七夕集会(その1)
(7月3日校長発)
もうすぐ七夕ですね。
本校では何十年と「七夕集会」を開いています。本校は東横小時代から子供の心をはぐくむ行事は大事にしてきましたから、七夕集会の伝統も、きっと創立以来のことだと思います。
例年、玄関の笹飾りは、七夕の日を迎えるかなり早くから行ない、集会そのものは七夕のイブを迎える6日に開くことにしています。
ところが、本年はその6日が、東京私立初等学校協会主催の「教員半日研修」の日にあたりました。せわしない一日となるために、日を繰り上げて本日の開催といたしました。
一年生にとっては本校で初めて経験する七夕集会です。そして私も話には聞いて知っていたものの経験するのは初めて。初体験の感想は、大変楽しく構成された意義深いものでした。
- 先生たちがこの日のために大きな笹竹を近所からもらってきて玄関に据え付けた写真は、次の日付の記事の最後に掲載しております。
(今日の記事の続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
ところで、玄関に飾ってある笹飾りと今日の集会の写真、100枚ぐらいにのぼります。そのうちから、「先生ブログ」掲載するため整理したものだけで、50枚になりました。
私は、本日、七夕集会のあと、教頭先生と打ち合わせをした以外は、全部、写真の整理につぎこみました。それで今、夕方の5時半を迎え、この記事を書きはじめています。
そのぐらい、たくさんの写真を載せて、保護者の皆様にも、都市大小学校の七夕を迎えるために工夫のこらされた楽しい雰囲気をお伝えしたいと思うのです。
しかし、今日一日ですべての写真を載せたらパンクしますので、シリーズにしていきたいと思います。それで、見出しに(その1)をつけたというわけです。ご了解ください。
【七夕集会のようす:その1】
↓ 集会のまえに、アリーナをのぞきましたら、児童会役員の皆さんが、何やら仕掛けを作っていました。細く長い紐(ひも)を3本用意しています。これは何に、また、どのようにつかうのかは、あとで種明かしをします。
↓ さあ、いよいよ子供たちの入場です。吹奏楽部が「♪笹の葉さらさら 軒端(のきば)にゆれる♪」の曲を演奏してくれる中の入場。雰囲気がいやがおうでも盛り上がっていきます。
↑ 子供たちが手に持っているのは、願いを書いた短冊(たんざく)です。星形をつけて天に届くようにとの仕掛けです。
↓ さて、いよいよ開会。
児童会副会長の開式の言葉、そして、会長のあいさつです。
↑ 会長の挨拶は次のようなものでした。
「七夕は、一年に一度、織姫と彦星が会うことを許された日です。ふだん会いたいと思っても会えない二人が、神様から一年に一度、願いをかなえてもらって会える日です。そういうことから、私たちも七夕の日に織姫と彦星にお願いを届ければかなえてもらえると言い伝えられています。願いをかなえてもらえるよう、良い子の一日を過ごしましょう。」
なかなかに良く考えられた挨拶です。毎度毎度、感心させられます。私は一番最後に感想を述べる挨拶をしましたが、児童会長のあいさつにくらべて、自分の気持ちがしゅんとなります。私の話は後日に回します。
↓ つづけて、学年ごとに、床に横たえられていた紐(ひも)に星短冊を結んでいきます。私も結びつけました。
↓ さあ、全員が結び付け終わったところで、これをアリーナの天井たかく吊り上げていきます。
↓ どうやって吊り上げるのか。それは、ステージにひかえている児童会役員が、紐(ひも)の端をひっぱるのです。一番最初の写真は、このための仕掛けなのでした。
↑役員の皆さん、縁の下の力持ちの役回りもしなければならないとは、ご苦労様です。
でも、リーダーたるものは、縁の下の力持ちを買って出てこそ、本当のリーダーといえます。人の見えないところでも、人のためにしっかり働く...それが真のリーダーです。
↓ さあ、ご覧のように吊りあがりました。きれいですね。
三本の星短冊は、「天の川」をイメージしての演出だそうです。実に良い、まことに良い。
↓ 低学年の子たちも、仰ぎ見て(あおぎみて)大喝采(だいかっさい)でした。
それでは、続きは来週のお楽しみということにいたします。
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