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2年アスレチック体験(その2)in大蔵運動公園

 (8月2日校長発)

8月に入りましたね。週末の7日が立秋だそうです。しかし、例年にもまして残暑が厳しいようです。

世間では痛ましい遭難事故が相次いでおります。

皆様には、海へ山へ、そうでなくても思い出づくりのために車で遠出されることもあると思います。

くれぐれも安全第一をこころがけていただき、充実した夏休みに「後悔」の二文字が残らないようにお過ごしいただきたいと思います。私ども教員の夏休みの一番の願いは9月1日の子供たちの元気な姿に会えることです。

教員という仕事を選んでもう35年ほどになりますが、本当に教員の夏休みや冬休み、春休みは、「始業式に全員元気で来てくれよ」と、そのことがしょっちゅう頭に浮かぶものなんです。

まだまだ、夏休みは続きますが、勉強にも精を出してくださいね。6年生の実力向上を祈っております。

(↑↓見出しをクリックしてください。7月21日の2年生のアスレチック体験(その2)へ続きます。)

7月23日の記事の続きです。

【2年生アスレチック体験(その2)in大蔵運動公園】

 大蔵運動公園は世田谷区立の公園ですが、都会の真ん中に、これだけ充実したアスレチックポイントを整備しているのは大したものですね。

 世田谷区は特別区の中でいちばん大きな区ですが、人口80万人を数え、人口の少ない地方の県よりも大きい自治体ですから、このように充実した設備もできるのだとは思いますが、世田谷区長さんをはじめ区職員の方々の発想の豊かさも、このような子供の施設の充実に資しているのだと思います。

↓ (1)吊橋、そして吊橋を渡り切ったところからは急峻(きゅうしゅん)な壁になっていてロープで降ります。ところが、男の子たちはもう途中からジャンプ、飛びおります。見ていて危なげないのは成長の証ですね。

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↓ (2)これは高さのある階段をロープを伝って下りてゆき、最後は急なネットの坂道をさらに下るというものです。ロープを使わないで降りる子がほとんどですね。ロープを使ったほうがおもしろいように思うのですが。

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↓ (3)上のアスレチックを降りたら、↓下のように急坂をはいつくばって登ってこなければならないのが、辛いところ。でも、笑顔で登ってきていますから、都市大っ子は頑丈な体と心を持っています。

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↓ (4)鉄棒上り。段差がかなりありますから、二年生にはしんどいと思いますが、果敢に(かかんに)挑戦しています。一番上も鉄棒が渡してありますが、ほとんど吹き抜け。身長の二倍以上もある高さですので、こわいだろうなと思ってみていましたが、まったくのへっちゃらでした。

 

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↑ 私は二日酔いのときなど、二階から下をのぞいただけで、地面に吸い寄せられそうに感じて、とても恐怖感を覚えることがありますが、子供たちは大したものです。・・・私の二日酔いと子供たちとを並べて書くなというお叱りの声が聞こえてきました。そうですね、ごめんなさい。でも、本当に二階から下をのぞいて怖いことがあるのですよ(笑)。

↓ (5)このアスレチックもかなりの高さです。ロープを使っておりるのですが、冷や冷や顔だろうなと思ってよく見ると、微笑んでいます。≪上州のカカア殿下≫に限らず、日本の女性は昔から強かったのですが(悪口ではありませんよ)、都市大の女子児童はそれを受け継いで本当にしっかりしていると思います。

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↑ 日本の女性は「奥様」と呼ばれて、表に出ない控え目なところが強調されたりしますが、「奥様」というのは家庭の中のことはすべて仕切る、男には任せられないという強さの表現でもあったのです。「男子厨房(ちゅうぼう)に入るべからず」という言葉も台所の水仕事、炊事調理は全部女に任せる男女差別だと理解されることが多いですが、そうではなく、奥向きのことには一切男には口を出させないという女優位の不文律でもあったわけです。

この女性の働きが日本人の「大和魂」の形成に大きな力を発揮したと私は思っています。

↓ この低い棒渡り、簡単ですぐ飽きるだろうなと思いましたが、子供は「遊びの天才」。両端から渡ってきて、鉢合わせのところでじゃんけんをして負けた方が後ずさりしていくというルールを作って楽しむのですから、私も脱帽でした。 

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↓ このようにおもしろい遊具がいっぱいあるアスレチックなので、私もまだまだ残って子供と一緒に遊びたかったのですが、そろそろ学校にもどって、一年生と三年生の「お楽しみ教室」も「取材」しなければならない時間がきました。

そこで、上の(2)と(3)のアスレチックをやりながら公園をあとにすることにしました。

以下、折りながら撮影した写真です。

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↓ ネットを降りるのはちょっと厄介でしたね。私も大人ですから、さっそうと立ったまま、ネットを歩いて格好いいところを見せようと思ったのですが、そうは問屋がおろしませんでした。まことに不安定で立つことができません。恐る恐る手をつきながらへっぴり腰をネットにおろしながら、やっと降りました。

↓ 下の写真、私の膝や靴が二か所に写っていますが、思いっきりへなちょこです。

 男児が「校長先生、大丈夫かいな?」という顔で私を見ていますね。うーん、くやしいな。

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↑ 下まで降りて、「さあ、みんな、私は一足先に学校に帰るから気をつけて遊ぶんだよ」と声をかけると、みんな一斉にVサインでポーズしてくれました。

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