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○韓国で絵本を作ってきた/クイズ八咫烏(やたがらす)            ○口と足で描く世界の絵画展

(校長発:平成24年9月11日火曜)

 日中はまだまだ残暑旺盛ながら、朝夕はしのぎやすくなってきて、富士山が見える季節になってきましたね。 昨夕、用あって事務長さんといっしょに日野方面に車を飛ばしたのですが、中央高速から西日に映える富士のシルエットを拝むことができました。

 今朝の出勤途上でも富士山を見ることが出来たので、学校に到着するとすぐに6年生教室の廊下までのぼったのですが、もう水蒸気が雲霞(くもがすみ)となって富士の姿をおおいかくしていました。

 がっくりしている私に声をかけてきたのが、6年生のM君。

 「校長先生、クイズに答えてください。」 

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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(つづき)

クイズを作りながら社会科の受験勉強をしているのだそうです。お父さんの博学を尊敬していて、お父さんがクイズでいろいろと教えてくれるのが好きなのだそうです。それでクイズを作るのが好きなのだとか。こういう勉強の仕方も「あり」ですね。

 自分で作ったというクイズはどんなクイズだろうと興味津々(しんしん)たずねると、

「神武天皇は今のどこの都道府県からやってきたでしょうか?」

というものでした。

「宮崎県だよ」と答えると、びっくりされてしまったので、「校長先生も宮崎県出身だよ」というと再度びっくりされました。

二問目、「三本足のカラスが神武天皇を大和に案内しましたが、今の都道府県のどこから大和まで案内したでしょうか?」

うーーん、神武天皇が背中に太陽を背負って大和に攻め上ったという神話だから、紀伊半島の南部から入ったんだよねえ、だから、和歌山・三重・奈良のどれかだなと思いつつ、「奈良」と答えると、ぶー!はずれと言われました。 そして教えてくれた答は「熊本県」・・・いやあ違うよなあ、でも、熊本県から連れて行ったということがあるかも・・・と自信がなくなり、そのまま別れました。

校長室にもどって、はたと気が付きました・・・「熊野地方」と「熊本県」を混同したのだね・・・。あとで教えてあげなければ・・・・・・ その場で正しく教えてあげられなかった私も反省致します。

 熊野地方は和歌山南部と三重南部で「奈良」ははずれており、いずれにせよ私もはずれでした。これまた反省。

    ※ちなみに三本足のカラスは八咫烏(やたがらす)と言います。

     「勝利に導くカラス」ということでJリーグのマークにとりいれられています。
     全国にある「熊野神社」の社紋ももちろん八咫烏(やたがらす)。

     私の前任校の近くにも熊野神社がありましたが、日韓ワールドカップのときに
     外国人選手もお参りに来ていました。

【韓国で童話絵本を作ってきた】

本年の2月6日付記事で、当時3年生のY君が、全国青少年読書感想文コンクール第二席(文部科学大臣奨励賞)に輝いたことをお知らせしておりますが、Y君の文部科学大臣表彰をたたえ、この夏休み中、「日中韓子ども童話交流2012」という催しに招待されました。

日中韓のこどもたちが共同で一つの童話絵本を作り上げることを主たる目的にした交流会ですが、8月17日から一週間の「韓国の旅」に行ってきたことを詳しく報告にきてくれました。

  ↓ Y君。手に持っているのは、この交流会で作成した童話「色を見つけた虹」。 

20120910at-kankoku01.jpg

 絵本をスライドショーにしましたので、ご覧ください。日中韓10名の子による合作です。題名は日本語では「色を見つけた虹」ということです。

          ↓ 

2012-08-jpn-chn-kor-book.wmv 

↓ 出発式の写真も提供してくれました。 

20120910at-kankoku03.jpg

↓ こちらは、韓国での交流会のようす。ひとりひとりが灯篭(とうろう)を作って木をかたどったオブジェにぶらさげる様子です。

20120910at-kankoku02.jpg

Y君は大変貴重な体験をしてきましたね。 それに加えて日中韓三国の懸け橋(かけはし)となる交流に敬意を表します。

【案内:口と足で描く世界の絵画展 in 有楽町:東京国際フォーラム】

絵を描きたくても身体障碍(しょうがい)のため手が使えず、口と足でしか描けない人々の絵画展がちかぢか開かれます。

下のポスターでご案内いたします。

2012-0913-art-kuchi to ashi de egaku.jpg

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コメント(1)

昨日、父からこのブログに弟の話が出ていると聞き、とても驚きました。UPありがとうございます。


弟の誤解は、父の方から訂正いたしました。わざわざ教えてくださり、ありがとうございました。

卒業してから、弟の学校生活を知ることがあまりなかったので、とてもいい機会になりました。

私も、近々小学校に遊びに行かせていただきます!

これからも、よろしくお願いします。