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競書会(4年生、6年生)/2年生の沢庵

(1月11日校長発)

きょうは6年生が競書会に取り組みました。

土曜日の4年生のものと合わせてご報告いたします。

そのご報告の前に、テレビ番組の紹介をさせてください。

私の友人がデータテックという志の高い会社をやっておるのですが、その友人が「Safty Rec」という製品を開発したのです。車の安全と環境運転を点数に表したり、万が一の事故映像を記録したりできる優れモノです。

明日、12日の深夜23時からのテレビ東京の番組「ワールドビジネスサテライト」の「トレンドたまご」というコーナーで紹介されるので、見てほしいと連絡が入りました。

車の安全と環境という志のある製品であり、皆様にご紹介しても必ずしも公私混同にはならないだろうと考え、ここにご紹介する次第です。

では、本日のメイン記事です。

(続きは、↑↓クリックしてご覧ください)

【2年生の沢庵】 

12月4日の記事で、2年生が大根掘りをしたことを書きましたが、それが沢庵となってみごとに完成し、本日の給食の時間にみんなで食べました。たしか1年生にもおすそ分けがいったはずです。

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【ルワンダ大使ご来訪続報】

始業式にご来訪になりごあいさつをいただいたルワンダ共和国駐日大使から全校児童にいただいたプレゼントを事務長さんと草階さんとで玄関に飾ってくれました。

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↓ 部分拡大してみましたが、らせんに編まれているその線が、また実に細い一本の糸で巻きつけられていることがお分かりになれるでしょうか。気の遠くなる作業だと思いますが、すべて手仕事だそうです。

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では、いよいよ競書会のもようです。先に4年生、あとで6年生について記していきます。

【競書会】

4年生(1月8日)

↓ まず、この1枚をご覧いただきましょう。みんなが書き始めたなか、一人だけ瞑想(めいそう)をしています。 

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↑ 青木先生が「心静かに落ち着けて書きなさい」「気持の準備が整ったら書き始めなさい」と指示されたことは土曜日に書きましたが、上の子は、じっと気持ちをしずめ集中力を高めているのでしょう。

なかなか大したものです。私は、「うん、おぬし、できるな!」と心の中でつぶやきました。もちろん早く書き始めた人が駄目だということではありませんよ、誤解なきよう。

↓ お手本をもってきて、それを見ながら書いて良いのですが、なかに朱書のお手本をもってきている人もいました。

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↓ 力強い書き出しです。「正々堂々」の正の字です。

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↓ 画仙紙は大きい紙なので、書く姿勢は基本的に立って書いても良いのですが、多くの子が正座していました。↓ この子も正座しています。凛々しく美しいですね。「平和の光」と書いています。

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↓ この子も同じく正座。「福来たる」

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↓ みんな思い思いの気持ちを書に込めていきます。「一年の計」や「大きな志」、「希望の光」「有言実行」など。

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↓ これも「正々堂々」。実に力強く見事ですね。

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↓ 「雪割り草」 「日進月歩」 「未来の夢」・・・美しい日本語、ハイテク先進国の日本語ですね。

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↓ 「春の富士」「うさぎ年」とあるなかに「風林火山」を書いている子がいました。書き始める前に聞いたのですが、ご先祖様が武田信玄の家臣なのだそうです。こりゃすごいや! 

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↑ 「風林火山」の子は、源氏の流れを引いているそうですが、実は私も源氏の家柄。意気投合しました。

↓ 手前には、「大きな空」 「三寒四温」 「春の富士」 とあり、向こう側には「希望の光」 「羽子いた」 「伝え合う心」 「青雲の志」 「松かざり」 「初日の出」などがみえます。しみじみと、日本のお正月はいいなあと思えてくる言葉の数々です。

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↓ 手を挙げている子がいますが、これは「先生、質問があります」という意思表示。

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↑ アリーナ全館がしーんとして、青木先生の指示にあったように「紙のうえを走る筆の音だけがしている世界」ですから、声にだして先生を呼ぶことはしません。

 実に心落ち着く「競書会」なのです。

6年生(本日1月11日)

さて、それでは6年生に移ります。

最初に秋山先生から注意・指示がありましたが、さすがは6年生。次のように少ない指示でした。

    1. 墨汁を散らさないように瓶に入れる
    2. 画仙紙の裏表を間違えないようにする 昨年も何名かいました
    3. 名前をふくめて一つの作品であることを忘れないように
    4. 元気な字を書くこと

たったのこれだけ。それでも、注意のある前から(新聞紙を敷きつめているときから)、みんなしーんとして無言作業をやっていました。すごいぞ、6年生。

 ただ一つだけ、男子に注文があります。

↓ 下の二枚の写真をご覧になって男子と女子の違いにお気づきになるでしょうか。 

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↑ 実は桜組も桐組も、女子の新聞紙の敷き方が実にていねいできれいにそろっているのに対して、男子は、「ちと乱雑」なのですよ。

 男子には「ほらほら、ここ隙間(すきま)があいているよ。墨がとんだら床が汚れるなあ」と小声でこっそりと言いながら、私も手伝ったのですが、その私も男ですからね(笑)。手伝ったところで女子にはかないませんでした(汗)。

↓ まあ、それはともかく(笑)、6年生はみんな一斉に書き始めました。もちろん、しーんとしていますよ。6年生の言葉は実にさまざまでした。ここでもやっぱり、6年生に「一日の長(いちじつのちょう)」がありますね。

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↑ 「希望の光」 「一生懸命」 「生きる力」・・・もうすぐ受験、そして中学生になるのですよね。

↓ こちらは 「東天初光」 「心の太陽」・・・女子らしいなあ。

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↓ 「温故知新」 「希望の花」 温故知新という古いむずかしい言葉を使うところはさすがです。希望の花もいかにも思春期をむかえる女性らしさを感じます。

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紙幅の関係で、すべての言葉を紹介できないのが残念に思えるほど、6年生の豊かな言葉です。

↓ こちらは 「不言実行」 「一心不乱」 ときましたよ。「男児ここにあり」の心意気があらわれているようです。

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↓ 一心不乱の隣は 「大願成就」・・・受験で大願成就してほしい。本当に。私も祈ります。

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↓ これこれ、これです、今回光っていたのは。「牛飲馬食」、実にそれにふさわしい書体で書いていました。自分で考えた言葉だそうです。ここでも私のつぶやき・・・「やるな、おぬし」。

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↓ 「一期一会」 「一所懸命」 一期一会という室町時代の茶道からきた言葉、また一生懸命のもとになった一所懸命という平安時代末にできた言葉、じつに由緒深いことばです。やるねえ、6年生。

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↓ 「富士の山」 「初日の出」 「少年大志」 「大願成就」 みごとな書がつづきます。

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↓ 「新春の決意」 「画竜点睛」 「希望の光」・・・画竜点睛(がりょうてんせい)という言葉も難しい故事からきた言葉ですね。

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↓ 「夢を掴む時」 「前途洋洋」・・・夢を掴む(つかむ)、難しい字を選んで挑戦するところも6年生。 

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↓ 「七転八起」 「公明正大」 「有言実行」

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↓ 「青雲志」 「希望の光」

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↓ 「新しい光」

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↓ 「初日の出」 「美しい花」

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↓ 「心がまえ」 「快刀乱麻」 いや、出てくる出てくる難しい言葉。快刀乱麻(かいとうらんま)とは恐れ入ります。

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↓ 「希望の朝」 「花鳥風月」 「のびのびと」 ・・・花鳥風月とはいいねえ。そんななか全部ひらがなで「のびのびと」があります。こういうのもいい、ほっとします。

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↓ 「完全燃焼」 「福徳円満」 「松竹梅」 「謹賀新年」、そして向こうには「全力投球」があります。

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↓ 「蛍雪の功」 「己に克つ」・・・蛍雪時代という学習書を私は高校三年生のころ読んでおりました。己に克つを書いている子は、精神統一かな、頭を画仙紙に伏せております。文字通り、己に克とうとしているのでしょう。こういう姿は尊い。 

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↓ 「騎虎の勢い」 「協同の心」 「春の富士」・・・騎虎の勢い(きこのいきおい)が出ちゃったよ、すごいなあ。もう止まらない、6年生がもつゆたかな言葉の力。語彙力(ごいりょく)。

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↓ 「一生懸命」 「生きる力」

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↓ 「天下泰平」 「自然の美」

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↓ 「実力発揮」 「百戦錬磨」

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↓ 「限界突破」 「春の富士」

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どうです。これが東京都市大学付属小学校の6年生だ!みんな天晴れでした。

  ※紹介できなかった皆さん、ごめんなさい。

4年生もよくがんばった。これから、3年生と5年生が挑戦します。がんばってくださいね。 

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