○金星周回探査機「あかつき」の成功に敬意を表します
○【詳報8(最終回)】幸島美智子先生講演会
○父母の会文化部活動(交通安全)
(校長発:平成27年12月10日木曜) 曇り
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11,さいごに
こどもは褒めて育てよ。「ありがとう」の言霊(ことだま)にはパワーがある。こどもにもどんどん「ありがとう」と言おう。「お母さん、電話だよ」・・「ありがとう」、「お母さん、○○○」・・「ありがとう」
以上、ご静聴ありがとうございました。
質疑応答
Q1:
「14歳の変化」とおっしゃったが、こどもへの声掛けをどのようにしたら良いか、教えていただきたい。
幸島先生:
中学2年生からめっきり口数が少なくなる。でも心配しない方が良い。無理に口をきく必要はない。
中2は自分では大人だと思っているが、同時に、親なしでは生きられないことも分かっている。口をきかなくなったら、「隣のこどもが我が家に来ている」と思って接すれば良い。
高校生になったら少し大人の会話をするようになる。それまでは中学時代は「病気の時代」なのだと思って、のんびり見ていれば良い。
男子は中学時代に「精通」が始まる。この「精通」というのは男子にとっては「性生活」だということを知っておくことが大事。
中学生男子の部屋に入るときは、ノックを三回して大きく深呼吸をするぐらいの時間をとってから部屋に入ること。いきなり入るのはNGである。中学生男子には片付けるものがあると思って、その時間を作ってやること。
Q2:
こどもが元気がないときなど、いつもと様子がちがうときに、どう声をかけたら良いか迷うが、対し方を教えていただきたい。
幸島先生:
私は「おい、どうした?」とざっくばらんに聞く。「どうしたの?」でも良いが、深刻な声掛けではなく、ざっくばらんな言い方で聞くことが大事だと思う。
いつもと違う様子のときは、たとえばだが「夕ご飯を食べる」という上品さではなく「晩飯を食う」というざっくばらんなつきあいが大事だと思う。
とにかく、こどもには本音でぶつかること。遠慮しないで親として本音を出してぶつかることが大事。
私は息子に対して、「おまえが婦女暴行をしたらお母さんは死ぬよ。そして、おまえも道連れにする。」と言って育ててきた。
「婦女暴行のような卑劣な犯罪者に息子がなったら母親は生きて行けないのだ。おまえも生きてはならないのだ。」ということを分からせる一つの方法と思って言い続けた。こどもには、大人があれこれ考えすぎずに、とにかく本音でぶつかったら良いと思う。
以上