折り句第三作/夏休み生活展(61)
(2月22日校長発)
きょうは、本年度第二回計算力大会でした。ようすを見に行けませんでしたが、みんな頑張ってくれたことと思います。
きょうは、折り句をお読みください。以前にも11月19日と11月26日に作りましたが、きょうのは、計算力大会のように勉強もするいっぽうで、都市大小学校の子供には人をやさしく包む優しさをもってほしいという思いを込めて作った折り句です。
また、きょうの折り句は、各行の先頭ではなく第二文字に「とうきょうとしだいがくふぞくしょうがっこう・・・東京都市大学付属小学校」を折り込んであります。
おとにきこえし (音に聞こえし)
こうけつな (高潔な)
いきなだんじと (粋な男児と)
きよらかなじょし (清らかな女子)
もうべんきょうもするが (猛勉強もするが)
ひととしてのみちも (人としての道も)
けしてわすれぬ (決して忘れぬ)
けたかきこころをもちて (気高き心持ちて)
あいとやさしさを (愛と優しさを)
ふかくまなび (深く学び)
よくいきよう (良く生きよう)
さふらんのはなのごとく (サフランの花のごとく)
そそとさきつつも (そそと咲きつつも)
やくどうするよろこびを (躍動する喜びを)
おしみなくあふれさせ (惜しみなくあふれさせ)
こよなくすみわたり (こよなく澄みわたり)
おうせいにわきいずる (旺盛に湧きいずる)
ふかきいずみのように (深き泉のように)
せつなさにくれるともをつつみて (切なさに暮れる友を包みて)
こことしだいしょうにて (ここ都市大小にて)
まうこどもたち (舞う子供たち)
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
今日の写真は夏休み生活展のみです。
【夏休み生活展(61)】
作品第102:僕のクルーザー
↓ 「僕のクルーザー」と題されています。僕が作ったんだぞという喜びあふれる題名ですね。設計図も付されていて、その設計図の表紙には、お風呂で浮かべた写真が貼られています。
↓ これが設計図。フリーハンドではなく、定規を使って設計してくれたらなあと思いました。
↓ しかし、設計図は雑に描かれているのに、寸法通りに材料を切って組み立てると、ご覧のように大変立派なクルーザーの出来上がりなのです。すごいなあ。
この仕上がりに免じて、設計図の大雑把さは許しましょうか?・・・いや、やっぱり設計図が丁寧に描きこまれていたら、入選していたかも・・・と思うと、やっぱり残念です。
小言はそのぐらいにして、立派につくられたクルーザーを見ていくことにしましょう。
↓ 真上からみた平面の形。幾何学模様のように丁寧に作られています。
↓ 先頭の丸いボッチにご注目。赤く点滅するのです。
↓ 中はどうなっているんだろう?と失礼して、船首を手にするとはずれました。IT電池が埋め込まれていて、点滅する仕掛けにしてあるんですね。へえ。
↓ びっくりした! 船体からはずしているのに、ぴかぴかと点滅します。・・・電池は船首についているから当たり前ですよね・・・びっくりした私がバカだ(笑)。
↓ 正面と背面から。美しいフォルムです。スクリューも二基ついていて速度も速そうですね。
↓ 斜め後ろと斜め前からも撮影してみました。格好いいですね。舵(かじ)も立派なしつらえです。
私も小学生のころ、潜水艦やら船やら作るのが好きで、風呂場や川などに持って行って浮かべましたが、私のつくるものよりはるかに上等です。・・・考えたら、私は設計図など描かないで作っていたから、上の作品のように上手にできるわけがない。
それを考えると、この作品は設計図を描いたという点で合格したようなものですね。
でも、どうせ設計図を描くんであれば、定規を使いましょうね。・・・「校長よ、褒めながら最後にまだ言うか」という声が聞こえてきました。(笑) ごめんなさい。