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10月31日 月曜朝会「日本茶の日」「ハロウィンでの事故」

皆さんおはようございます。10月最後の朝会です。
早いもので後期が始まって一か月が終わりました。大きなイベントである音楽発表会がありましたから、これに向かって一直線の毎日でしたね。
もうだいぶ落ち着いたところでしょうか。

来週には学校にとってとても大切な入試が行われます。今年も沢山の受験生が皆さんのようになりたいと思って、本校を受けてくれます。
弟さんや妹さんが受験するご家庭もあると思います。応援してあげてくださいね。皆さんは、5日間ほど自宅学習になりますが、ただ遊ぶだけでなく実力テストや判定テスト、漢字書き取り大会の準備にしっかりと時間を当ててください。やればやるだけ結果が出るのがテストです。自信を持って臨めるよう努力してください。
このところ、朝夕の気温も大分下がってきていて、北の方面や高いところでは紅葉が始まっていますね。折角のお休みですから、皆さんの家の周りや町並みの季節の移り変わりも感じてみてくださいね。四季を感じること、これも大切なことです。

さて、今日は皆さんも知っての通り今日はハロウィンですね。これについては沢山の情報がありますから、ここでは省きますが、昨日入ったニュースで、お隣の韓国ではハロウィンのために集まった沢山の人が将棋倒しになって、150名を超える人が亡くなりました。日本から勉強のために韓国に行っていた2人の方も亡くなっています。亡くなった多くの方々の冥福を祈りたいと思います。
沢山の人が狭い場所に集まったところでの事故でした。この事故を教訓とするわけではありませんが、学校でも同じような危険はあります。特に階段周辺での行動には気を付けて欲しいものです。走ったり、飛び降りたり、前の人を押したりなど絶対にしないようにしましょうね。学校の事故で一番多いのが「転倒・転落事故」です。気を付けて行動すれば防げる事故もありますから、日頃から注意をしてくださいね。

ハロウィン以外、どんな日なのか一寸だけ、調べてみました。そうしたら今日は「日本茶の日」ということがわかりました。
その由来は、とても古く、今から830年前の1192年10月31日にあたる日に、日本での臨済宗を開いた・栄西(えいさい)というお坊さんが、中国・宋からお茶の樹のタネを持ち帰ったとされることから、この日が「日本茶の日」と言われるようになったそうです。
その当時お茶は薬としても飲まれていて、栄西は中国の宋に留学した際、お茶を飲んでその効能を知り、帰国の際に種子を持ち帰り、茶の普及につとめました。
そのために、栄西は、我が国の「茶祖」といわれるようになったのです。
栄西が持ち帰ったお茶の種は、佐賀県と福岡県の県境にある脊振山(せふりさん)に蒔かれ、日本での茶の栽培が始まったといわれています。
お茶の飲み方は、当時宋で流行っていたスタイルで、茶葉を道具でひいて粉状にし、それにお湯を入れて飲むというもの。これが現在のお茶のルーツとなっているようです。

しかし、実はもう1日、「日本茶の日」がありました。
それは10月1日で、天正15(1587)年、豊臣秀吉が京都にある北野天満宮にて大きなお茶会「北野大茶湯」(きたのおおちゃのゆ)を開いた日であることが由来となっているそうです。身分に関係なくお茶を広めた日であることから、大手飲料メーカーがこの日を「日本茶の日」として制定しました。
お茶所で有名な静岡県でも別の日を「お茶の日」と定めているようです。それぞれが、それぞれの都合で決めている日なのかもしれませんね。
このほか、10月12日は「豆乳の日」、26日は「青汁の日」にあたるそうです。調べてみると飲料にまつわる記念日はたくさんあります。10月に記念日が重なったことは偶然とはいえ、非常に興味深いことですね。

夏から秋の間、まだ気温が高いことから冷たい飲み物を摂ることがつづいたことと思います。冷たい飲み物は胃や腸をじわじわといじめて、夏バテの原因になっていくのです。食欲が落ちてきたり、体がだるかったり、お腹を壊しやすくなったりするのがこの秋の頃なのです。もしも、そういう人がいたら、温かな飲み物を摂るように気を付けて、体の調子を取り戻すように努めてくださいね。
因みに、月はまたいでしまいますが、明日11月1日は「紅茶の日」です。

この秋に飲料の記念日が沢山あるのは、季節の変わり目の衣替えとともに、飲み物の切り替えを進めているのかもしれませんね。
これから日ごとに気温が低くなっていきます。温かい飲み物を飲んで体を温め、健やかに過ごしていきましょう。
それでは、入試でお休みが入りますが、生活のリズムを崩さないようにメリハリのある生活を心がけるようにしてください。
では今日の話を終わります。

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