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○「福の神」のお目見え・・・ちょっと嬉しく思いました
○【明日報告】校長室来訪児童
○父母の会(広報部・厚生部)

(校長発:令和元年6月12日水曜) 曇り一時日差し ※お巡りさん早朝立哨ありがとうございます。


 ※父母の会活動で広報部と厚生部の皆様がご来校、活動してくださいました。ありがとうございました。

 今日、授業巡回しましたが、どの教室も真剣なこどもたちの姿を見ることができて嬉しく思いましたが、それ以上に通常授業が普通にできることは、とても幸せなことなんだと感じました。

 3年生は教室を離れて理科室と音楽室で授業でしたが、理科は目崎先生が何やら「小さくて不思議なオブジェ」を持ち込んで、想像力を働かせる授業・・・「はい、校長先生も書いてください!」と目崎先生に言われて早々に退散しました(天の声:なんとだらしない校長だ!)・・・

 ・・・音楽は大脇先生によるリコーダーの授業、私はリコーダーが苦手だったことを思い出しながらも、このぐらいは出来たかななどと自尊感情を満足させていたら、大脇先生が「はい、この音は何と何かな、分かる人?」と発問・・・私は分からないでいるのに、こどもたちはしっかり答えていました、ここも早々に退散(天の声:情けないなあ、校長!)。

 しかし、ほんとうに通常授業の幸せを感じた時間でした。そして、校長室にもどると・・・・・・・・・

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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(つづき)

・・・・・校長室にもどると、「校長先生、ちょっとご報告があります」と言って、ある人がやってきました。何だろうと思ったら、「大きなヘビが出ました、でもどこかに消えてしまって見つけられないでいます、どうしたら良いか相談に来ました」とのこと。詳しく聞くと、アオダイショウで間違いないと思いました。

 それで、放っておいていいよと答えましたら、大きなヘビですので、児童に障り(さわり)があったら大変だと思います、見つけてつかまえて何とかしなければならないと思いますと重ねてのご注進です。

 とんでもない、アオダイショウは体はでかいけれども、毒もなければ人間に悪さはしません。私の子ども時分、アオダイショウが家の屋根の樋(とい)を這って(はって)いるのを見つけたら、「家の守り神だから手を合わせて感謝しなさい」と躾けられたものです。アオダイショウはネコと同様、ねずみなどの害獣をとってくれますし、福の神なのです。大事にしなければならないヘビです。

 子どもの目にはぞぞーっとするヘビですが(いや、大人でも多くの人はそうかな?)、アオダイショウが悠然と体をくねらせて進むのをみると私らは畏敬の念を覚えたものです。しかもヘビがいる環境は、ミミズがいる土壌が素晴らしい土壌であるのと同じように、汚染されていない環境であるということですから、本校の回りは昔ながらの立派な自然環境であることの証明です。

 そういうことを、心配の報告をきてくれた人に話して、放っておいてかまわない、むしろ子どもたちに見せて情操教育に使いたいぐらいだと言いました。 ところが、その後、ふたたび現れたところを警備員さんが捕獲したとのこと。それで見に行きましたら、まだ成長途上のアオダイショウでした。 近くにいた児童や先生たちに、アオダイショウだよと教えたら、興味津々で集まってきます。爬虫類博士のN君が、これはまだ子供のアオダイショウですねとのこと、さすがです。

 生き物に得意な林先生やへびつかいができる清水先生がやってきて、あれこれ講釈してくれました。幸い、引き取り手があらわれて一件落着しましたが、通常授業のできる幸せを感じていたところに、福の神のアオダイショウ殿がやってきてくれて、私はしみじみ平和な一日に感謝したことでした。

 きょう、校長室にふた組の児童がやってきてくれました。児童も福の神です。明日、ご紹介します。

 ※アオダイショウのことは、事務の大沼さんが本校公式フェイスブックで要点を報告してくれています。そちらもご覧ください。

    本日の記事は以上です。

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