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（つづき）

　そこには、本校の記事が二つ掲載されております。大変ありがたいことです。

　　１、誌上座談会「選ばれる私学」

　　２、入ると天国「お値打ち校の見つけ方」

　以上の二つの記事の両方に出ているのは本校だけですので、本校に注目してくださったプレジデント社の編集部の皆様にあつく感謝する次第です。

　また、「学校選びが命」と題された特集記事では、「人気」「学費」「面倒見」等においてランキングが発表されています。

　本校は人気度ランキングにおいて、第12位にランクされました。

　トップから順に並べますと、慶應横浜初等部、慶應幼稚舎、東洋英和女学院、早稲田実業、学習院、桐朋学園、成蹊、東京女学館、光塩女子学院、青山学院、暁星につづいての12位です。

　本校につづく13位が聖心女子、つづけて田園雙葉、桐朋、立教、立教女学院、森村、川村、南山大学となっており、以上でトップ20校です。以上の学校のお名前は錚々たる（そうそうたる）名門校ばかりですので、その12番目に本校が入っていることを大変光栄に存じます。

　3年前が22位でしたので、急速に伸びてきているわけですが、ひとえに全校児童、卒業生の学校生活の賜物、保護者の皆様のご理解ご協力、そして幼児教室の先生や幼稚園の先生方のご支援のたまものと感謝申し上げます。

　ただ、感謝しつつも、いただけない点が一つございます。それも極めて重要な点についてです。

　それは「進学力の高い学校」ランキングトップ１０に本校が並べられていないという重大なミスがあることです。

　このランキングは、次の中学校への合格率（進学率ではなく合格率／合格数÷卒業生）で割り出されています。

　お茶の水女子大付属、筑波大付属、筑波大駒場、学芸大小金井、同世田谷、麻布、桜蔭、海城、開成、慶應中等部、駒場東邦、女子学院、豊島岡女子、雙葉、武蔵、早稲田、早稲田高等学院、栄光、慶應普通部、ＳＦＣ、聖光、フェリス

　以上の学校への本校生合格数は１５、合格率は19％です。付属中への内部進学者をのぞいた外部受験生だけで測りますと23％となります。

　それなのに同誌における同ランキングは、洗足、国立、目黒星美、聖徳、宝仙、文教、日出、暁星、小野学園、さとえ学園がトップ１０に数えられています。

　都市大付属小の合格率19％は、このなかで6位タイに並ぶ数字です。

　それなのに、プレジデント社の同誌によれば、ランク外となっています。私どもに手違いがあってのことだと分かりましたので、以後気をつけたいと思います。卒業生の皆さんには申し訳ないことでした。

　でも、記事二つにおいて本校に注目してくださったのは本当にありがたいのです。本校が建学の精神をもとに「高い学力」「豊かな心」の二本柱の教育をすすめ、いまも諸改革に挑戦しているということを評価してくださったのですから。

　ここに、二本柱の重要な一つである「高い学力」の構成要素、進学力における以上のミスについて、本校としましてお詫びして訂正し、卒業生の皆様、保護者の皆様、本校に関心を持ってくださっている皆様に、謹んで以上のとおりご報告申し上げます。

　在校生の皆さんも本校で学んでいることに誇りをもってほしいと思います。

　折しも今日から実力テスト（6年5年4年）です。がんばってくださいね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上