られるまでもなく原稿を作らずに話すと冗長に流れるということを知っているのですが、諸事情にかまけて原稿を作るのを怠ってしまいます(お詫び)。
おとといのTBSテレビで「消えた天才」という番組をみて、ぜひ全校児童に伝えたいと思ったため、急遽予定していた話を振り替えたのですが、あの平成の大横綱貴乃花を打ち負かしたのに大相撲に進まなかった加藤耕一さんという方がいらっしゃるそうです。
人生がうまくいかず自暴自棄になっているときに貴乃花の壮絶な相撲をみて、「かつてのライバル貴乃花関が、このように頑張っているのに自分はいったい何をしているんだ!」と我が身を振り返って、そこから心機一転して立ち直り、その後の人生を歩み直したという話です。
加藤さんを勇気づけた横綱貴乃花の一番は、膝の半月板を割りながら休場せずに横綱武蔵丸をやぶって優勝したときの大相撲です。当時の小泉首相が「痛みにたえてよく頑張った!感動した!」と表彰式土俵上で叫んだ場所のことです。
小泉首相だけでなく全国の大相撲ファンを感動の渦にまきこんだ大一番でしたが、横綱貴乃花はこの無理がたたって、その後、引退を余儀なくされました。そのため優勝22回に終わって、大鵬の記録を抜くのは貴乃花だと言われていたのに残念なことをしたというファンが多いわけですが、しかしながら、記録よりも大事なのは、自分の生き方によって他人を勇気づけ人生をやりなおすきっかけを作るということなのだなあと加藤さんの話を聞いて思った次第でした。
児童の皆さんも横綱貴乃花や加藤耕一さんを見習って、あきらめずに最後までやりきる力を身に付けて欲しいと結びました。
【児童の活躍(水泳/漢検/S君の世田谷区長表敬訪問)】
休み明け、四人の皆さんが訪問してくれました。
(1)3年生のYNさんとCNさん。
YNさんとCNさんは8月始めに開かれた世田谷区民水泳大会に出場したそうです。
そして、YNさんは、25m背泳ぎで1位、25m平泳ぎで3位という堂々たる成績をおさめたそうです。タイムをみると、それぞれ20秒台と23秒台。 3年生でこれだけのスピードで泳ぎ切るのは素晴らしいことです。
CNさんも賞状こそもらいませんでしたが、4位の成績。惜しいところで3位以内をのがしましたが、二人揃って「将来の夢はオリンピック出場です」と力強く言ってくれました。瀬戸選手と荻野選手のような小学校時代からの良きライバルとして成長してほしいと思います。
(2) 3年生のHHさん。
漢字検定で6級合格の報告にきてくれました。6級は5年生のレベルですから二学年特進の力です。しかも素晴らしいのが200点満点のところ196点という超人的な成績で合格したことです。
ジャンルでは、読み、漢字と送り仮名、部首、画数、対義語類義語、熟語、音訓、同音漢字、書取の9分野で満点をとっています。
本校の漢字書取大会でもいままですべて満点賞とのこと。漢字博士になってほしいと思います。
(3)KS君の世田谷区長表敬訪問
既報の(7月6日記事)KS君です。
新俳句大賞コンクールで、小学生の部でみごと大賞の栄冠に輝いた(小学生の応募総数55万人)功績をたたえて、世田谷区長表敬訪問が実現しました。
本日、教頭の引率で世田谷区長と面会して保坂区長さんからお直々にお褒めのおことばを頂戴しました。帰校してから私のところにも報告にきてくれました。
手には大賞に輝いた俳句(プールあと 体が地球に へばりつく)が書き込まれたペットボトルがありました。あらためて、KS君、おめでとう。
【熊本地震の復旧状況(清水先生提供)】
清水先生が今年も熊本を訪れて、地震にみまわれた益城町の写真をおさめてきてくれました。
昨年の被災状況の写真とあわせて同じ所を写した写真を4組、提供してくれましたので、ご覧にいれたいと思います。被災から一年たって復旧が少しずつ進んでいる状況と、それでもなかなか思うに任せないのだなという状況が分かります。
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本日の記事は以上です。