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授業>並み縫い、コラージュ、かるがも

(6月8日校長発)

今日は授業のようすをいくつか掲載します。

見出しを「並み縫い、コラージュ、かるがも」としました。

「並み縫い」は家庭科、「コラージュ」は図工と予想がついたと思いますが、

「かるがも」は何の授業だろうと首をかしげられたことでしょう。

それは続きをご覧ください。

※そのまえに、ひとつ話題を。校内巡回していましたら、1階から大騒ぎの声が聞こえてきました。他への迷惑も考えず、尋常ではなく、ふざけているのだな、これはきつく叱らなければならんなと思いながら、1階へ降りて、「何を騒いでいるん・・・」・・・全部を言い終わらないうちに、体育の授業で土まみれになった2年生の子供たちが何かを指差しているのに気がつきました。

 「はち、はち、・・・」という声が聞こえます。みると、足長蜂(あしながばち)が飛んでいるではありませんか。蜂は私もこわい。子供のころから大嫌いです。大人になっても首筋を刺されたことがあり、冷汗が出て気分が悪くなったことがあります。

 しかし、ここは校長の沽券(こけん)、どれどれ、静かにしなさい、と鷹揚に(おうように)子供たちを落ち着かせようとしていたら(心はドキドキ)、なんということ、折よく、私の足元に蜂がおりてきて、さまようではありませんか。これはしめたと(蜂には申し訳ないことながら)、足で踏み潰しました。

 子供たちには「校長先生が来てくださって良かった」とか「校長先生、すごいです」とか言われ、子供たちを≪体をはって守る≫ちょっとした英雄気取りになりました(笑)。しかし、蜂に合掌。

(では、続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください。)

【6年家庭科:並み縫いの稽古】

 ↓ 先生が板書にもとづきながら、「並み縫い」について説明します。

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 ↓ 男子は悪戦苦闘なのか手際良い(てぎわよい)のか...、女子の運針(うんしん)と比べると、違いがわかります。でも、中にはしっかりとできている男子もいます。中高は最近になってですが、昔から小学校は家庭科男女共修でした。私も運針には苦労した覚えがありますが、今日の男児たるもの、しっかりと身につけなければ、ともに家庭は築けません。ぜひ、ご家庭でも「お針仕事」のお手伝いをさせていただければと思います。(校長先生はやっているのですか...という突っ込みには弱いので、学校では言わないでくださいね笑)

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↓ 実に上手な子もたくさんいました。私どもの子供の頃は、母はほとんど毎日のように針仕事をしていたように覚えていますが、その母世代を思わせる運針ぶりです。姿は、もう日本の母、大和撫子(やまとなでしこ)そのものです。皆さん、見習いましょう。私もふくめて。

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【コラージュ】

※申し訳ありませんが、図工のコラージュの写真を整理する時間がとれませんでした。明日か明後日にまわさせていただきます。

「かるがも」の正体は明かしたいと思います。

 ↓  ↓  ↓

【2年体育:体力テスト】

↓ 担任の先生に連れられてテストの場所まで歩く2年生たち。思わず、かるがも親子を思い浮かべたのでした。失礼かな、ごめんなさい。

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↓ ソフトボール投げです。2年生としてはフォームも良いですね。ボールが空を切っているのが写っています。5年生、6年生になったら、武蔵野陸上競技場での陸上記録会のソフトボール投げに出場できるように、これからも技をみがいてほしいと思います。

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 ※上記で「大和撫子(やまとなでしこ)」という言葉を使ったことについて一言しておきます。

 少々理屈に走りますので、理屈のきらいな方には申し訳ない、最初にお詫び申しておきます。

 いつごろからでしょうか、ジェンダーフリー(男は○○○...女は△△△...というような性の違いによる社会的役割や分業をなくすこと)に関連して、「大和撫子」という言葉を女子に使うのは、女子を形にはめる(かたにはめる)男女差別だという議論がなされることがあります。

 でも、本当にそうなのかなといぶかしく思っております。

 男子厨房に入らず(だんし ちゅうぼうに はいらず)を強制したり、男子は針仕事などすべからずといって、それら家事を女子だけに押し付けて男子はのうのうとしているとか、女子が大型トラックやバスの運転手をするなんておかしいというのならば時代錯誤の男女差別です。

 しかし、「大和撫子」というのは、男子にはない特性を持つ女子について、日本的に美しく表現した言葉です。 私は都市大小学校の女子児童には大事にしてほしいと思っております。

 同じように、男子は雄々しくあれとか、泣くなというのも、個性の差はあって良いのですが、多かれ少なかれ男子に必要な資質です。危険がせまったときには、男子が女子を守るというのが当然のことです。泣いている暇は男子にはありません。

 女子も男子も同じようにお互いを守れというのは、おためごかしにすぎないと思っています。なぜなら、男女では体力に歴然とした差があるからで、男が女を守るようにしつけることのほうが合理的だからです。

 もちろん、例外はあります。男のお年寄りや体の弱い男子を体力のある女子が守るのはこれまた当然で、それは弱者を守るという別のしつけになります。

 以上、理屈を申し述べましたが(学校のブログで論争的理屈を記すのは好ましくないことは承知のうえで申し述べました)、「大和撫子」という言葉や、「男だろ、泣くな」という言葉は教育上、大変大事ですし、今後も使いたいので、私の考えを一筆いたしました。ご寛容に願います。

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