2021年7月アーカイブ
「進学相談会」に参加いただき有難うございました。
本校では、7月20日(月)、21日(火)の両日に、進学相談会を実施いたしました。
コロナ禍ではありましたが、安全対策を行ったうえで、受験生、保護者の皆さんに来校いただき、実際に試験監督者を前にしての入試の体験していただきました。その後、監督者による入試問題の解答と解説が行われ、入試時に注意することなどをお伝えしました。参加のお子さまたちは、正解するごとにとても嬉しそうにしていました。
また、相談コーナーでは、受験生、保護者の皆さま方からの学校生活や通学、授業の様子などの質問に、本校の教員がお答えさせていただきました。
これまで、新型コロナ感染症の感染防止の観点から、受験を希望されるお子さま方を学校にお呼びすることができませんでしたが、やっと校内をお見せすることができ、少し胸をなでおろしたところです。ご来校いただきました皆さまには、私ども学校関係者一同、心より感謝申し上げます。
11月の入試に向け、本校ではこの後も各種説明会を行ってまいります。ご参加、ご利用いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
また、多くの皆さまから本校に対しまして、激励のお手紙をいただきましたこと重ねて御礼申し上げます。有難うございました。
7月19日 Summer vacationセレモニー
皆さんおはようございます。先週末には関東地方でも梅雨も明け宣言が出され、いよいよ、本格的な暑い夏を迎えることになりましたね。
先週の朝会でお話した暦の上での「大暑」です。覚えていますか。
そして、皆さんにとって、待ちに待った長い夏休みが明日から始まりますね。
なんだかあっという間に夏休みがきた気がしますが、それでは今日までの、1stステージを少し振り返ってみましょう。今年も、新型コロナ感染症への予防のため、授業を短縮したり、皆さんがとても楽しみにしていた遠足や宿泊行事が延期にしたりと、色々と変更がありました。計画したことができずに、私たちもとても残念な気持ちでいっぱいでした。
秋以降、コロナが落ち着いてきたら、ぜひ、実行したいと思っています。ですから、皆さんもその時まで、気持ちを落とさずにいてください。
そのような中でしたが、5月29日には運動会をやりましたね。感染防止のために、種目やルール、応援の方法などを変更したりしましたが、2年ぶりにとても楽しく盛り上がって終えることができました。先生方も一生懸命でしたが、リーダーの皆さんの努力は勿論のこと、全校児童が良く協力して取り組んでくれたから成功することができました。本当にやって良かったです。しかも、大きなケガや事故も無く、とてもよい運動会となりました。私としては、4月からの4か月の中での一番思い出深い出来事でした。
さて、明日からの夏休みですが、何もしないでいるとアッという間に終わってしまいます。長い休みですから、色々なことができますね。ひとり一人、しっかりと休み中の計画を立てて実行してみてください。特に、勉強面では、1stステージで、やり残してしまったり、つまずいてしまったりした所を見直すこともできますね。半年後に中学受験を控えている6年生には、目標校を目指してじっくりと腰を据えて取り組む、いい時間になります。決して焦らないように。慌ててやって良いことはありません。周囲に振り回されないよう、この夏を計画通りに制覇できたら、秋以降大きく伸びていきます。頑張ってくださいね。
それから、勉強ばかりではなく普段できない運動をするなど、体を動かすことも忘れないでください。毎朝の散歩でもいいんですよ。9月に入ると、上級生には水泳大会も予定されています。
今週、23日?8月8日には東京オリンピックが行われます。日本で行われる夏季オリンピックとしては57年ぶりの開催です。折角の大会な新型コロナが無ければ、昨年実施されていたところですが、1年延期しての今年の開催となりました。のですが、コロナの影響で首都圏では無観客で競技が行われるなど、選手やスタッフにとっても、応援する人々にとっても残念な状況です。私たちの小学校も日本武道館での空手観戦を諦めることとなりました。関係する全ての人々への、安全と健康への配慮からですので、私たちも協力をして、自宅でのテレビ観戦で選手を応援していきましょう。
