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12月13日 月曜朝会「2年ぶりの全校朝会」

皆さんおはようございます。 


今日は、今年度初めてのグラウンドでの全校朝会です。少し寒いですが、姿勢を正して聞いてください。 

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前回の朝会で、皆さんがグラウンドなどに一斉に集まることの大切さについて話しました。覚えていますか。災害時などには、できるだけ早く全校児童が避難したかを確認するために、きちんとした集合隊形を作ることが必要であると話しました。その整列のためには、前後左右の列の間隔や、ずれを見て直すなど、一人ひとりが注意力を持って整列することが大切なのです。それからもう一つは、きちんとした姿勢や態度で、前に出た人の話を聴くことができるようにすることでした。これは、グラウンドでの集会やアリーナの入学式や卒業式などの式典でも、きちんと参加する姿勢を習慣付けることでしたね。今までコロナでできませんでしたが、今日はそれを練習する意味も含めての一斉朝会ということになります。 


さて、話は変わりますが、1,2年生が千葉県への宿泊から帰ってきた翌日、12月2日に、市ヶ谷にある私学会館で大きな式典が行われました。これは、昭和16年の太平洋戦争の開始時期に、日本全国の私立小学校が、お互いに力を合わせて頑張って行こうと集まってから80年が経ったことを祝うもので、併せて勉強会も行われました。重永前校長先生も会長として式典ではお元気にお話をされていました。 

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 その時の勉強会の中で、「先端ロボットを活用した初等部の科学教育」という話があり、ロボット研究の世界的な大学教授が、現在活躍中のロボットや、開発中のロボットを実際に動かしたりしながら、説明をしてくださいました。 


皆さんも見たことがあるかもしれませんが、10年前に起きた東日本大震災で破壊された、福島県にある原子力発電所の建物の中に入って、中の様子を撮影した移動型のロボットや、どんな地形にも合わせて足の形を変えて歩く、虫のような6足歩行ロボット、障害物があると自動で止まる小型の車いすや、快適運転の自転車型のロボットなど、これを見た時にはすごい最先端の技術だと感じましたが、近い将来、必ず私たちの生活の中に入ってくるであろうとも思いました。

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実は、私たちの生活を見回して見ると、お掃除ロボットやペット監視ロボット、車の自動操縦や、対話する人型ロボットなどが普及していることに気付きますね。すでに人間と共存を初めていることを再認識したところでした。 ロボット研究は、これからの皆さんとっても大変興味深い分野になっていくものと思います。 今日は時間の関係からここまでにしますが、いずれ紹介していきますね。 最後になりますが、入試間近の6年生の皆さん、いよいよ追い込みの時期になりました。今大事なのは「6年生皆で受験に取り組んでいるのだ」という学年の連帯感です。入試は団体戦です。これまで取り組んできた仲間との一緒の試合であるという事を忘れないでください。自分一人が苦しんでいるのでは無いという事です。皆で励まし合い、入試までの貴重な時間を過ごしてください。いつも言っていますが、焦りは禁物です。体調に気を付け頑張っていきましょう。

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