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〇豪州便り(その11:完)
 古屋先生の号外速報レポ(17日土曜)
 教頭の16日詳細レポート

(校長発:古屋先生&教頭レポート:令和元年8月17日土曜) 東京は晴れ 猛暑


(校長) 昨日、古屋先生の速報レポートは完結したとお知らせしましたが、さすがは律儀な先生です。今朝がた、レポートを送ってくれました。私宛にということでしたが、せっかくですので、教頭レポートの前にご紹介いたします。 これをもって古屋先生と教頭レポートを完結とさせていただきます。毎日、本ブログにお付き合いいただき感謝申し上げます。19日早暁、羽田でお会いしましょう。

(古屋先生) 

 連日お疲れ様です。

 昨日はオールセインツグラマースクールでの生活をすべて終えてホッとしました。こどもたちはホームステイの最終日がまだありますが、私は子どもたちと離れての最終日となります。気持ちに余裕ができてホッとしたからなのか、少し疲れが出ていますが、最後まで頑張りぬきますので、ご安心くださいね。

 それにしても、こちらのコーディネーター、なおさんが本当によく対応して下さいました。これまでのところすべてが順調です。

 今朝は添乗員かおりさん、なおさんと一緒に明日の下見をすませました。ラッキーなことに明日予定しているボタニックガーデンでサイエンスのイベントがあるとのこと。子どもたちにはサプライズとなりますが、きっと楽しんでくれると思います。

 今、私は海を眺めながらカフェで一息。後ほどかおりさん、教頭先生と合流して最後の打ち合わせを行なってきます。

 子どもたちのホストファミリーから、携帯が鳴らないか気にして過ごしていますが、今のところ大丈夫です。ここまで元気に乗り切ってくれた子どもたちのことですから、きっと終日ファミリーと最後の時間を楽しく過ごしていることでしょう。 19日に保護者の皆様と再会できることを心待ちにしているのではないかと思います。私も皆様との再会が楽しみです。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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 まず教頭撮影画像からご覧ください。全部で7本、約10分あります。


(教頭) 国際交流プログラム第6日
 
 今日は最後となる登校日。皆さん元気かなと思いつつ、朝を迎えましたが、いつものように、学校に全員元気に到着。

 同じように、オールセインツ・グラマースクール(ASG)の子どもたちも元気に登校してきますが、いつもの雰囲気と違います。そうでした、今日はBookWeekに行われるBook Fairの日。こどもたちは皆、本(物語)の主人公に仮装して登校する日なのです。

 スターウオーズ、アヴェンジャーズのアイアンマン・スパイダーマン・キャプテンアメリカ、ハリーポッター、ウォーリーをさがせのウォーリー、白雪姫、中にはアインシュタイン博士、力士(!)などなど・・・このレポートには書ききれません・・・とにかく、あらゆる本の主人公に仮装した子どもたちが続々と登校してきます。

 もちろん先生方も仮装しています。校長先生や副校長先生も仮装しています。この姿で一日を過ごすのです。日本では考えられない行事、そして光景です。・・・(校長:いやいや、教頭先生、日本でもやってみると楽しいかもね。ご自分だけでもいいよ(笑))

 当然ながら本校の子どもたちの中にも仮装して過ごす子がいます。シャイ(?)な子どもたちに緊張感が漂い始めたころ、速やかに今日の持ち物のチェックを済ませ、フェアウェルセレモニーでの挨拶と校歌の練習です。

 しばらくすると、ASGの子どもたちが全員集まり、いよいよお別れのときです。神父さんのお説教の後、フェアウェルパーティーです。全校朝会のこの時間に行われることになり、いよいよ始まりました。

 校長先生から本校児童へあたたかいご挨拶をいただいた後、本校児童の代表2名がお礼の言葉を申し述べました。そして、次に本校の校歌を本校代表児童のピアノ伴奏とともに歌いました。

 続いて、校長先生が一人一人に修了証書とプレゼントを渡してくださいました。きっと一生の思い出として、子どもたちの胸にきざまれたことでしょう。校長先生・副校長先生、そしてバディーと一緒に記念写真を撮ってセレモニーはお開きとなりましたが、やっと緊張がほぐれたのか、最後になっていつもの笑顔がもどってきました。

 ここからは、いつもどおり担任の先生に引率されて教室に行きます。しかし、今日は最後の授業(学校生活)なので、最初にそれぞれが教室でお別れの挨拶をしました。そして、これまでお世話になった先生やクラスメイトに、感謝の気持ちを込めたプレゼントを渡しました。
 
 プレゼントを渡したあとはいつも通りに授業を受け、スナックタイムをとり、昼食をすませます。

 さあ、いよいよBookWeek Paradeの始まりです。 都市大児童は法被姿に着替えて、いざホールに出発です。今日は、ASGの保護者の方も参観にいらしています。この辺は、日本の学校(保護者の方)と同じで、わが子の姿を見ようと大勢の方がいらしています。

 ホールに入ると大観衆に囲まれているという様相です。本校運動会や音楽発表会、学校公開などで慣れているはずなのに、その大観衆の姿を見た子どもたちは、少し驚いた面持ちでした。

 さらには、校長先生・副校長先生もキャプテンクック・怪傑ゾロのコスチュームを着て、児童の入場を待って下さいました。お二人の姿を見た子どもたちからは、失礼ながら(笑)、「はまりすぎ」「少し怖いね」という声もありましたが、ご両人は日本語がお分かりにならないので(笑)、私はほっとしたことでした。

 こうした中で、プログラムの最初の最初、第一番プログラムとして本校児童が「古代神」を舞い踊るわけですから、子どもたちの緊張感も自ずと高まります。司会の先生からアナウンスされて、いよいよ登場です。

 東京都市大学付属小学校を代表して、最後までしっかり演技をしてほしいなと念じました。すると、演技は自信に溢れた堂々たるものでした。演じ終わったとたん、ASGの保護者・教職員・児童の皆さんから大きな大きな、そしてあたたかな拍手に加えて欧米特有の歓声(エール)もいただくことができました。

 その後は、クラスごとのパレード(本校児童も所属するクラスの一員として参加)、またアフタスクールに参加している子どもたちのパフォーマンスと続きました。

 こうして、いよいよ1週間お世話になったASGを去ることになりました。子どもたちから、小学校の教頭先生にお礼のご挨拶とプレゼント贈呈を行いました。

 私からも、東京に来られる際には、ぜひ本校にお立ち寄り下さいとお願いをしました。ちなみに、教頭先生の奥様は東京に何回か来られていて、一緒に行きましょうと誘われているそうです。・・・(校長:うん?教頭先生、先方の校長先生はご招待しなかったの?(笑)
 
 末筆になりましたが、この場を借りまして、あらためてASGの皆様にご挨拶申し上げます。校長先生、副校長先生をはじめとして、一週間、貴重なお時間をいただき、また本校の子どもたちに親身になって寄り添って下さった教職員の皆様に心より感謝申し上げます。

 そして、バディーの皆さん、こどもたちがASGで楽しく過ごせたのも、皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。今度は、本校にての国際交流プログラムにぜひ参加してください。

 さあ大団円のうちにASG生活を終えて、明日は、終日ホームステイ先で過ごします。そちらでも、感謝の気持ちをもって一日を過ごしてほしいと思います。

 都市大付属小の保護者の皆様、19日には帰国致します。私と古屋先生の豪州レポートはこれで完結とさせていただきますが、毎日おつきあいいただきまして、まことにありがとうございました。


    本日の記事は以上です。

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