○【詳報その3】幸島美智子先生講演「良い子になるな、いいヤツになれ!」
○父母の会厚生部/給食試食会
○父母の会文化部/交通安全立哨活動
(校長発:平成27年4月24日金曜) 雨
- きょうは午後出張ですので、はやめにアップしております。 昨日の月曜朝会のもようはもうすこしお待ち下さい。
- 今朝、雨の中、父母の会文化部のお母様方が交通安全運動で立哨活動をしてくださいました。ありがとうございました。
- また、厚生部の皆様が「にこにこ給食」美幸軒さんの給食試食会を開いてくださいました。 ありがとうございました。 美幸軒さんはスライドをつかって給食にとりくむ考えをご説明くださいました。 ありがとうございました。
- 幸島先生講演シリーズ(その1)←クリックしてお読みください。
- 幸島先生講演シリーズ(その2)← 〃
4,「いじめ」について
(1)「卑怯(ひきょう)なこと」を「一番やってはいけないこと」と教えることが大切である。
卑怯というのは、
・物事に正々堂々と立ち向かわない。
・リスクのあることや嫌なことから自分は逃げて、人にやらせる、
・隠し事をして逃げ回る、
・困難に立ち向かう勇気を持たないで安直なことに逃げる
・弱い者をいじめる、意地悪をする
・・・というようなことだが、「卑怯なことは恥ずかしい」と教えることが大事である。
この「卑怯」に比べると少々のいたずらは「やんちゃ」の類であって、「やんちゃ」と「卑怯」では比べものにならないぐらい、「卑怯」の方が大問題である。
(2)「いじめ」は卑怯なことである。
「いじめ」について教えるときに、単に「してはいけないことだよ」と言うだけでは絶対に駄目。
常に「いじめは絶対に許さないぞ」という強い姿勢が大事。強く言い続けることが大事。
(3)私は、我が子(息子)に「いじめ、万引き、婦女暴行は絶対に許さない」と言い続けて育てた。
万引きだって、本屋さんは1冊とられたら、7冊売らなければ元を取り返せないという。 そういうことをしっかり教えた。
(4) 自分の子が万引きで警察に捕まったときに、「うちの子は将来、官僚になるのだ。100円ぐらいのことでガタガタ言わないでくれ」と言ったバカ親がいる。
官僚がエリートだというならば、「本物のエリートに育てよ」と言いたい。
本物のエリートとは「品位」「品格」を備えていなければならない。万引きする子のどこに品位品格があるのか。
(5)「規範意識」は5歳までに身につけさせなければならないという。
何が悪いことで、何が良いことなのかという規範意識を持たないまま成長すると卑怯なことを平気でするようになる。
(6)いじめ事件で本当に悪いのは誰か。
言うまでもなく加害者の こどもであり、そのように育てた親である。
マスコミは教育委員会や学校をたたくが、加害者の
こどもと親が一番問題なのだということを忘れてはならない。
(7)我が子を「いじめっ子」にしないためには、「お母さんは(お父さんは)いじめは大っ嫌いだ!」と言い続けて育てること。 本気になって言い続けることが大切。
その4につづく