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1月10日ファイナルステージ オープニングセレモニー

皆さん、明けましておめでとうございます。
今年は少し長い冬休みでしたね。楽しく元気で過ごすことが出来ましたか。
私は、おせちを食べすぎて、一寸体が大きくなった気がします。

いよいよ2023年がスタートしました。今年の干支は、十二支の4番目「うさぎ年」です。十二支ではうさぎを「卯」という文字で書き表しています。

卯とは、東西南北を表す方角の名で「東」を指しています。そして旧暦では2月の呼び名になっていますね。「卯月」といいます。昨年の干支は「寅」でしたね。来年は「辰」ですね。
じつは、卯(うさぎ)年は、西暦年(2023年)を12で割った際、余りが7となる年になるのですね。(2023÷12=168・・・7)
来年の辰年は(2024÷12=168・・・8)余りが8となる年ですね。
干支を思い出す一つの方法ですね。

さて、それではうさぎの卯の文字の由来について、少しお話します。
漢字の「卯」は、門を無理に押し開けて中に入り込む様子を表した文字だそうです。
古い中国の歴史書、『漢書 律暦志』(かんじょ りつれきし)では、「おおう」を意味し、草木が伸び出て地面を覆うようになった状態を表すと解釈されていました。
この「卯」を「うさぎ」としたのは、昔々の人々は学ぶ場所も機会も無く、学問的な知識が無かったため、多くの人々に十二支を浸透させるため、動物の名前を当てたものでした。
但し、動物の順番や選ばれた動物の理由については詳しいことはわかっていません。
皆さんの教科書などにも、「猫がなぜ十二支に選ばれなかったのか」などのお話は聞いたことがあるでしょう。もっと調べたら、いろんな説が出てくかもしれませんね。
では、うさぎ年の特徴はというと、芽を出した植物が成長していき茎や葉が大きくなる時期で、目に見えて大きく成長する年だといわれています。
また、うさぎは跳びはねることから、飛躍するという象徴になっています。さらに、たくさんの子を産むことから子孫繁栄のシンボルになっています。
うさぎがよく出てくるお話には、「因幡の白兎」「兎と亀」「かちかち山」などがありますが、どちらかというと、一寸ずるくてお調子者のように描かれていますが、一般的には元気に跳びはねて大きく成長していく意味があるようです。
ヨーロッパでも、うさぎは繁殖しやすく、足が速くて躍動感があるため、豊作や生命力のシンボルとされ、キリスト教の復活祭(イースター)のイースターバニー、幸運のお守りなどになっているということです。
皆さんにとってのうさぎ年も、昨年よりも大きく跳びはね前に進んでいく、そんな力強い一年であって欲しいと思っています。
さて、コロナ感染症もこの一月がピークになると予想されています。このピークも直ぐに減少する様子は見られません。
何処で感染しても不思議ではありません。しかし、学校内で感染を拡大させることは防いでいかなければなりませんから、予防については、真剣に取り組んでください。
手指消毒、うがい、マスクの着用は基本ですね。中々守られないのは、バスや電車車内での会話です。周囲の人たちの迷惑になる行為ですので十分に注意をしてください。
特にご高齢の方々にとってのコロナ感染は命取りになってしまいます。このことをしっかりと考えて行動してくださいね。
6年生は、間もなく入試期間に入ります。コロナだけではなくインフルエンザやその他にも注意して、万全の体調で受験に臨んでください。何よりも学校生活を基本とした生活習慣を守ることこれが一番大事です。これが出来ないと直ぐに妥協してしまうようになります。しっかりとした自分を持って受験勉強に臨むことが良い結果をもたらすことになるのです。
クラス皆で、学年の皆で元気に取り組んでいってくださいね。

それでは、ファイナルステージ頑張っていきましょう。終わります。

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