それでは最後になりますが、夏休み中にケガや事故に遭わないように、危険なところには近づかない、危険なことはしない、知らない人には誘われても絶対についていかないなど、しっかりと守って楽しい良い夏休みにしてください。
2ndステージ、オープニングセレモニーに全員がそろって登校してくることを、楽しみに待っています。
7月12日 月曜朝会
皆さん、おはようございます。このところすっきりしない梅雨空が続いていますが、
皆さんの体調管理は大丈夫ですか。
季節の変わり目はどうしても体が重く感じたり、気分がスッキリしなかったりします。梅雨明けもあと1・2週間ほどでしょうか。丁度、夏休みに入る頃までの辛抱です。健康第一に過ごしてください。
さて、はっきりしない天気でしたが、先週の七夕の夜はどうでしたか。
織姫と彦星の出会いを見ることができたでしょうか。昼頃には青空も出ましたから、場所によっては星空が見えたところもあったことと思います。
短冊に書いたみんなの願いが届くといいですね。
今朝は、梅雨のことに少しふれましたので、これから真夏に向かうこの季節についてお話します。
季節を表す暦には、昔から二十四節気(にじゅうし せっき)というものがあります。
1年のうち、最も昼の長い日を夏至、最も昼の短い日を冬至、昼と夜の長さが同じ日を春分・秋分とし、それぞれを春夏秋冬の中心に置き、これを24に分けたのが「二十四節気」です。
日本では、平安時代から使われている暦で、もともとは古代中国で農業の目安として作られたものです。今から2200年?2800年ほど前の「春秋戦国時代」(BC.770?BC.221)作られたと言われています。
古代中国では暦として月の動きをもとに「太陰暦」が使われていましたが、これですと実際の季節とズレが生まれてしまうため、太陽の位置を元に1年を24等分にして農作業に生かしてきました。
日本がこの二十四節気を暦の中に取り入れたのは、約1200年前の平安時代です。ただ二十四節気だけでは日本の気候の説明には足りないので、「雑節」(ざっせつ)というものを設けました。雑節には、みんなもよく耳にする、節分・彼岸・八十八夜・入梅・半夏生(はんげしょう)・土用・二百十日などがあり、このうち彼岸や節分は現代の日本でも行事として残っていますね。
さて、6月の朝会で「夏至」について話しました。それから日時が進み、今年は、丁度七夕だった、7月7日に二十四節気の「小暑」を迎えました。現在の暦で7月6日から8日ごろになっています。「暑」とは「炎熱」の意味で「小暑」は、「この日を境にどんどん暑くなっていく」という季節です。
そして、夏の最後の節気は「大暑」で、現在の暦では、7月23日か24日ごろ。
今年は7月22日に大暑を迎えます。この季節は、ちょうど一年で最も暑い日となり、猛暑が続いていきます。
さあ、それではこの暑い時期に食べるものにはどのようなものがあるのか上げてみましょう。七夕には、そうめんが行事食であることを皆さんは知っていますね。
では、この小暑の時期の食べものはいったい何でしょうか。
実は、小暑や大暑では、行事食は決まっていません。ですが、代表はやはりウナギでしょう。その他には、この季節に採れる野菜や魚などを食べることが好まれていたようです。この時期のウナギについては諸説ありますが、今では慣習にもなっています。
そして、次の大暑でもこの時期に採れる海の幸や、野菜などが食べるとよいとされています。
小暑から大暑へ、そして秋の訪れを知らせる「立秋」までは、とても暑い日が続きますから、夏バテにならないように、栄養のあるウナギやてんぷらを食べて、夏を乗り切ろうという人々の思が今も続いているのですね。
最後に、夏を快適に過ごす工夫を少し紹介しましょう。
まずは、体温を下げる食べ物を食すことで涼をとることができます。
それは、スイカやキュウリ、冬瓜(とうがん)などのウリ科の野菜です。これらには、体の熱を下げる効果があるとされています。また、バナナ、パイナップル、メロンなどの南の国の果物にも同じ効果がありますから、暑い日には、ぜひ食べてみてくださいね。
次に、暑さを防ぐ工夫ですが、エアコンばかりでなく次のような工夫もしてみてはどうでしょうか。
水が蒸発するときの気化熱(きかねつ)を利用したり、直接冷やしたり、さらに涼しげな色や音などで気持ちを落ち着かせたりすることもあります。
