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【【詳報その5】幸島美智子先生講演】
○児童の活躍(英検/ピアノ)

(校長発:平成27年11月24日火曜) 雨上がりの曇り


    ※本日出張です。昼前にアップしております。

 今朝は、昨夜の雨上がりで心なしかあたたかい思いがしましたが、日が昇っても陽気があがらず、晩秋の不覚成り行く時候を感じる日です。

 もうすぐ師走を迎えることになり、私も今週来週と出張つづきとなります。 本ブログでもご報告しなければ溜まっておりますところ、飛び飛びになりますことお詫び申し上げます。

 季節の変わり目、お子さんともども身体に十分気をつけられるようお祈り申し上げます。


(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【児童の活躍(英検/ピアノ)】

 先週金曜日と本日、二人が報告にきてくれました。

   ↓ 5年 ETさん 英検3級に合格したそうです。 3級といったら「中学卒業程度」ですから、高校生初級レベルです。 小五で合格ですから素晴らしいですね。 得点表も見せてもらいましたが、満点にちょっと足りないハイレベルでの合格です。準2級がすぐ届くところにありますので、これからも頑張ってほしいと思います。

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   ↓ 4年 SYさん。 以前もピアノレッスンについて報告に来てくれたことがあります。

 ピアノコンクールで東京地区予選を最高得点で勝ち抜き、西関東大会出場を果たしたということです。 「私の部門は人数が少ないですから・・・」と謙遜していましたが、参加者が少なくても、「最高得点」ということが価値あることです。 これからも頑張ってほしいと思います。


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【【詳報その5】幸島美智子先生講演】

 その5をお届けします。 毎度書いていますが、とても内容の濃いご講演でした。 その1からその4までをお読みになっていない方は、リンクを下に張りますので、そちらもお読みください。

 幸島先生のプロフィールは、その1に掲載しております。

 その8まで掲載予定です。 文責はすべて校長にあります。


7,いじめられたとき、どうするか? 家庭の役割

 (1)いじめられている子は必ずサインを出している。

    こどもの変化を見落とさないようにして欲しい。親の知らないところで、こどもが一人で苦しんでいるのを放置しないようにすること。

    「いじめられている」サインに、早く気づいてあげることが大事。

 (2) ただ、私は、こどもには「壁にぶつかったときは、もがきなさい」と言って育ててきた。「まず自分で解決できるよう もがきなさい。」と。

   「それでどうしても駄目なときは、必ずお母さんが解決に向けて一緒に努力してやるから。」と。

 (3)あるとき、担任の先生が「お子さんの靴がプールに投げ込まれた。」と電話してきた。

    私は「あら、そうですか。」とだけ言って事情を聞いた。

    すると、どうやら「不良」の子が、私のことを口うるさい母親だと思って、その家庭のこどもに意地悪をしてやろうと思ってやったことではないかと思われる節があった。

    私は先生に、「もし、いじめであるならば、我が子がいじめられたことがどうのこうのではなく、全部のいじめをなくしましょう。いじめや意地悪のないクラスをめざしましょう。そのために協力します。」と言った。

   「君を守り隊」のようなものをつくって、クラスのみんなを守るということが大切だと思う。

 (4)我が子が仲間はずれにされた時、母親として、「どうにかして仲間に入れてもらわなければいけないね。」「仲間はずれにした子に先生から注意してもらわなければならないね。」と言うのではなく、「そんな仲間外しをするような人と親友になっちゃいけないよ。」と私は言う。

   「寂しいというのは決して悪いことではない。意に沿わない人に頭を下げて友だちになってもらう必要はない。」と教える。

    「先生の前では『良い子』ぶっていて、陰で仲間外しのようなことをするような人になってはいけない。

    そんな『良い子』になるのではなくて、誰とでも仲良くする、仲間はずれにあっているような子とも仲良くする、そんな『良いヤツ』になれ。」と教える。

 (5)嘘をつくことは良くないけれども「うそも方便」という言葉がある。

    この「方便のうそ」というのが大事なときもある。たとえば、友だちを守るためにつく嘘。こういう嘘は叱ってはいけない。

    よく聞いてあげなくてはいけない。

    「友だちを守ると思ってついた嘘でも、実際はその嘘は友だちを守ることにはならない」という場合もあるが、それでも叱るのではなく、それは「方便のうそ」にはならないことを教えれば良い。

 (6)子育てにおいては、親が背中を見せることが大事。

   「人間って、こんなに優しくなれるのだ、ここまで優しくできるのだ」ということを、まざまざと見せることが大事。

    「謝るべきときには潔く謝る」姿を見せることも大事。

               「その6」につづく

     本日の記事は以上です。

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