6月7日月曜朝会 & 表彰
皆さんおはようございます。
運動会が終わって、一週間がたちました。
今年は、新型コロナ感染症から皆さんを守るため、様々な工夫をしての運動会でしたね。
して、赤組、白組の大接戦もあり、素晴らしい一日を過ごすことができました。
また、現在、体調不良の人も出ていないので、とても嬉しく安心をしています。
あれだけ、素晴らしいことができるのだから、これからも一人一人が頑張って、良い学校生活を送っていってくださいね。
さて、今月は6月です。今日は6月に関係することを少し話してみます。
旧暦では、6月を「水無月(みなづき)」と呼んでいます。
「旧暦とは何?」という人もいるでしょうから、簡単に旧暦について説明します。
現在、わたしたちが使っている暦は「太陽暦」といい、太陽の動きを元にして作られています。
陽暦は、日本では、明治6年に採用され、それ以後使われていますが、それ以前は、
「太陰太陽暦」が使われていました。月の満ち欠けを元にして、太陽の動きも考慮して作られた暦です。
暦の計算法にはいろいろな種類があるのですが、現在の太陽暦になる直前に使われていたものを、一般的には、「旧暦」と呼んでいます。
さて、それでは本題の水無月(みなづき)について、お話します。
「水無月(みなづき)」は旧暦の6月になるのですが、由来は「田んぼに水を引く月」で ることから、「水無月」になったという説です。
「水無月」は、みずなしつき(水が無い月)では?とすぐに思いますが、
それは、「水無月」の「無」に秘密があります。実は、その「無」の意味は、連体助詞といって、水という名詞と月という名詞をつなぐもの(助詞)で、「無」は、「の」という意味なのです。ですから、「水無月」は、「水の月」という意味になるのです。
だから、「水が無い月」ではないという意味になるのですね。昔の人は、自然と寄り添い、自然を感じながら、日々の暮らしの中から得てきたものなのです。
その言葉には、どうゆう意味があるのか?どうゆう由来があるのか?そうゆうことを考えることも、なかなか面白いと思いました。
今回お話した「水無月(みなづき)」の意味や由来については、他にもいろいろな説があり、 植えをするときは、田んぼに水をはるので、「水張り月」といったこといったこともあるようです。
当時、大仕事の田植えを皆で協力して終えたことから、「みなづき」になった説。
旧暦の6月は、現在の暦の7月上旬から8月上旬頃なので梅雨が終わり、真夏の暑い時期で、水が無い時期なので「水無月」になった説などなど。
興味をもったら調べてみるのもいいですね。図書室にいって本を探してみてください。。
では本日のお話を終わります。
続いて、表彰です。第64回全国学芸サイエンスコンクールにおいてフジテレビ学校特別奨励賞をいただいたので、児童会会長の山崎君が学校の代表として受け取りました。