文字サイズの変更

○全校朝会(漢字書き取り大会表彰式)
○第58回卒業式式辞

(校長発:平成26年3月15日土曜) 晴れ

 15日土曜日の卒業式を、保護者、来賓のご列席をあおいで盛大に挙行できましたこと、あらためて御礼申し上げます。 式後も、卒業生保護者の皆様には謝恩会を開いていただき教職員に心づくしのおもてなしを頂戴致しました。合わせて心より御礼申し上げます。

 中学校に進学されてから、大いなる飛翔を遂げられますことをお祈り致します。

  今回の卒業式から同窓会会長様にご来賓としてご列席いただくように致しました。

 そしてお祝いの紅白饅頭を同窓会として贈っていただくようになりました。記して感謝申し上げます。

  ※卒業アルバム委員の卒業生は、早速きょうから来校してくれ、アルバム編集作業をしていました。ご苦労様です。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

.

本日の全校朝会の写真ですが、手違いで保存に失敗致しました。まことに面目ない次第です。

漢字書き取り大会の表彰を行い、今回は満点賞が優秀賞よりはるかに多い好成績でしたから、表彰された子らにお詫び申します。まことに申し訳ないことです。

児童会のお知らせを掲載しておきます。

私の校長講話でも同じようなことを話したのですが、児童会役員の御二人の話は見事な内容でした。   

         ↓

 先週土曜日、6年生の皆さんが卒業してゆかれました。式において、在校生代表の5年生がみんなを代表して送辞を述べ、「卒業生のあとをしっかりと受け継いでいきます。」と力強く話してくれました。

 

 これから私たち在校生がしっかりとしていかなければなりません。

 

 みんな一つずつ学年が上がります。自覚を持ってがんばっていきましょう。

 

 また、これまで一年間お世話になった教室に感謝して、しっかりと後片付けをし、次の学年に渡せるように致しましょう。

【第58回卒業式の模様(とりあえずアップ)】

 業者による卒業式フル撮影の写真がまだ届いておりませんので、事務が撮影したもので、とりあえずフラッシュ動画にしてみました。当日の雰囲気は感じていただけると思いますので、ご覧いただきたいと存じます。

 その動画の中に「卒業記念品」の「大型製氷機」を入れてあります。58期卒業記念品としていただいたものです。昨今の夏場の暑さは従前にくらべて大変な暑さになっており、保護者の皆様から熱中症にかからないか心配だという声が寄せられることも多くなっています。

 それだけに、この卒業記念品をありがたく頂戴した次第です。ありがとうございました。

 フラッシュ動画のあとに、校長式辞を全文掲載致しますので、ご出席できなかった皆さん、お読みいただければと存じます。

        ↓ 1分半

<校長式辞>

六年生の皆さん、ご卒業おめでとう。
教職員を代表して、心よりお祝いを申し述べます。

 

式辞の始めに、保護者の皆様に 一言申し上げます。
思えば、幼い六歳の子を入学させてから六年間、かくも立派な少年少女として育てられ、今日の佳き日を迎えられたお慶びはいかばかりかと存じます。衷心よりお祝い申し上げます。

 

本日は、ご来賓に、

 

理事長代理また都市大学長代理として
湯本雅恵(ゆもと もとしげ)工学部長先生をはじめ都市大グループの方々、五島育英会本部の皆さま、学校評議員の皆さま、父母の会の皆さま、大勢の方々がお祝いにかけつけて下さっています。ご列席まことにありがとうございます。

 

6年生の皆さん、私が君たちと初めて会ったのは四年前のことでした。
そのときの皆さんは、3年生になりたて。2年生から抜け出たばかり。まことに幼かった。

 

それが、五年生で児童会活動を始めるようになると、みるみる成長をとげた。このまえ、「6年生を送る会」をしましたが、そのとき、下級生が君たちのことをどう表現したか覚えていますか?

 

幼い一年生が「抱きついたり飛びついたりしても いつも笑顔で受けとめてくれた ありがとう6年生」と言いました。

 

五年生は「僕たちはあなたたちの背中を見て今までずっと追いかけてきました ありがとう六年生」と言った。2年生、3年生、4年生、どれもこれも泣かせる言葉でした。

 

それは、君たちが、建学の精神にある「りりしく凛とした」少年少女に育ったからだと思います。

 

6年生のお陰で下級生もしっかりと育ってくれています。この場を借りて6年生に御礼を申したいと思います。 ありがとう。

 

そんな後輩に、あなたたちは、お返しの歌として、「翼をください」を歌ってくれましたね。この歌は、私の十七歳の誕生日にリリースされた曲だよ。自分の青春時代によくうたった歌を君たちが卒業をひかえて歌っていて、まことにじーんときました。

 

この歌詞は山上路夫さんという方が書いたのだけれども、実にすばらしい。そう言えば君たちの中に「翼」君がいますね。良い名前をつけてもらったね。そして、私たちの都市大グループの学園歌も「夢に翼を」という題名です。

 

そこで、今日は、この「翼」について私が考えていることを話して、卒業生に贈る餞(はなむけ)の言葉と致します。

 

鳥の翼にあたるものは、人間の場合、腕と手ですね。人間はこの腕と手を使って空を飛べるか? 誰でも「飛べない」と答えるでしょうね。しかし、私は飛べると答える。

 

鳥の翼を動かすのに大事なのは胸の筋肉です。鳥の胸の筋肉はものすごく発達しています。体を持ち上げるだけの筋肉が胸にある。言いかえれば鳥は胸で大空を飛んでいるのです。

 

そこで、我々人間の胸には心がある。だから、私は、人間にとって「翼」というのは心のことだと思ってきました。それも「強く優しい心」が人間の翼だと思っています。

 

心を強く持つ、心を正しく持つ、常に未来を夢見る心を持つ、そういうような心を持つことが、人間にとっての「翼」だと思っています。強い心を翼にして生きれば、人間は不可能を可能にすることができる。それが人間の「翼」です。

 

「翼をください」の歌詞で私が好きなのは、

 

「富とか名誉ならばいらない」というところ、そして、「悲しみのない自由な空へ 翼はためかせ ゆきたい」というところです。

 

人間は何のために「翼」を手に入れるのか? それは自分のためだけではない。「悲しみのない自由な世界」を手に入れて、人々を幸せにするためです。

 

だから人をいじめる人、人を苦しめる人は絶対に「翼」を手に入れることはできない。

 

卒業生の皆さん、中学校、高校と進む中で「強くやさしい心」という大きな翼を手に入れて、成功されることを祈ります。

 

以上、式辞と致します。

 

みんな、頑張れよ。
 

                    以上

カテゴリ: