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11月14日 月曜朝会「第8波に備える」

皆さん、おはようございます。朝晩は大分冷え込んできましたが、昼間になると穏やかな温かさを感じる良い天気が続いていますね。
前回の朝会では「立冬」について話しました。
爽やかに晴れた秋の日をよく使われる言葉で、「秋晴れ」といいますね。ちょうどこの頃の天気の様子を指しています。
実は、この「秋晴れ」ですが、秋晴れと呼ぶのは前回お話した「立冬」の前までなのです。

では、立冬を過ぎてからは何と呼ぶのかと言いますと、小さな春の日和と書いて

「小春日和」(こはるびより)

と呼ぶのです。今年は11月7日が立冬でしたから、6日までが「秋晴れ」で7日からは「小春日和」なんですね。季節の変わり目を表す「立冬」でしたから、これ以後は冬に向けた準備と共に、言葉の上でも冬向きになっていくのですね。
お手紙を書く文頭の季節の言葉などにも、気を付けて書くようにしてくださいね。

さて、新型コロナ感染症の第8波について少しはなします。国内では第7波の流行以降、感染者数は10月末まで低い状況できていました。
この状況から、国内での人々の行動に対する制限が緩やかになり、国内旅行だけでなく海外旅行にも緩やかな対応がされるようになりました。周りに人が居なければ、マスク無しでの歩行も認められるようになりましたね。
しかし、11月に入り、徐々に国内の感染者の数が増えはじめています。都内では、学級閉鎖や学年閉鎖になっている学校も出てきています。
では、第8波はいつ来るのかと言いますと、今の予想からは12月中頃から感染者が急増し、1月にピークになるとされています。これは、今のようなマスク着用や飲食店内の人数制限の解除、人が多く集まる場所での行動の自由などが続いた場合の予測だそうです。更に寒くなってくるので部屋の喚起が十分されないことも感染者の拡大につながるとされています。
今回も第7波のオミクロン株が再び増えると予想されていますが、新たな変異種も既に国内で発見されています。

さらに、この冬にかけては、インフルエンザとの同時流行が起きるおそれもあると指摘がされています。
ただ、私たちがとるべき対策は大きく変わりません。
▽発熱などの症状がある場合は学校や仕事には行かず、ほかの人との接触を極力避ける。その際には、しっかり栄養をとり休養が重要です。
▽校内にでは、手指の消毒、うがい、マスクを着用する。
バスや電車内では大きな声で話をしない。
▽教室や多くの児童が集まる場所では換気を徹底する。
▽あと、ワクチン接種についても進んでするようにと国では奨めています。これについては、それぞれの家庭の考えがあるのでお家で決めてもらえばいいと考えています。

このように感染防止の努力をしても、それでも感染してしますこともあります。熱が出たり、体調が変だなと感じたりしたら、すぐにお家の人に話して、学校に連絡をしてくださいね。休む勇気も必要です。

私の話はここまでにします。

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