ただし、高温の部屋の中に長い時間いては、熱中症にかかってしまいますので、上手にエアコンを使ってください。
これから本格的な夏に向かっていきます。皆さん色々な工夫をして、暑さから体を守り、健康で楽しい夏を過ごしていきましょうね。
それでは、今日のお話を終わります。
7月5日 月曜朝会
皆さんおはようございます。いよいよ夏本番の7月に入りました。今月の後半には梅雨も明けることと思います。
そうすると夏休みがやってきますね。あと2週間頑張っていきましょう。
さて、今日5日と7日は、6年生にとってとても大切は第1回実力テストです。
ここまでしっかりと準備をしてきたことと思います。肩の力を抜いて、落ち着いて試験に取り組んでください。終わってからも必ず見直しをすること。時間いっぱいまであきらめずに頑張ってください。
また、4,5年生にも実力判定テストがありますね。現在の自分の力がどのくらい付いているかをしっかりと確認してください。得意なこと、不得意なこと、やり残していることなど
1年後、2年後に達成できるようにしていってください。
それでは、「試験に向かう心構え」について今日話します。
先ずは、試験の時に、「緊張しない人なんていない」んです。
だから、無理に「緊張しちゃダメだ」と思うのではなく、「緊張するものだ」と割り切ってみましょう。気持ちが少し楽になりますよ。リラックスしたもの勝ちです。
次に、「前向きに」考えること。
何か1つでも不安に感じると、あれもこれもと、心配事がどんどん増えていきます。でも、それはみんな同じです。不安を引きずっていると、本番で本当の実力を発揮できません。
前向きな気持ちで過ごしてください。失敗したと悔やむのは、試験が終わってからしてください。最後の最後に頼れるのは、自分自身ですよ!ガッツポーズをしている姿を想像しながら、試験中は頑張ってみよう。
3つ目は、「あきらめない人が勝つ」です。何より大切なのは、あきらめないこと。ありふれたことですし、何度も言われているかもしれませんが、試験時間の最後、鉛筆を置くまで粘ること。常にこの気持ちを忘れずに、試験に向かう習慣をつけていこう。最後まで結果はわかりませんから、全力で挑んでみてください。
さて、話は変わりますが、7月7日は七夕の日です。この日には、日本全国各地で「七夕まつり」が開催されます。そして、短冊に願いごとを書き記し笹の葉に結ぶなどをして、願い事をします。
学校では、先週の土曜日に児童会が七夕祭りを開いてくれましたね。
皆さんのおうちでは、7日に改めて七夕をすることでしょう。
この七夕は、ひな祭りや端午の節句と同じ、五つの節句のうちの一つなのです。
1月7日には七草がゆ、3月3日のひな祭りでは、はまぐりのお吸い物、ひし餅、ひなあられなど、5月5日の端午の節句には柏餅、ちまきなどを食べるのは皆さんも経験していると思います。
では、七夕では何を食べるか知っていますか?
あまり食べるとう話しを聞いたことがありませんが、七夕にもこの日に食べるものがあるのです。さあ、何でしょうか。
では、お答えします。七夕で食べるのは、なんと「そうめん」なのです。
そして「そうめん」が七夕の行事食であるというのはちゃんとした由来、起源があり、地域によっては慣習として今でも続けられているのです。
日本には、節句にその季節の旬のものを食べて、邪気をはらったり無病息災、健康願う習慣が多く存在したりします。
そうめんが七夕の行事食になった時代は、なんと奈良時代です。
奈良時代には、都の中心では習慣化され、七夕にそうめんを食べるように定められてられていたそうです。
当時は今のようなそうめんではなく、小麦粉と米の粉を混ぜて作られたものだったようですね。七夕そうめんの歴史は非常に古いのです。
また、そうめんには色付きのものがありますが、「青・赤・黄・白・黒」の五色には厄除けの効果があると考えられていて、童謡の「たなばたさま」の歌詞にも「五しきのたんざく」という言葉にあるように、色とりどりの短冊に願いを書くようになったのでしょうね。
今日は、七夕の行事食「そうめん」の話をしましたが、この時期暑くなってきて、さっぱりと食べたるには一番の食材ですね。良かったら七夕の夜は家族で食べてみてください。
では、上級生の皆さんテスト頑張ってください。今日のお話を終わります。