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○五島育英会理事長から児童の安全第一をはかるよう指示が出されました。
○父母の会活動(厚生部)

(校長発:令和元年5月29日水曜) 曇りのち晴れ


 ※本日は午後出張しますので、お昼にアップしています。

 ※父母の会活動で厚生部の皆様がご来校活動してくださいました。昨日の引き取り下校に続けてのご来校、ありがとうございます。

 ※今朝の職員朝礼で、カリタス小学校の犠牲者に哀悼を表し、黙祷を捧げるとともに、児童の安全第一を旨として学校運営をすすめる気持ちを新たに致しました。

 ※今朝は1年生スクールバスのお見送りに保護者の皆様が多数お越しくださいました。ご心配のお気持ちが痛いほど伝わってまいりました。感謝申し上げますとともに、教員添乗をはじめ、安全対策を考えてまいります。

 昨日の事件から一夜明けて、本校児童は無事に登校してきましたが、カリタス小学校は今週いっぱい休校です。昨夜の記者会見でカリタス小学校の内藤校長先生らの沈痛な表情を拝見して、こちらも胸が詰まる思いでした。内藤校長先生は普段はとても明るく児童のことをお話になる先生ですので、沈痛な表情で児童のことを語らなければならない心情いかばかりかと思いました。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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(つづき)

 本校を運営する五島育英会の高橋理事長からも児童の安全第一をはかるよう指示が出され、いま、あらためて危機管理について勉強し直しているところです。昨日のテレビ報道で犯罪社会学の小宮信夫先生(立正大学教授)がコメントを出され、犯罪防止対策を教えて下さっていました。

 過去において本校も小宮先生から直接ご教示ご指導いただいております。

 そのとき、教わったことは、児童の安全にとって危ない場所(不審者が児童に悪さをしやすい場所)のキーワードは、1,見えにくい場所 2,入りやすい場所 の二つだということでした。 そのことは本校安全マニュアルにも書き込んで、教職員の意識にのぼせ、児童指導にも活用しているところです。

・・・・・・どんなに明るい場所でも、回りから「見えにくい場所」は児童を誘拐したり悪さをしたりする不審者にとって犯罪をおこす心理がおきやすいといいます。 高い塀や生け垣で囲われている場所はもちろん「見えにくい場所」です。でも、回りに高いマンションなどがあっても、窓やベランダが無い向きになっていたら、上から見えませんので、「見えにくい場所」です。

・・・・・・また入りやすい場所というのは、不審者が入りやすいだけでなく、不審者が人に見つかった場合に逃げやすい場所でもあるということです。 つまり不審者が犯罪をおこす気持ちが起きやすい場所ということになるわけです。そういうことを考えて、学校の近所、家庭の近所で「見えにくい、入りやすい」場所をチェックし、子どもに近づかないよう指導しておく必要があるということでした。

 それに加えて、昨日、小宮先生がおっしゃっていたことは、誘拐や悪さとは違った昨日のような「テロ」的犯罪に走る不審者・変質者の場合は、明るくて人通りが多いところ(目立つところ)で犯罪を起こす傾向があるということでした。 そういう場合は、自分の犯罪を人に見せつけるという心理が働くからだそうです。だから、明るい場所で人も多いからといって安心はできないということになります。

 このように、現代においては、子どもを連れているときには、どんな場合であっても、周囲に気を配る必要性が今まで以上にあるということになります。 今後、危機管理に関する勉強をかさね、こどもたちの安全第一を旨とする学校運営に取り組んでまいろうと思います。保護者の皆様とも緊密な連絡をとりたいと思いますので、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

   (本日の記事は以上です。)

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