2021年11月アーカイブ
3年生 宿泊学習 in千葉 2日目
3年生 宿泊学習 in千葉 1日目
3年生の子どもたちは宿泊学習で千葉県をおとずれています。
11月22日 月曜朝会
皆さん、おはようございます。一日一日と寒さが厳しくなってきていますね。風邪などひかずに元気にしていますか。
明日は「勤労感謝の日」です。今年最後の祝日です、皆さんで祝いましょうね。
さて、勤労感謝の日と聞くと、一生懸命に働いているお父さんやお母さんに「お疲れ様」と感謝をする日だと思っている人も多いのではないでしょうか。
その考えは間違いではありませんが、本来の「勤労感謝の日」のあり方は少し違うところにあります。
勤労感謝の日は、今から73年前の1948年に国民の祝日として決められました。
元々11月23日は、新嘗祭(にいなめさい)という宮中の祝い事が行われていました。
新嘗祭とは、五穀豊穣を祝う日本古来の風習で、収穫した農作物を天皇家の祖先や神々にお供えするという事で、1300年前に書かれた日本書紀にも記されている我が国の伝統行事です。
五穀豊穣とは、米、麦、粟(あわ)、豆、黍(きび)で、食生活に欠かせない大切な作物のことで、これらが豊かに実ることをいいます。
現在でも11月23日になると天皇陛下自ら、その年にできた農作物を神様に供える習わしが続いて、全国の神社などでも同様に行われています。
特に有名なのが伊勢神宮や明治神宮で催される新嘗祭です。
伊勢神宮の新嘗祭は、年間行われる行事の中で最も重要だとされるほどの特別な儀式となっているそうです。
毎年多くの観光客が訪れ、その年に収穫した新穀を神様にお供えしています。
では、なぜ「新嘗祭」が「勤労感謝の日」になったのか。それにはわけがあり、日本は、1941年12月から始まった太平洋戦争で大きな打撃をうけ、1945年8月15日に終戦を迎え敗戦国となりました。つまり戦争に負けたわけです。そして、日本は戦争の相手国に占領されたのです。これが、今から76年前のことです。上級生は歴史で学んでいるので詳しい人もいることでしょう。
その後、東京に置かれた連合国最高司令本部(GHQ)の指導により、日本の古くからの習慣を新しいものに変えるため、「勤労感謝の日」としてスタートしたのです。
新しくなった日本国憲法にも国民の三大義務が示されていて、このうちの一つに「勤労の義務」が示されています。
そして「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」と法律に書かれているように、「勤労感謝の日」とは、働くことの大切さと、多くの人々の一生懸命に働く姿に対し、国民同士が互いに感謝を示し合う日だということになったわけです。
下級生には少し難しいお話になりましたが、おうちに帰ってお父さんお母さんからも聞いてくださいね。
本校ではこの後、「感謝の集い」が行われます。これは、皆さんが登下校や学校生活を行っている、学校周辺地域の皆さんへ、日頃からお世話になっていることへ感謝し、そのお礼として奉仕活動を行うものです。
あわせて、今お話ししたように近隣で働く皆さんの勤労に感謝するという気持ちも込めて奉仕活動にあたって欲しいと思います。
もし、声をかけてくれる人がいたら「お仕事お疲れ様です」とお返事ができたら素晴らしいですね。
そして、家に帰ってからは、おうちの人にも「お仕事お疲れ様」と感謝の気持ちを伝えてあげられるといいですね。
それでは、校外に出る学年もありますから、交通事故などに遭わないように先生方の指示をよく聞いて、有意義な奉仕活動ができるように取り組んでください。
オリンピック トーチについて
この度、卒業生の保護者様のご厚意で2020東京オリンピックのトーチをお借りすることができました。
コロナ禍で実際にトーチを持って走ることはできなかったそうですが、イベントでお使いになったトーチを持ってきてくださいました。
また、トーチを握る部分に突起がついていて、そこを握るとちょうど正面にオリンピックのマークがくるように工夫されていることも教えていただきました。
間近で実際のトーチに触れる機会は子どもたちにとって、たいへん貴重な体験となると思います。本当にありがとうございました。ていねいに扱い、子どもたちと楽しませていただきます。
11月8日 月曜朝会
皆さん、おはようございます。先週は入試が行われたことから、四日間の自宅学習がありました。2回目の秋休みのようだったのではないでしょうか。
土曜日の引き取り訓練は無事に自宅につくことができましたか。大きな災害に備えての訓練でした。通学路の危険箇所は必ず確認をしておいてください。
