11月28日 月曜朝会「残すところあと一か月」
皆さんおはようございます。朝晩が本当に寒くなりましたが、元気で過ごせていますか。
町中の街路樹も校庭の木々も落葉が進み、本格的な冬の訪れを感じられるようになってきました。
さて、早いもので、今年も残すところあと一か月、冬休みまではあと20日となりました。
皆さんも、1年という時間が経つのはあっという間だなぁと、しみじみ感じていたりするのではないでしょうか?11月が終わると、本当にあっという間に年末を迎えてしまいます。そんなあわただしい師走を迎える前に、今年1年をこの時期に振り返ってみるというのも良いかもしれません。丁度よい機会ですから、今年を振り返ってみて、年内にやっておかなければならないことがあったら急ぎ取り組んで、後悔の無いようにして欲しいと思います。
私などは、年のせいかもしれませんが、どうも大人になると時間の過ぎていくのが、とても早く感じるようになるのです。子どものころを思い出すと、「一年はもっと長かったなあ」と感じるのです。また、「色々なことが沢山あったなあ」とも感じたりもするのです。
不思議なことですが、時間的な経過は子どもも大人も同じなのですが、なんで感じ方が違うのだろうと考えたりもしました。
どうも大人になると時間の経過を早く感じる理由があるようなのです。
子どものときは本当に1日や一週間、一か月、そして一年がすごく長くて、大人になるとどうして時間があっという間に過ぎていってしまうと感じるのでしょうか。
いくつかの説があるようです。
まずは、「毎日が同じことの繰り返しだから」というのがあるようです。
大人になると一日一日の過ごし方に、新鮮な経験が少ないと、時間の経過が早く感じられる、という説です。
2つ目は、大人よりも心拍数が高い子どもの方が、時間がゆっくり流れるように感じる、という説もあるようです。
3つ目は、子どもよりも大人はインプットが少ないからという説です。色々なものを記憶する量が時間感覚と等しいということのようです。新しく記憶されるものが多い子どもの方が時間が長く感じられるのだそうです。
自分ではどうにもできないかも知れませんが、新しい経験や、いろいろな人と知り合う、知らないところに行ってみるなどすることで、有意義な時間を過ごすことができるのだと思えました。
皆さんの中にも、なんとなく、思い当たるところもあるのではないでしょうか。
残り1か月となったこの時期に、時間の大切さについて考え直してみるというのもよいかもしれませんね。年内にやるべきことがあったら時間を有効に使い、やり上げてください。
特に6年生は、中学入試への追い込み時期です。慌てずに立てた計画通りに効率よく勉強をしてください。まずは、学校生活をしっかりすることできちんとした生活習慣を維持してください。
最後ですが、コロナ感染者の増加と併せ、インフルエンザも出始めています。
校内や交通機関でのマスクは当然ですが、こまめに手洗いうがいをする。特に手洗いが重要ですね。色々なところを触った手で、つい口や目を触ってしまいますね。多くはこのような経路で感染するのです。
まずは、何よりも健康な体です。バランスのよい食事と、十分な睡眠をとること。
ワールドカップ・サッカーで寝不足気味の人もいるかもしれませんが、良く寝ましょうね。
それから、不必要に人ごみへ出かけることを控えてくださいね。
みんなで予防をして、校内での感染を防いでいきましょう。よろしくお願いします。