○全校練習(大玉送りと応援合戦の練習も)
○【雑感のつづき(過信もあきらめも禁物、熟考こそが大切)】
(校長発:平成26年5月26日月曜) 曇り
※所用があるため、きょうは早めにアップしております。
※厚生部のお母様がご来校になって印刷をやってくださいました。ありがとうございました。
いよいよ運動会の週となりました。今朝、7回目の全校練習を行いましたが、明後日は予行練習で通しでリハーサルを行います。 予行の反省に立って修正すべきところなどを、四明後日、最後の全校練習で調整し本番に臨みます。
これまでの練習の成果が確実に出ているところと、まだ不十分な状態、あるいは先週は出来ていたのに今日は出来なくなっているところといろいろとありますが、先生たちの指導にも熱が入っていますので、リハーサル、そして本番ではしっかりやってくれると思っております。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
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【全校練習(大玉送りと応援練習も)】
きょうは、実際に大玉を使った練習と三色そろっての応援練習を初めて行いました。このように本番に近い練習が入ってくると、運動会がいよいよ近づいたなあと思います。
団長をはじめ応援団のリーダー、団員の士気はいやがおうでも盛り上がってきたようです。
きょうのもようをフラッシュ動画でご覧ください。
士気が高まっていることがお分かりいただけると思います。
↓ 上がラジオ体操まで。下が閉会式と大玉送り、応援合戦の練習風景
それぞれ 2分40秒 と 2分
【雑感のつづき(過信もあきらめも禁物、熟考こそが大切)】
5月20日の記事で大相撲の白鵬関と遠藤関の取り組みについて感想を書きましたが、その翌日、白鵬関がよもやの敗北を喫しました。 雑感の続きを書く必要があると思った次第です。
そして、同じ日、将棋の名人戦で、森内名人から羽生三冠が名人位を奪取したというニュースも流れました。 しかも勝利のきっかけとなったのが、素人目(玄人目にもらしいですが)には「悪手」と思われる指し手だったということも衝撃をもって報じられていました。
そこで、その二つを題材に雑感の続きを書いておきます。大相撲にも将棋にも興味のない方にはおもしろくもなんともないかも知れませんが、お付き合いください。
< 白鵬関と豪栄道関の取り組み>
立ち合ってまもなく、豪栄道関の体がくるりと後ろ向きになったところで勝負あったかに思えました。
白鵬関もそう思ったのは間違いなく、豪栄道関を送りだしにかかりましたが、ここであきらめなかったのが豪栄道関。 絶対に土俵を割るまいと粘って俵に足をかけながらぐるぐると俵伝いをしたのです。 白鵬関は急いで送りだそうということだけに頭があったからでしょう。 相手はどんな状況になっても決してあきらめない豪栄道関だということが失念したものと思われます。
いつもの白鵬関らしからぬ詰めの甘さがでて、難なく豪栄道関に脇を突かれて土俵を飛び出る形となりました。 どんな場合でも、途中で「勝った!」とか「これで良し」と思ってはならないということを教えてくれます。 また、万事休すという状態でも、次に何が起きるかわからないのであきらめてはならないということです。
要するに勝負は決着をみるまで分からないということです。児童の皆さんもあきらめず、これで良しと思わず、精進してください。
< 森内名人と羽生三冠の対局 >
羽生三冠の三勝で迎えた第四局。途中までは森内名人優勢で棋譜が進んでいたそうです。
不利の状態で熟考を重ねた羽生三冠にひらめいたのは、一般には「悪手」と言われる「金」打ちだったそうです。 棋譜をみると素人の私でも打たないような指し手でした。
羽生三冠には、この「悪手」を見つけたことで勝利を確信できたそうですから、素晴らしいの言葉以外に評することばが見つかりません。
あきらめずに熟考することの大切さを教えてくれます。大相撲の豪栄道関は熟考するひまはなかったわけですが、あきらめないことが相手のミスを招きました。
羽生三冠は熟考する時間があったために、それを十分に使いこなして「悪手」が実は勝利への導き手であることを発見しました。
児童の皆さんも、日頃から、よく考える癖をつけて欲しいと思います。また毎日こつこつと勉強すること、練習することの大切さを知ってほしいと思います。
それでは、きょうはここまで。
本日の記事は以上です。