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○【一部後日報告】全校朝会(折り紙ツリーの報告/「蜘蛛の糸」について
○【詳細報告】1月14日1年2年「もちつき」
○2年生「たくあん」取り出し
○1月14日同窓会(若桐会)役員会

(校長発:平成29年1月16日月曜) 晴れ 寒し(朝氷点下1度)


  ※先週土曜日(14日)同窓会(若桐会)の役員の皆様が会報編集でお集まりくださいました。
   魅力ある同窓会活動にして大勢の卒業生がつどう若桐会にしようと頑張ってくださっています。
   卒業生の皆さん、会報が届きましたら(まだまだ先になりますが)、よくお読みいただき、
   総会には多数ご出席願います。

 今朝も寒い日でした。温度計は氷点下を指していました。

 寒い日でしたが、全校朝会でこどもたちは本当に元気な声であいさつをしてくれました。
 教頭先生が「寒さを吹き飛ばす元気な声であいさつをしましょう」と声掛けをしたのですが、壇上にいる私がびっくりするほどの元気さでした。

 さすが都市大っ子です。

   また、この寒い中、2年生が「たくあん」を取り出しました。元気の良い2年生です。私も賞味させていただきましたが、店頭販売もできるのではないかと思うほど、上々の出来でした。本日、家に持ち帰ったことと思います。夕餉の食卓をにぎわしてくれたことと思います。

 寒気は日中、日が差してくるにつれて、ゆるんできましたが、まだまだ寒気団=冬将軍は居座るようです。お体に気をつけてお過ごし下さい。お隣の高校一年生では学級閉鎖が出ておりますので、とくに中学受験をひかえている6年生は厳重に警戒願います。


(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【【詳細報告】1月14日1年2年「もちつき」】

 フラッシュ動画でご覧ください。

     ↓ 通しで8分20秒 ほとんど大田先生撮影。最初のほうが1年生、あとが2年生です。
      一人ひとりのもちつきのようすを全員分おさめきることができていません。ご容赦願います。


 昨日の様子については1月14日ブログ記事をご覧ください。


【全校朝会(折り紙ツリーの報告/「蜘蛛の糸」について】

児童会からの折り紙ツリーの報告と写真等については後日詳細報告致します。

校長の話

 皆さんは芥川龍之介という小説家を知っていますか?大正時代に活躍した作家なので、もう百年前の方です。校長先生の年齢の人には身近な作家ですが、皆さんには遠い昔の作家かもしれない。

 芥川龍之介の作品に「蜘蛛の糸(くものいと)」というのがあるのだけれども、知っている人はどのぐらいいますか?(中学年以上では半数以上が手を挙げました。1年生2年生でも手を挙げた子がいました。)

 知らない人のために、あらすじを少しお話しします。

 お釈迦様、キリスト教ではイエス様、イスラム教ではアッラーの神のような方ですが、このお釈迦様は極楽にいらっしゃる、極楽とはキリスト教やイスラム教では天国のようなところだ。

 お釈迦様が極楽の池の底をながめていると、そこは地獄で、地獄は生きているときに悪いことばっかりしていた人が落とされるところだけども、地獄で多くの人がもがき苦しんでいる様子が見えた。

 その一人にカンダタという人がいて、ふとお釈迦様は「カンダタは生前、一つ良いことをしたことがあったな。蜘蛛(くも)を踏もうとしたときに、無闇な殺生(せっしょう)はしてはならないのだったと思い起こして、足をそっとはずして蜘蛛を助けてあげたことがあった、それに免じて助けてあげよう」と思われた。

 それで、極楽から地獄に向けて細い蜘蛛の糸をおろしてやられた。カンダタは降りてきた蜘蛛の糸をみて「これにつかまって上っていけば極楽に行けるかも知れない」と思って、一生懸命に上り始めた。

 もうすぐ極楽というところで、ふと下を見ると、大勢の地獄の人々が蜘蛛の糸にぶらさがって同じように上ってきていた。カンダタは重みで糸が切れるのではないかと不安になって、思わず「お前たちはすぐに降りろ!」と叫んでしまった。

 その途端だった。蜘蛛の糸は切れて、カンダタも地獄に舞い戻ってしまった。

 以上のようなお話です。自分のことしか考えない、人の幸せは考えない人はお釈迦様に助けてもらえないということです。

 私がなぜ、この「蜘蛛の糸」を思い出して、皆さんに話したかというと、お釈迦様は、目標に向かって頑張っている人には、その人が失敗を繰り返しても、そのたびに何度も「蜘蛛の糸」を降ろしてくださるという経験をしているからです。

 心が折れそうになるけれども、皆さんのためになることだから一生懸命に尽くそう、心が折れることなく頑張ろう、そう思っていると、アイデアが湧いてくる、あるいは手をさしのべてくださる方がいらっしゃる、そういう経験をしているからです。

 お釈迦様が差し出してくださった「蜘蛛の糸」のようなものです。くじけないで頑張るときには、何度でも蜘蛛の糸は降りてくる。私はそのように思っています。

 6年生の皆さんはあと二週間ほどで中学受験だけれども、みんなが栄冠をつかむまで応援します。どんなことがあっても心が折れることなく頑張ってください。そうすればお釈迦様、イエス様は必ず蜘蛛の糸を降ろしてくださる。頑張って下さい。

     本日の記事は以上です。

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