今週は、「漢字書き取り大会」や「実力テスト」「実力判定テスト」など大切なプログラムが控えています。休み中にしっかりと準備をしておくようお話ししましたが、大丈夫ですね。もし、まだ心配があるのであれば、実施当日までもう一度頑張ってみましょう。
皆さんがお休みしていたこの4日間に、今年度の入試と合格発表が行われました。今年から入試の回数を3回に変えましたが、過去最多の志願者、受験者が集まった、大変厳しい入試となりました。
この厳しかった入試を突破した、新しい仲間が来年4月に入学してきます。この数日は、保護者の方が、入学手続きのため受付においでになることと思います。お会いすることがありましたら、丁寧な挨拶でお迎えしてください。そして、「都市大付属小学校のお兄さんお姉さんは、きちんとしているな。」と教えてあげてください。皆さんの後輩となる方々です。よろしくお願いします。
さて、先週の朝会では11月を「しもつき」と呼ぶことについてお話ししました。
また、もうすぐ冬の訪れを意味する「立冬」になることも伝えました。憶えていますか。
今年2021年の立冬は、昨日11月7日でした。この日を境に冬に向かっていきます。朝晩の気温もさらに低くなって、木枯らしが吹いたり、霜月の名前になった初霜が降りたりと、冬の気配が見え隠れするようになります。立冬とは、冬の季節が始まる日なのですね。
ちなみに、立冬の「立」には新しい季節という意味があり、他には「立春」「立夏」「立秋」と、それぞれ季節の初めとなっています。
参考までに・・・来年(2022年)のも、11月7日、今年と同じ日ですが、毎年同じでは無いということを知っておいてください。
ところで、立冬にも夏のウナギのような食べ物はあるのでしょうか?
この時期は、昼と朝晩の気温の差が激しくなります。風邪や体調不良になる人も出やすくなります。
健康は食事からと言いますね。日本には、土用の丑の日の「うなぎ」や「しじみ」、七夕の「そうめん」のように、その時期に食べると良いとされる行事食が多くありますが。
では、「立冬」にも何か特別な食べ物があるのでしょうか。
「立冬」には残念ながら行事食はありませんでした。夏の「立夏」でもそうでしたが、季節の旬のものを、季節にあった調理法で食べることで、季節を乗り切ろうというものがありました。「立冬」の場合は、これから迎える寒い時期に、体の温まる温かい料理で備えようということですね。
ここで、ある管理栄養士の方のコメントを紹介します。
身体の冷えは代謝や免疫力を低下させると言われていますので、寒い冬を乗り越えるためにも、身体を温める効果のあるものを食べると良いと言うことです。
では、その他の体を温めるのみとても良いとされている食べ物を次にあげます。
生野菜は、体を冷やす効果があるので、暖かい調理法で食べるのがいいですね。それでは、これからの寒い冬は、身体を温める食材を取り入れて、健康維持に備えていきましょう。
けれども、食べるのは、体を温める食材だけ!と決め付けることなく、バランスの良い食事を心がける事が大切ですから、おうちの人と良くお話をして楽しくおいしいご飯を食べてくださいね。
それでは、今日の話を終わります。
「2022年度 入学考査」が終了しました。
立冬を迎え、冬らしい朝晩の冷え込みを感じるようになりました。保護者の皆さまにおかれましてはご健勝のことと存じます。
令和3年11月2、3、4日に2022年度入学考査を実施いたしました。この間、児童の皆さんには自宅学習をしてもらいました。今週は「漢字書き取り大会」や「実力テスト」「実力判定テスト」が行われますので、少しは準備に充てられたのではないかと思います。
さて、受験生の皆さん、保護者の皆さま、この度は本校をご受験いただき有難うございました。今年度は、初めて考査日を二日から三日にいたしました。これは、試験日の選択肢を増やすことで、受験生が受けやすくすることを目的としての変更でした。考査内容については、例年に倣い、個人考査、集団考査、保護者面接といたしました。今年度の結果から申しますと、過去最多の志願者数並びに受験者数を集めての入試となりました。大変厳しい入学考査となりましたが、ご協力いただきました皆さまには感謝申し上げます。
合格された皆さん、おめでとうございます。来年4月からは、本校児童として、元気よく登校してくれるのを今から待ち遠しく、何よりも嬉しく思っています。教職員一同楽しみに待っています。また、今一歩及ばなかった皆さんには、ご期待に沿えず申し訳ありませんでした。今後のご活躍をお祈りしています。