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6年生のために福を呼び込もう@節分集会

(校長発:平成25年2月2日土曜) 天気 曇りぱらぱら雨

 今朝は雨を心配しましたが、本降りにならずに、6年生を天も応援してくれました。

 きょうも6年生は全力を出し切ったことでしょう。 「果報は寝て待て」と言います。「良い知らせは寝て待つのが良い」という意味です。 「寝て待てば必ず良い知らせが来る」という意味ではありません。 チャレンジしたことが過ぎたら、もうじたばたしても仕方ないということで、「寝て待て」・・・つまり、気持ちを落ち着かせて待つことが大事だということを教えた言葉です。静かな心で落ち着いて待つ、そうすると、結果がどうであったとしても、受け入れる心が育ってくるということです。

 出た結果、届いた結果は変えられません。しかし、「結果を受け入れる心を持つかどうかで、その後の人生が大きく変わる」のです。受け入れられる人はその後の人生で必ず花開きます。つまり、将来には「果報」が必ずその人に訪れるのです。 「果報は寝て待て」=「じたばたしないこと」という言葉を人生において実現しましょう。

 しかし、まだまだチャレンジのつづく人たちも多いです。頑張りましょう。頑張りましょう。

 必ず勝利の女神がほほ笑むことを全校あげて祈っておりますので、「人事を尽くして天命を待つ」気持ちで、全力を尽くして下さい。

 気持ちが落ち着かないときは、深呼吸をしましょう。何回かしている内に必ず落ち着きます。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【節分集会】

 6年生が受験に挑戦している真っただ中での節分集会でした。

 きょうの「福は内」の声は5年生以下の児童だけではなく、頑張っている6年生に福を呼び込むものでした。

 今年は例年とちがって全校児童で豆まきをするのではなく、集会委員の皆さんが花道を歩きながら、みんなに豆まきをするもの。そして、豆まきのあと、「猛獣狩りゲーム」の豆まきバージョン。

 たとえば、集会委員が花道から「せつぶん」というと、四文字なので四人のグループを作ればその人たちは座れます。 これを何サイクル化繰り返しました。豆まきをする集会委員の皆さんは、よくテレビ放映されるお寺の豆まきで、豆をまくお相撲さんや歌舞伎俳優、タレントの皆さんのように注目を浴びていました。

 豆をとろうと一生懸命殺到するこどもたち、また、猛獣狩りでは、全力で人数を集めようとするこどもたち、そういう姿に、鬼もたじたじになったことでしょう。

 きょうは都市大付属小は、福でいっぱいになりました。その福は、外で受験に挑戦している6年生にも飛んで届いたことでしょう。

  まず、フラッシュ動画をご覧ください。 その後、集会委員さんの台本を掲載します。
  フラッシュ動画の最後に、児童が拾った豆を持っている画像がありますが、シールがついた豆の袋は当たり袋で、それを拾った人には、1時間目の休みに特製豆袋が渡されました。
  でも、そのことは豆まきの最中は内緒で、全部が終わったあと、全校放送でサプライズとして種明かしされましたから、拾った人は本当に運が良かった人です。

            ↓ 約3分。

    • 2013-0202-setsubun-syuukai.wmv
    • 【台本】

      これから節分集会を始めます。

      今日は2月2日。明日の節分を前に、節分のことをもっとよく知ってもらうために、私たち集会委員が「猛獣狩り」ゲームの節分バージョンをします。

      簡単にルールを説明します。

      まず私たち集会委員が節分に関する言葉を言います。その言葉の文字数の人数でグループの輪を作ってください。グループが出来たら座りましょう。

      集会委員がうたっておどるので、皆さんも真似してください。それでは始めます。

      ♪ 鬼退治に行こうよ ♪
      「やいかがし」・・・・・(五文字なのでこどもたちは5人グループになるために駆けずり回ります)

      「まめまき」・・・・・(四文字なので、・・・以下同文)

      「まるかぶりずし」

      「おにはそと」

      「ふくはうち」

      ゲームは以上で終了します。皆さん、上手にグループを作れましたね。グループが作れなかった人も次は頑張ってください。

      それでは、ここで言葉の意味を説明します。

      「やいかがし」の説明をします。

       鬼は、鰯(いわし)と柊(ひいらぎ)が嫌いだそうです。臭い鰯のにおいに弱く、柊のギザギザした葉が鬼の目を刺してしまうからです。
       そこで、鰯の頭を焼いて匂いを強くしたものを柊の枝に差し、それを玄関先に置いて、鬼が入ってこないようにする風習があります。
       これを「やいかがし」と言います。

      「丸かぶりずし」の説明をします。

      これは、恵方巻きともいわれる「太巻き」のことです。その年の縁起の良いとされる方角を向き、一言もしゃべらずに太巻きを食べます。すると福が来ると言われています。今年の縁起の良い方向は南南東です。皆さんも南南東を向いて太巻きを食べてみましょう。

      では、これで終わりますが、皆さんは
      節分にどうして豆をまくか知っていますか。

      米やまめには「悪い心を払う力」があると考えられています。豆の力で悪い心を追い払って福を呼び込むために、節分には豆をまくのです。
      集会委員のまいている豆にも福を呼ぶ力があるかもしれませんよ。

                  以上

 ※集会委員の皆さん、楽しくてためになる、そしてサプライズ付きの節分集会をありがとう。

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コメント(1)

私は、生活委員長なので節分集会の初めの言葉を言わないといけないので参考にします。ありがとうございました。