残念山中伸弥先生のノーベル賞逸賞/夏休み生活展(5)
(10月5日校長発)
ノーベル賞発表の季節となりました。
昨日(月曜)の全校朝会でノーベル賞を話題にし、マスコミで同医学生理学賞の最有力候補として名前のあがった山中伸弥京都大学教授をはじめ4名の方を児童に教えたのですが、昨夕、同賞の発表がありました。
大変残念ながら、ニュースに名前がのぼったのは、最有力候補と伝えられた山中伸弥先生ではなく、ケンブリッジ大学のロバート・エドワーズ名誉教授で、体外受精技術の開発が授賞理由でした。
巷間、山中伸弥先生が48歳に対してエドワーズ先生は85歳だから、年齢的なことも背景事情としてあったのだろうと言われたのですが、「最有力候補」とつたえられていただけに大変残念なことでした。
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【10月4日全校朝会】
↓児童会役員よりのお知らせ
10月の生活目標が発表されました。
「音楽会 きれいな音色 とどけよう」です。
10月27日(水)府中の森劇場でひらかれる全校音楽発表会にむけての取り組み。
教頭先生からも、「音楽発表会では大勢のお客さんがお出でになります。発表だけでなく姿勢もしっかりと、静かにするときには静かにするというマナーも大事です」と教わりました。
↓校長講話
今期、下の先生方が、ノーベル賞候補者になっているというニュースが伝えられました。本校児童達がノーベル賞に関心をもち、将来、ノーベル賞学者になろうという夢をはぐくんでくれれば良いなあという思いから、急遽(きゅうきょ)、全校朝会の話題にすることを思い立ちました。
特に医学生理学賞(掲示には幅の関係から「医学賞」と略しました)候補の山中伸弥先生は最有力と伝えられただけに、私も大いなる期待をこめて、紹介したのですが、ご存じのとおり、残念無念でした。しかし、まだお若いだけに、今後のノーベル賞に期待をつなぐことができます。
今後とも、みんなで応援したいものです。
山中先生の受賞対象は「iPS細胞の研究」ですが、このiPS細胞を知っているかどうか、児童達にたずねましたら、6年生が見事にこたえてくれました。
大したものですね。
文学賞の村上春樹さんはもう十年来、候補にあがっている方です。今期は最有力とはいえないと言われていますが、いつかは必ずくるだろうという期待込みで、みんなに紹介しておきました。
「山中伸弥教授は48歳。みんながあと35年、40年たったら48歳になる、山中先生の御年と同じになるわけです。みんなもノーベル賞をめざして研究して、35年後、40年後の都市大小っ子に夢と希望を与えてほしいと思います」と話を結びました。
【夏休み生活展(5)】
第7:電気テスター(電気を通す実験)
電気テスターを自分で制作し、どういう品物が電気を通し、通さないものはどのようなものかを実験したものです。2年生の作品。2年生で電気をテーマに取り組むというのは大したものです。
↑ 上の写真の装置で、一番下の青と赤のクリップに品物をはさむと、電気を通す物なら豆電球がつく仕組みです。
↓ 下の表のように15種類のもので実験しています。缶ジュース、釘(くぎ)、ペットボトル、はさみなどなど。そして単に豆電球がついた場合でも、その明かりが強いか弱いかまで書き留めています。この注意深さが研究ですね。
鉛筆の芯(しん)に○がついています。へえと思いますね。
↓ 実際に実験している写真も載っていました。ここに転載するのは、積み木と消しゴムの実験。どちらも「つきませんでした」とあります。
※この電気テスターの実験、ひとつ要望があります。レポートの字を丁寧(ていねい)に書くと、もっと良いですね。
第8:みなみの国のくだもの
↓ サブタイトルに「だんめんずとたねのかず」と書いてあります。
「断面図と種の数」のことですね。ん、種の数? そんなもの、研究ですか?と思った人はとんでもない間違いですよ・・・誰が間違えるものですか、校長でしょ?という声が聞こえてきます(笑)。
優秀賞をとった作品です。種の数をかぞえることがいかに大事か、そしていかに大変か。下の写真をご覧いただけば、優秀賞の価値があることがわかります。
↓ ごらんください、この断面図を。精緻(せいち)に描かれているだけでなく、臨場感あふれる迫力でせまってくる絵ですよね。
上の写真のメロンキワノの種を数えて、ご丁寧に全部の種を袋にいれて添付してあります。
種の数222個。これを全部数えたんですよ。すごいなあ。
↓ 下のくだものは、なんと558個の種。私だったら絶対に途中で投げ出したろうなと思いながら写真を撮りました。
↓ これは、大きい種が1つだけ。こういうものも入れてくれているのが嬉しいですね。これだったら、私も数えられる(笑)
これほど有名になられると、どっちが本当なのか分からなくなります。京都大学の山中伸弥先生が 中山伸弥という
もう一つの姓があるのか?多分間違いだと思いますので
よくお調べいただいたきたいのですが?これでは文化勲章も
ノーベル賞も届きませんので!ついでに、先生たちは研究費が来ないので大変なストレスを抱えておられるとおもいます。政府に圧力のかけようもない庶民ですから、結局、知恵比べで行かないと、教育投資や科学技術投資が増えるわけが
有りません。自販機で売れる一年の飲料水の数×1円で150億円にはなります。国民から、コーラ、サントリー、伊藤園
アサヒ、キリン、ネスレ、ダイドー にお願いすると良いのですが!
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松本實様
コメントありがとうございました。
そして、私が大変な間違いをしておりましたこと、貴重なご指摘をたまわり、心より感謝申し上げます。
私の記事本文において、山中伸弥先生を何ヶ所か「中山伸弥先生」と誤って書いてしまった重大ミスについて松本様よりご指摘たまわらなければ、失礼を放置するだけでなく、永遠に山中教授のノーベル賞受賞の足を引っ張りつづけることになるところでございました。
まことに汗顔の至りでございます。以後、他のことでもかかることのないよう十分気をつけて記事を執筆してまいります。
先ほど、本文を訂正致しましたのでご確認いただけましたら幸甚に存じます。
山中伸弥先生をはじめ、京都大学iPS細胞研究所(CiRA=サイラ)のスタッフの皆様に多大なご迷惑をおかけ致しましたことを衷心よりお詫び申し上げます。