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○11・13卒業生がやってきた(F君)
○教頭エッセイ「校庭には晩秋の気配」(12日執筆)

(校長発:平成25年11月15日金曜) 晴れのち雨

  ※本日は夕方の早めにアップしております。

 実力テストが終わりました。結果を待つのみとなりましたが、果報は寝て待てと申します。人事を尽くして天命を待つともいいます。 さて、特に6年生は「人事を尽くす」ことができたかどうか。

 いずれにせよ天命を待つほかはありません。

 もうじたばたせずに、次なる課題に向けて一歩を踏み出すようにしましょう。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【11・13卒業生がやってきた(F君)】

 13日記事で少しご報告しました卒業生F君の職場体験(進学した中学校のキャリア教育の一環)の模様をフラッシュ動画にしましたのでご覧ください。 主に4桜の教室を舞台に「職場体験」をしてもらいました。

 その日はクラブ活動もありましたので、吹奏楽クラブに入ってもらいました。F君は本校在学中、吹奏楽クラブに所属していました。

    ↓ 1分半。ほかのいくつかのクラブ活動の模様も入れてあります。 

【教頭エッセイ(12日執筆)】

 久しぶりに教頭がエッセイを書いてくれました。果実の木や野鳥の絶命の件などについて書かれてあります。 ↓

 

                          校庭には晩秋の気配

                                                            教頭 板橋昭夫      

 

 校庭には、果実がなる木がたくさんあります。枇杷の木、夏ミカンの木、柿の木、柚子の木、さくらんぼがなる木等、子どもたちは実がなっているのも知らず、いつも遊びに興じています。季節が移ろう証しの紅葉した美しい柿の枝を一折りして、わずかな秋色に染まった枝を一輪、花瓶に差しました。教員室には晩秋の気配がさっと忍び寄ったように秋色に染まりました。

 鳥がきっと、実が熟すのを待っていたのでしょうが、ちょっとためらいながら少々収穫しました。渋柿なら、干し柿にしてもよいだろうと思い試食。これまたお店で買ったものとは違い絶品の柿。こどもたちに分けるほどないのがとても残念でした。

 朝の冷気が残る時間に収穫したせいでひんやりとしていて、美味しさはと問えば、甘さは濃くなく、それでいてじんわりと口の中に甘味とうまみが溶ける感じです。三國シェフに食べさせてあげたいくらいにおいしい柿でした。

 朝方4年桐組のベランダで野鳥が息絶えていました。子供たちは大騒ぎ。鳥インフルエンザの心配もあるので、こどもたちを遠ざけ、ビニール袋と箱を用意して出動。鳥の亡骸は、まだほのかに温かで、きっと夏の暑さに耐えて力を使い果たした野鳥なのだろうと思いながら、箱の中に、そっと亡骸を入れてやりました。それを見ていた子供たちから拍手喝采を浴び、その時は恐悦至極でした(下注参照)。

 図鑑で調べてみると野鳥は、柿の実を好物にしているムクドリでした。ひょっとしたら、お腹をとことん空かして、柿の実が熟すのを待っていたムクドリではなかったかと、ふと、過り(よぎり)ました。

 思い過ごしで良ければいいが、罪悪感と済まない気持ちを抱いたまま、柿を一つムクドリのお墓に添えてやりました。

(注)鳥の亡骸の件では事務長より保健所に連絡を入れ指導を受け、鳥インフルエンザ等の心配なきよう取り計らいましたのでご安心願います。

                    

             以上

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