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7月5日 月曜朝会

皆さんおはようございます。いよいよ夏本番の7月に入りました。今月の後半には梅雨も明けることと思います。

そうすると夏休みがやってきますね。あと2週間頑張っていきましょう。

さて、今日5日と7日は、6年生にとってとても大切は第1回実力テストです。

ここまでしっかりと準備をしてきたことと思います。肩の力を抜いて、落ち着いて試験に取り組んでください。終わってからも必ず見直しをすること。時間いっぱいまであきらめずに頑張ってください。

また、4,5年生にも実力判定テストがありますね。現在の自分の力がどのくらい付いているかをしっかりと確認してください。得意なこと、不得意なこと、やり残していることなど

1年後、2年後に達成できるようにしていってください。

 

それでは、「試験に向かう心構え」について今日話します。

先ずは、試験の時に、「緊張しない人なんていない」んです。

だから、無理に「緊張しちゃダメだ」と思うのではなく、「緊張するものだ」と割り切ってみましょう。気持ちが少し楽になりますよ。リラックスしたもの勝ちです。

 

次に、「前向きに」考えること。

何か1つでも不安に感じると、あれもこれもと、心配事がどんどん増えていきます。でも、それはみんな同じです。不安を引きずっていると、本番で本当の実力を発揮できません。

前向きな気持ちで過ごしてください。失敗したと悔やむのは、試験が終わってからしてください。最後の最後に頼れるのは、自分自身ですよ!ガッツポーズをしている姿を想像しながら、試験中は頑張ってみよう。

 

3つ目は、「あきらめない人が勝つ」です。何より大切なのは、あきらめないこと。ありふれたことですし、何度も言われているかもしれませんが、試験時間の最後、鉛筆を置くまで粘ること。常にこの気持ちを忘れずに、試験に向かう習慣をつけていこう。最後まで結果はわかりませんから、全力で挑んでみてください。

 

さて、話は変わりますが、7月7日は七夕の日です。この日には、日本全国各地で「七夕まつり」が開催されます。そして、短冊に願いごとを書き記し笹の葉に結ぶなどをして、願い事をします。

学校では、先週の土曜日に児童会が七夕祭りを開いてくれましたね。

皆さんのおうちでは、7日に改めて七夕をすることでしょう。

この七夕は、ひな祭りや端午の節句と同じ、五つの節句のうちの一つなのです。

 

17日には七草がゆ、3月3日のひな祭りでは、はまぐりのお吸い物、ひし餅、ひなあられなど、5月5日の端午の節句には柏餅、ちまきなどを食べるのは皆さんも経験していると思います。

では、七夕では何を食べるか知っていますか?

あまり食べるとう話しを聞いたことがありませんが、七夕にもこの日に食べるものがあるのです。さあ、何でしょうか。

 

では、お答えします。七夕で食べるのは、なんと「そうめん」なのです。

 

そして「そうめん」が七夕の行事食であるというのはちゃんとした由来、起源があり、地域によっては慣習として今でも続けられているのです。
  
日本には、節句にその季節の旬のものを食べて、邪気をはらったり無病息災、健康願う習慣が多く存在したりします。

 

そうめんが七夕の行事食になった時代は、なんと奈良時代です。

奈良時代には、都の中心では習慣化され、七夕にそうめんを食べるように定められてられていたそうです。

当時は今のようなそうめんではなく、小麦粉と米の粉を混ぜて作られたものだったようですね。七夕そうめんの歴史は非常に古いのです。 

 

また、そうめんには色付きのものがありますが、「青・赤・黄・白・黒」の五色には厄除けの効果があると考えられていて、童謡の「たなばたさま」の歌詞にも「五しきのたんざく」という言葉にあるように、色とりどりの短冊に願いを書くようになったのでしょうね。

今日は、七夕の行事食「そうめん」の話をしましたが、この時期暑くなってきて、さっぱりと食べたるには一番の食材ですね。良かったら七夕の夜は家族で食べてみてください。 

では、上級生の皆さんテスト頑張ってください。今日のお話を終わります。

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