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○釜石の支援(あるお母様より)
○静か大賞/5年生の紙芝居

(校長発:平成26年4月16日水曜) 晴れ

 私が終日出張となりますので、本日は、午前9時ごろアップしています。昨日のブログをご覧になっていない方は、そちらもお読みください。

 今朝、先生方の職員朝礼の間を利用して、教室を巡回しました。6年生は両クラスとも「今月の生活目標」を話し合っていました。

 5年生以下は全クラス、静かに読書や勉強に集中していました。全教室、静か大賞です。

 1年生の教室では、桜桐ともに5年生が紙芝居をしてあげていました。 1年生は目をきらきらさせて見入っていました。

 5年生ありがとう。 

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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釜石の教訓(こどもの城でお会いしたお母様より)】

 先日、こどもの城でお会いしたお母様から写真とともに、お便りをいただきました。

 3・11東日本大震災にまつわるお話で、ご親友が釜石に住んでおられて、その方をめぐる話です。

 私どもの身近に、震災のことを実感をもって語ってくださる方がいらっしゃるのは、大変貴重だと思い、私どもの心の中から3・11大震災を風化させないためにもブログに掲載させていただきたいとお願いをし、ご了解を得ました。 どうぞ、お読みください。

             ↓

昨日は奇遇にもこどもの城でお目にかかれて嬉しかったです。

こどもの城合唱団には現在都市大小学校の子供が、うちの子を含めて二人
お世話になっております。
入学直後からお世話になり5年目を迎えます。

こどもの城は、長年安全な遊び場の少ない東京の子供達に思い切り遊べて学習できる
場所として愛されて来ました。この施設も、残念ながら2015年3月をもって閉鎖となります。

多くの方が反対運動に署名をしたのですが、お国には声が届かなかった様で、
残すところ1年となり淋しい限りです。

ところで、先生は以前「釜石の奇跡」のお話しをされましたが、
実は私には釜石に親友一家が住んでおります。

ご夫妻と3人の息子達は小学校、中学校、二カ所の職場と4カ所で被災しました。
奇跡的に全員無事でしたが、東京に住むご家族を通じて我々が避難所で発見された
彼らと連絡が取れたのは、震災から一週間以上後でした。

その後、友人宅が高台で半壊であったことや、下宿を営んでいた事もあり
避難所以外に住んでいる為に物資や食料が届かない方々の助けにと、
友人は周りの協力を仰ぎ自宅で1日150食の炊き出しを何ヶ月も行い、

また市役所の人手不足により届いていても配られない衣服や物資の代わりに
我々にも呼びかけて支援物資を自宅で受け取り
お寺でフリーマーケットのように配布したりと大活躍。

私も都市大のママ達などに協力して頂き、大量の物資を送りました。

彼女と子供達の経験はめざましテレビやNHKで多く取り上げられ、
HNKでは釜石の子供達の教訓がアニメ化されましたが、
その友人の息子達がそのアニメの出演者となり、先日一家でNHKに招かれていました。

私も震災年の6月末に和太鼓奏者やNHK等で活躍するダンスグループを
同行して釜石の避難所や学校跡での慰問コンサートを行うなどを実施し、
現在も引き続き(未だ復興途中ですので)友人と釜石市役所の方々と共に
微力ながら支援を続けております。

震災直後に訪れた釜石は、身の凍るような壮絶な風景でした。
こどもも同行したかったのですが、幼かったですし仕事でもありましたので、
置いて行きました。

釜石の友人に校長先生が講話で釜石の奇跡を上げられていた事を話しましたら、
とても喜んでおりましたのでお伝えしたく、この機会をお借り致しました。

長くなって申し訳ございませんでした。

早いもので、ついこの間入学させて頂いたと思ったら
残すところ後2年となりました。

東京都市大学附属小学校に入学させて頂き
本当に良かったと親子共々心より感謝しております。

今後とも何とぞ宜しくお願い致します。

MN

 

     本日の記事は以上です。

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