10月11日 月曜朝会
皆さん、おはようございます。後期がスタートして一週間が過ぎましたが元気で過ごしていますか。日中はまだ、暑い日もありますが、湿度が低く爽やかなですね。朝晩は寒いくらいです。
体調管理には難しい時期ですが、風邪など引かぬよう注意してくださいね。
先週木曜日の夜には、東京埼玉を中心とした大きな地震がありました。大変驚いたことと思います。学校では地震に備えての避難訓練もしています。もしも、学校にいるときに地震が発生したら、先生方の指示をしっかり聞いて、安全に避難してください。
一人のけが人も出ないようにしていきましょう。お願いします。
新型コロナの感染者が減ってきたことから、先週から給食が始まり6時間授業となりました。これは、来週18日からの45分の普通授業に上手に切り替えられることを目的として、徐々に普通の生活に戻そうとしているところです。
特に1年生、2年生の皆さんは、十分な体力がまだ付いているわけではありませんので、来週に向け、上手に生活のリズムを作っていってください。夜は寝やすくなりましたから、早く寝て一日の疲れをしっかり取って毎日頑張りましょう。
さて、今日11日は本来でしたらスポーツの日という祝日でお休みでしたが、オリンピックあったことから休日を動かしていましたので今日は平日の扱いになっています。カレンダーが赤字のものが多いので、うっかりしていた人はいませんか?今日は普通に頑張りましょう。
本校予定表では、今日11日は衣替えです。「衣替え」は、従来は、10月1日を目安に夏服から冬服へ、6月1日を目安に冬服から夏服へと替える習慣となっています。
衣替えは古くは、平安時代から天皇や貴族の社会の行事として、年2回、行われていました。時代は下がって、江戸時代になると着物の種類が増え、気候に合わせて年4回の衣替えが武家社会で定められ、庶民にも広がっていきました。
そして、近代になり洋服が取り入れられると、暦の西洋歴への変更に伴い、夏服へは6月、冬服へは10月として現代に引き継がれ習慣化されてきているのです。
6月と10月に一斉に行われるようになった衣替えですが、日本は縦に長い国土で、地域によって気候風土は違います、したがって、衣替えの日程を調整したり、春・秋用の合服を採用したりしながら季節に合わせていますね。また、最近は気候が少し変わってきていて、早くから暑くなることから夏の衣替えを早めているところもあります。
季節は少しずつ変化をしながら、冬へ向かったり、夏へ向かったりします。10月の衣替えをしたからといって、制服はともかく、すぐに一斉に冬の服装になったりはしませんね。また、夏も同じです。夏らしい服装から秋らしいもの、そして冬らしいものへと変化をしていって欲しいと思います。
日本人は古くから、季節感というものを大切にしてきました。その背景には、日本人ならではの感性があります。春夏秋冬をはっきりと感じることのできる自然に恵まれた日本だからこそ、この季節感というものを日本人は持っているのだと思います。
更に、服装の衣替えだけでなく、生活する家の扉や窓、家具や飾りにも、同じように季節に合わせて入れ替えを行っていきますね。夏に日除けに掛けたすだれを、涼しくなってからも使用している家はありませんね。かえって陽が当たらず寒くなってしまいます。扇風機も片づけるでしょう。これも家の中の衣替えといえるでしょうね。
周りを気にして見てみると、秋や冬に向かって、カーテンや布団を厚手のものに変えたり、カーペットを敷いたりなどいろいろなことがありますね。
因みに季節に合っていれば「秋らしい」「春っぽい」と褒め言葉で表されますが、季節に合わないと「暑苦しい」「寒々しい」などと言われてしまいます。皆さんも自分自身の身のまわりを見て、自分らしい衣替えをしてみてください。
ぜひ、季節に応じた装いができるよう、素敵な衣替えになるように期待しています。
話は変わりますが、今週は今年初めての授業参観があります。今までは、新型コロナ感染症の影響で、ご家族の方に学校内に入っていただくことを遠慮していただいていましたが、感染者が少なくなってきたので普段の皆さんの様子をしっかり見ていただくことにしました。おうちの方も楽しみにしていることと思います。皆さんもしっかりと勉強をしている姿を見せてあげてください。よろしくお願いいしますね。
それでは、良い衣替えをして気分を切り替えて頑張っていきましょう。今日のお話を終わります。