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校長退任のご挨拶を申し上げます

(校長発:令和3年3月25日木曜) 晴れのち雨


 退職の日まで、あと数日ございますが、皆様に御礼のご挨拶を申し上げたいと存じます。

 続きにしたためましたので、ご一読いただけましたら幸甚に存じます。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【ごあいさつ】皆様 本当にありがとうございました。

※写真は「都市大っ子への感謝状」でございます。皆様への御礼の気持ちを都市大っ子への感謝状として表現させていただきました。

都市大っ子感謝状.jpg
 

 3月17日修了式・離任式のブログにて、校長退任についてお知らせしましたが、あらためてこの場を借りてご挨拶申し上げます。

 振り返れば、平成22年(2010年)4月以来、本校にお世話になりました。平成25年から5年間は二子幼稚園園長を兼務しました。着任の年度に東日本大震災・原発事故が起こり、コロナ禍の中で退任することに感慨がわいてきます。

 11年という月日の間、皆様にご不便をおかけしたことも多いと思います。お詫び申し上げつつ、支えてくださった皆様に感謝申し上げます。教職員と五島育英会、都市大グループ、東急グループの支えがあればこそ務めることができたと思っておりますが、何よりも大きい支えは、本校児童と保護者の皆様、父母の会と歴代役員の皆様、親父の会の皆様のお力です。本当に絶大なるご支援ご協力をたまわりました。

 さらには同窓会(若桐会)の皆様、学校評議員の皆様のお力もいただきました。深甚より感謝申し上げます。

 都市大っ子と一緒に過ごした歳月は私のこれまでの人生の6分の1を占めます。人生の後半になって都市大っ子と触れ合ったわけですが、その日々はまことに楽しいものでした。楽しいだけでなく、人間というものは年齢(よわい)を重ねても学習し成長しなければならないのだということを教えてもらった日々でした。

 年老いて学ばなければ、年端(としは)のいかない小学生に教えを垂れることはできないということを学ばせてもらいました。とても重みのある歳月でございました。

 東京都市大学付属小学校は創立65年を数えます。創立者の五島慶太先生は今年の大河ドラマ「青天を衝け」の主人公渋沢栄一翁の活躍する姿に憧れて事業の世界に飛び込みました。そして、その渋沢栄一翁と阪急電鉄小林一三翁から田園調布の開発を託されたエピソードを持つ事業家です。

 そのように偉大な方を創立者にいただく本校の末永い発展をお祈り申し上げまして、私の退任のご挨拶とさせていただきます。今後は立場を変えて付属小と都市大グループの発展に携わり応援してまいりたいと存じます。

 新しい校長は4月になってから発表されますが、人格高潔にしてパワーのある頼もしい人物です。
ホームページの刷新をはじめ都市大付属小と都市大っ子が更なる高みへのぼっていき、世界の地平線をさらに遠く見渡せるように導きたいと意欲をたぎらせています。私にたまわりましたご支援ご協力を新校長に寄せていただきますよう心よりお願い申し上げます。

 さて末筆となりましたが、いつも忘れてはならないと心に留める方々がいらっしゃいます。本校教育推進になくてはならない物資やサービスを提供してくださる事業者の皆様、新入生のお世話をしてくださる幼稚園、保育園、幼児教室、そして教育業界に関する情報を提供してくださるコンサルティング会社の皆様です。

 東京私立初等学校協会と日本私立小学校連合会の仲間の皆様にも励まされ研修や私学振興を共にし、同業の苦労を一つにしてきたことが忘れられません。一筆して御礼とさせていただきます。

 皆様、本当にありがとうございました。衷心より御礼申し上げます。

私の先生ブログ執筆は以上をもちまして閉じることと致します。長い年月、ご愛読ありがとうございました。

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