〇【詳報】5年競書会
〇働き方改革について
(校長発:令和2年1月24日金曜) 曇り
昨日はお休みをいただきました。本年度より国内すべての事業所において全従業員が「年休5日」を消化することが義務付けられました。政府提唱の「働き方改革」の一環です。この義務を達成しない事業所には罰金が科せられ、悪質な事業所は施設名公表という厳しい措置がとられます。学校教員も例外ではありません。
ところで、昨今の学校教員現場は「ブラック企業」と言われることがありますが、それは毎日遅い時間まで働かなければならないという状況、そして昔のように夏休み等の長期休業も思うようにとれずという状況から言われているわけです。これでは優秀な人材が学校に集まらないため、協会でも「教員の働き方改革」が数年前から話題にのぼっておりました。
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(つづき)
そこへ「年休5日消化」が義務付けられたわけですので喜ばしいことなのですが、学校教員の世界は子ども相手ですので、子どもを放り出すわけにはいかず、必ず代替教員を用意してから休むことが必須です。ですから計画的にとるように先生方にはお願いしております。
それでもなかなかとれない状態の先生がいらっしゃって、このままでは罰金が科せられるばかりか、都市大付属小は義務も履行できないブラック学校という印象がついてまわることになります。
先生方が頑張っているのに校長がひょこひょこ休むようじゃ先生方の士気にかかわると思って、私自身は年休をとらない方針でこれまでやってきましたが、今年度は、いやいや校長が率先垂範が大事だと思ってはおりました。しかし、実際にとろうと思うと、なかなか取れないですね(笑)。
それでも、本日、職員会議がありますので、校長が「5日消化」の見通しを示さなければ、先生方にしめしがつかないと思い、幸い、昨日所用が発生し、といっても半日もかからない用事だったのですが、えいっ思い切って一日休もうと、まんまる一日の年休ということにさせていただいたところです。どうぞご理解願います。
先生方もこれからお休みを消化してまいりますので、どうぞご理解願います。代替教員を必ず用意し、授業に穴をあけることは致しませんのでご安心願います。
【【詳報】5年競書会】
お待たせしました。5年生競書会の模様をお知らせします。もう新春書道展が始まっているのに、ぐずぐずしていて掲載が遅れたことをお詫びします。
5年生競書会も静謐な(せいひつな)雰囲気のなかで、かつ気持ちを引き締めた状況で進められました。
5年生も気合の入った文字を選んでいる子がいました。新春の書き初めですので、年明けにふさわしい佳字(かじ・・・良い字)を選ぶことが大事で、特に気合を入れる必要はないのですが、しかし一年の計を立てる強い気持ちで字句を選ぶのも大いに結構なことです。
「令和2年」という今年をあらわす言葉をストレートに書いた子や、「賀正新年」と書いた子らもいてほほえましく思いましたが、「全力投球」と気合が入ったり、「平心応物」(へいしんおうぶつ)と難しい字句を選んだ子もいました。※「平心応物」は「平常心で物事にあたる」という意味です。10年前にも書いた子がいました。そのとき私は初めて知った言葉ですので、よく覚えているのです。
同じ新年をあらわすことばでも「天地新春」という表現を選んだ子もいて、5年生は多種多様の表現であふれました。すべてを紹介しませんが、どうぞスライドショーでご覧ください。
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本日の記事は以上です。