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○明日は教育懇談会です。お越しをお待ちしております。
○昨日の校長研修会「江戸イメージの転換」
○校長室来訪児童

(校長発:平成27年2月13日) 晴れのち曇り


      ※きょうも早めにアップしています。

  午前中は日も差し良い陽気でしたが、午後曇ってくると風も出て冷たい日になりました。6年生は来週、いよいよスキー教室も兼ねた卒業記念旅行で、亜寒帯の北海道旅行です。体調管理を十分に行って万全の態勢でのぞむようにして欲しいと思います。

明日は本年度最後の教育懇談会です。 朝から授業参観が始まりますので、よろしくお願い致します。

きょうも大勢のお母様方がご来校になっていましたので、 連日のご来校となる方々もいらっしゃいますが、どうぞ万障お繰り合わせのうえ、お越しくださいますようお願い申し上げます。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【昨日の校長研修会「江戸イメージの転換」】

東京学芸大学教授の大石学先生が講師として表題のテーマでご講演くださいました。

この正月から始まっているNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の時代考証をはじめ、数々の時代劇の時代考証家として夙に(つとに)有名な先生でいらっしゃいます。

私どもの世代は、時代劇といえばチャンバラでした。派手な立ち回りのない時代劇というものはありえませんでした。 ところが江戸時代のお侍は二本差しを帯びていても、決して刀を抜くことはなかったのだそうです。

「武器をひけらかす行為は恥ずかしい」ものという道徳観が武士階級にあったそうです。

「切り捨て御免」といって、無礼におよんだ庶民をその場で切り捨てても、お侍は罪に問われなかったということを歴史の授業で学んだものですが、実際には、無礼を働かれたということを証明できない限り、刀を抜いた侍が咎められる(とがめられる)決まりだったそうです・・・・・

・・・はなはだしい場合は刀を抜いたら死罪になる可能性もあったということですから、チャンバラのようなことはほとんどありえなかったと言います。

刀の二本差しのうち長刀は「お役目」を示すもの、短い脇差しは自決のためのものなので、両方共に通常は抜くことが目的になっていないということも教わりました。

このようなことをはじめとして、

・ 江戸時代という時代が平和愛好の時代であり、また女性も現代において思われているほど家に縛られていたわけではなく物見遊山などに出かけていたとか、

・ 寺子屋が全国で7万5,000ヶ所あったとか(現代の小中学校の数は3万3,870校)、

・ オランダ出島を通して来日する外国人や幕末の開国後に来日した外国人が異口同音に日本人の精神性の高さや識字率の高さを賞賛しているとか、

・ 日本のこどもたちは聞き苦しい言葉を口に出さない、平手や拳で殴り合うことはない、こどもとは思えない重厚な態度をたもっているとか、・・・現代っ子とは大違いです

以上のように、江戸時代のイメージ大きく転換するのに十分な講演でした。

興味のある方は大石学先生の次の著書をご覧ください。

    • 大石学「時代劇の見方・楽しみ方ー時代考証とリアリズム」(吉川弘文館、2013年)

    • 大石学「新しい江戸時代が見えてくるー『平和』と『文明化』の265年ー」(吉川弘文館、2014年)

【校長室来訪児童】

本当は明日にしようと思っていたのですが、と言いながら校長室に来てくれました。 

2年生のMMちゃん。2年生とは思えないぐらい、しっかりと敬語を使います。

MMちゃんは、 漢字書き取り大会で代表表彰したことがあるのですが、ちょうどそのときに限って、写真の保存に失敗し、 平成26年3月15日ブログ記事 で次のようにお詫びを書いたことがあります。 そのご当人です。

  • 本日の全校朝会の写真ですが、手違いで保存に失敗致しました。まことに面目ない次第です。

    漢字書き取り大会の表彰を行い、今回は満点賞が優秀賞よりはるかに多い好成績でしたから、表彰された子らにお詫び申します。まことに申し訳ないことです。

  ↓ MMちゃん。ここで漢字書き取り大会代表表彰の名誉を顕彰しておきたいと思います。

2015-0213-2nen-MM.jpg

     本日の記事は以上です。

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