3月6日月曜朝会 ミクニレッスンの終了
皆さん、おはようございます。先週は「三寒四温」についてお話しましたが、正にその通り、寒い日と温かな日が交互にやってきていますね。そして、暖かな日が少しずつ多くなっていくのを肌で感じられるようになってきました。
卒業式まであと10日です。6年生は、残された一日一日を大切に過ごしてくださいね。
今日は、毎年4年生に指導していただいていた「ミクニレッスン」の最後の日となりました。三國清三先生には、大変お忙しい中、12年間にわたり、私たちの生活に欠かすことのできない、大切な食べること「食」について、楽しく教えていただきました。甘さや辛さ、うま味などの「味覚」から始まり、様々な料理やお菓子、江戸野菜を使っての調理実習など、本当に沢山の事を習うことが出来ました。
残念ですが、三國先生も今日が最後の来校になります。4年生以外の皆さんも、もしお会いすることがありましたら、「有難うございました」「お世話になりました」とお礼を言ってくださいね。
新しい「食育レッスン」については、4月から新しい先生でスタートします。また違った観点からの「食育」の勉強ができますから、楽しみにしていてくださいね。
さて、次に話しておかなければならないことがあります。3月1日に、埼玉県戸田市の公立中学校で、ナイフを持った高校生が中学一年生の教室に侵入し、止めに入った教師ともみあいになり、切りつけるという事件が発生しました。この高校生は、その場で集まった先生方に抑えられましたが、逮捕された後の取り調べでは、「無差別殺人にあこがれて事件を起こした」という意味のことを話しているそうです。
本校でも、先生たちが登校時や下校時に学校周辺に立っていたり、見送ったり、警備員さんが毎日いてくださったりしています。また、皆さんには、不審者侵入時の対応訓練として、ベランダに隠れてもらったりしているのはわかっていますね。
それでも、危険な事件を起こそうと狙っている不審者を防ぐことは、とても難しいことなのです。
一番は、不審者を入れない事です。今回の事件が切掛けではありませんが、先々週に、成城警察署の警察官と、訓練を計画してくれている生活設計部の先生方が話し合いをしました。色々な話題の中で、まずは不審者が侵入できないように、みんなが登校したのちは、エントランスの扉に鍵を掛けることを指導され、今は扉閉めることにしています。皆さんの下校時や、課外スクールの時間帯にも、できるだけ門や扉を開ける時間を短くしたいと考えています。不便を感じることがあるかもしれませんが、ぜひ、全員で協力をしてください。それから、バス停やバス車内での大声やふざけなどで、周囲の人たちに迷惑をかけるようなことがあると、不審者でなくても厳しく叱られることもあります。日頃の自分たちの行動にも十分注意をしていきましょう。
最後になりますが、今から12年前の3月11日にマグニチュード9,0という国内観測史上最大規模の大地震が、東北地方太平洋側を震源に発生しました。海岸線を襲った津波は、最大で15メートルを超え、この津波により、多くの建物や施設が破壊され、死者行方不明者を合わせると2万2千500人の方が命を落としました。また、福島県にある原子力発電所も破壊されたことから、地域一帯が放射能に汚染される重大な事態も発生しています。今も復旧に向けて東北地方は大変なご苦労をされています。
この震災から12年が過ぎましたが、決して忘れてはならないこととして、皆さんにも伝えしました。亡くなった多くの方々へのご冥福を祈るとともに、私たちも防災への意識を高めていきましょう。
引き続き、大なわ大会の表彰を行いました。
続いて、第2回書き取り大会の表彰を行いました。