〇豪州便り(その8)教頭レポート【第4日:8月14日】
〇吹奏楽クラブが有志練習に登校しています。
(校長発:教頭レポート:令和元年8月15日木曜) 東京は雨ときどき曇り 時折強風
東京の本校には、きょう、吹奏楽クラブの皆さんが(有志ですが)登校練習しています。音楽発表会に向けた練習。豪州の児童に負けじと頑張ってくれています。
さて豪州プログラム、昨日の模様について教頭レポートをお届けします。昨日のうちにアップしてある古屋先生速報を未見の方はそちらもご覧ください。
↓教頭レポート
(教頭) 国際交流プログラム第4日
プログラムの折り返し点ですが、進行運営だけではなく体調管理をふくめてプラスワン教育の鈴木さんや添乗員の松井さんには本当に助けられています。 また、古屋先生がいろいろと大活躍してくださっていますので、大助かりです。豊富な担任経験に裏打ちされた児童サポートはさすがです。古屋先生にも大いに感謝です。
それでは、折り返し点の第4日のレポートです。
4日目の朝は、雲一つない快晴です。4日目となればホストファミリーのお家から元気よく出てきます。いつもどんな顔をして出てくるのだろうかと心配ですが、それは毎日、杞憂に終わります。
にこやかな笑顔のうちに時間通りに学校に到着して、校内で古屋先生から今日の確認事項が伝えられ、すぐにスナックタイム。お菓子をいただきます。
今日は全校朝会がある日です。8時半を過ぎると、皆、中庭に集まってきます。そこに神父さん(ギリシャ正教会)が来られて、「お説教」をされ、そしてお祈りして朝会の終わりとなります。
その後は、担任の先生がそれぞれ引率をして教室に入ります。この辺は都市大付属小と同じですね。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
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(つづき)
今日の授業で体育があるクラスは、体操着で登校します。本校の児童も体操着で登校です。
グラウンドには、学校からバスで向かいます。バスは連接バスです。
体育以外の授業は、Yr2クラスでは国語・算数・読書・科学技術、Yr3クラスでは国語・現代ギリシャ語・算数が設けられています。
みんな随分とバディーと仲良くなっており、バディの子たちに助けられながら授業に臨めるようになっています。ちなみに本校児童は、4つのクラスに分けられています。
私と古屋先生は、スナックタイムまで明日明後日の打ち合わせを行い、この後、校長先生のご厚意により中学・高校の視察に向かいます。
中高校は小学校から10分ほど離れた場所にあります。
その中学・高校に着くと、皆驚くことになりました。画像をみていただくと分かりますが、中学・高校の建物がまるで中世のお城のような校舎なのです。
実は、この中学・高校は、旧貴族の館で文化遺産となっているそうです。それをそっくり購入し、外観はそのままに、内部を学校用にリフォームをして使用しているということでした。都市大付属小創立者の五島慶太先生の邸宅はいま五島美術館になっており一般公開されていますが(世田谷区上野毛)、五島慶太邸が美術館ではなく付属小の校舎になっているようなものですね。素晴らしいはずです。
校舎内に入ると厳かな感じで、足を踏み入れるのが躊躇らわれる(ためらわれる)ような造りです。入ってすぐ横の部屋に通されると、校長先生と副校長先生が待ってくださっていました。女性の校長、男性の副校長というコンビです。
暫くの間歓談した後、副校長先生が校舎内を案内してくださいました。中学生や高校生が授業をしている最中でしたが、あたたかく迎え入れてくれました。校長先生・副校長先生・古屋・寺門の4人で記念写真を撮ってから、学校を後にしました。おこがましいことながら、私どもの写真も画像に入れてありますのでご覧ください(笑)。
丁度スナックタイムが終わった頃、学校に戻ると明日明後日(第5日、第6日)の打ち合わせの続きです。明日は、聖母マリア昇天祭という行事のため、学校はお休みです。そのため、余暇のアクティビティとしてブルーマウンテン観光が企画されています。
そして明後日は、Book Weekという行事があり、パフォーマンスとパレードがあります。その内容は、本の主人公のコスチュームを着て学校に登校し、ホールでパレードを行うというものです。さて、本校児童はどんな主人公に変身して登校するのでしょうか。今から大いに楽しみです。
こうして、今日も無事一日が終わりましたが、下校前に子どもたちは明後日のフェアウェルパーティーで披露するパフォーマンスの練習を入念に済ませました。
学校を後にした車内でのバディとの会話量も日毎に増えており、頼もしい限りです。
さきほど申したように明日は聖母マリア昇天祭という行事のため、学校は休校となり、世界自然遺産のブルーマウンテン観光の日です。また、写真撮影・お土産品購入ができる機会でもあるので、子どもたちも楽しみにしています。
とにかく折り返し点を過ぎ、あれこれと仕上げなければならない日々となりますが、最後まで充実した毎日を送りたいと思います。
↓ (校長)送られてきた画像を2本のスライドショーにまとめました。
この記事は以上です。