○あけましておめでとうございます。
【ファイナルステージオープニングセレモニー】
明治維新150年
○父母の会活動(文化部交通安全立哨)
(校長発:平成30年1月9日火曜) 晴れ 早朝雨のち晴れ 日中温かし
あけましておめでとうございます。
冬休みを終え、こどもたちが元気に登校してきました。
オープニングセレモニーでは、とても元気な声で挨拶をしてくれました。
また一年生の姿勢や並び方がとても良くなっており、嬉しく思いました。
「スタート良ければ半分良し」のことば通り、しっかりとファイナルステージのスタートを切ることができたと思います。
今朝は早朝から、文化部のお母さま方が交通安全指導でバス停横断歩道に立ってくださいました。御礼申し上げます。
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【ファイナルステージオープニングセレモニー】
↓ 新年のこどもたちの様子です。凛とした姿勢の子らを最後のほうで特集しました。
あとで見直すと特集から漏らした子がいます。申し訳ないことです。
私の話では、今年が明治維新150年ですので、それにまつわる話を致しました。
私がこどものころ、明治100年を記念するイベントが盛んに行われたのを覚えていますが、あれからもう50年がたったわけです。
同じように、都市大っ子が私の年齢になるころには明治200年となるわけですから、歴史の流れというものは早いものです。・・・(天の声:君が勝手にもう50年を足して200年と言っているだけではないか!まだ明治150年だ!若々しい都市大っ子をそう早く年寄りにするものではない!・・・確かにおっしゃるとおりです。)
明治維新がなかったら日本は今のような先進国になれていたかどうか分からないという話をしました。日本の国土面積は世界第61位です。それなのに経済力では米国と中国に次いで世界第3位。
米国と中国の国土面積がそれぞれ世界第2、第3位であることを考えると、日本という国がいかに素晴らしい発展をしているか分かります。(お隣の韓国も面積では107位、経済力では11位ですから素晴らしい発展ぶりです。)
この日本の発展は明治維新によって近代化したことによります。この150年の間には戦争というしてはならないことに突き進んだ反省もありますが、徳川幕府を倒して明治天皇を中心にした政治に切り換えて近代化に突き進んだ明治維新がなければ、日本は欧米列強に浸食されることになっていたと思います。明治維新をふりかえって先人たちの尊い歴史に思いをはせる一年にしてほしいと話しました。
また天皇陛下のご退位が来年にせまったことに触れながら、日本の歴史のなかで天皇家、いまは皇室と呼ぶが、天皇家の存在が大きいことも伝えました。日本の歴史の変わり目、節目には必ず、そのときの中心的な政治家と天皇家が力をたずさえて変革をささえてきたということを話しました。
低学年の子らには難しいと思いましたが、次のように例をあげました。 遠くは聖徳太子と蘇我馬子、天智天皇と藤原鎌足、聖武天皇と藤原不比等、後白河天皇(法皇)と平清盛、後醍醐天皇と足利尊氏などです。
いまの天皇陛下は東日本大震災や阪神大震災等の未曾有の国難がおきると必ず両陛下おそろいで被災者のみなさんをお見舞いになるなど、人々の平安を祈る御活動をなさるが、それも大昔からの天皇家の思いにつながるものだろうと思っていると伝えました。
一年半後には年号が平成から新しい年号に変わります。日本と皇室の関係についても考えをめぐらす今年にできると良いなと私は思っております。
本日の記事は以上です。