○本年度第1回「不審者対策訓練」(朝:全校)
○放課後は教職員による不審者対策研修会と訓練
(校長発:令和元年6月4日火曜) 晴れ
本日、本年度最初の「不審者対策訓練」を実施しました。不審者対策訓練は、その性格上、詳報は致さないことにしておりますので、ご了承願います。今回は校内に不審者が侵入してきたという想定で、どのように対処するかの訓練です。
せっかく身を隠しても、話し声をしながらの避難であったり、自分だけ目に触れるような身の隠し方であったりしたら、不審者の自分の居場所を教えているようなものですので、その点を注意するよう、校長講話で話しました。・・・自分の居場所を教えるだけでなく、せっかく黙って身を隠している他のお友達をも危険にさらす行為です。
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(つづき)
地震や火事のときにも避難の原則は「おかしも」・・・「お=押すな」「か=駆けるな」「し=しゃべるな」「も=戻るな」ですが、不審者から身を守るときの「しゃべるな」は絶対原則です。自宅の近くに不審者に狙われやすい場所がないかどうか・・・先日のブログで小宮信夫教授に教わったこと「入りやすく、見えにくい」場所が狙われやすい場所です・・・これらを含めて、不審者から身を守るために必要なことは何かを、ご家庭におかれても、あらためてお話合いいただけましたら、幸甚に存じます。
先週のカリタス小学校のバス停襲撃は校外での事件であり、音もなく背後から襲ってきたというのですから、あの時点では防ぎようのない事件でしたが、しかし、それでも、今後の対策として、警察力を借りたり、対策要員を増やしたりして四方八方に目を配ることの必要性を教えてくれました。
この週末の6月8日は、18年前、大阪教育大学附属池田小学校襲撃事件が起きた日です。8名の児童が犠牲となりました。18年がたった今でも、犠牲者の保護者の皆様の時間は止まったままだと聞きます。本当に悲惨です。このような事件を二度と起こさないために、全国の学校が校門の常時施錠、警備員を常駐させるなどの対策に乗り出したきっかけになった事件でした。
今回のカリタス小学校バス停を襲った事件からも、今後の対策を考え出して、児童を守る手立てを尽くしていかなければなりません。昨日の全校朝会の結びで、私は「都市大付属小のみんなを何が何でも守るから安心して学校にいらっしゃい」と話しました。そう誓ったからには、ほんとうにさまざまなシミュレーションを立てながら、対策を講じてまいりたいと思います。
今日の放課後は、生活設計部が主催して、不審者から児童を守るために教職員として何ができるか、何をすべきかについて研修と訓練を行いました。
今朝も、バス通り横断歩道にお巡りさんが警備立哨してくださいました。感謝のお声をかけ、いろいろと話しましたが、お巡りさんたちも地域の学童を守るために全力をあげていくとおっしゃってくださり、心強い限りでした。
皆様も、お知恵がございましたら、ご提案願います。児童を守るためには万策尽きるということがあってはならないと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
※先週から校長室来訪児童が何組も来てくれています。ご紹介はしばらくお待ちください。
本日の記事は以上です。