○【教頭レポート】6年生北海道卒業記念研修旅行(その1:初日)
(校長発:教頭レポート初日その1:平成31年2月14日木曜) 東京は晴れ
保護者の皆さま、早朝からのお見送り、ありがとうございました。
羽田空港国内線第1ターミナルに集合した都市大付属小の精鋭たちは、気持ちも新たに卒業記念旅行出発の時を待ちます。寝ぼけ眼の子どもは一人もいません。ただ、気持ちが多少高ぶっている子がちらほら見受けられます。出発時間が迫り、出発式を行いました。
今年のスタッフは、1名を除いて平均年齢が少し高めですが、そこは経験豊富なスタッフということでご容赦いただき、それ故最後まで安心できる旅行になるはずです。
78名の子どもたちを乗せた飛行機は、定刻通りに羽田空港を飛び立ち、一路旭川空港に機首を向けて、エンジン全開で急ぎます。
着陸すると、旭川空港は小雪が舞うお天気で、当然氷点下です。やはり都会の冷気とは異なり、肌に突き刺さるような切れを感じます。すぐにバスに乗り換えて、1日目のメインイベントである旭山動物園見学に向かいます。
氷点下6度の中で諸注意を受けた後、班ごとにそれぞれがめざす園舎に向かいます。ここで飼育されている動物の観察や、「ペンギンの散歩」(冬場のペンギン達の運動不足解消を目的として、冬の積雪期に実施)や「もぐもぐタイム」(飼育担当が動物にエサを与えながら、特徴ある行動について解説を行う時間)などを見たり聞いたりして楽しんでいました。
ここでは、お土産の購入時間も割り当てられているので、子どもたちは園内の各所で旭山動物園ならではのお土産を購入していました。しかし、すでにここで予算の8割を使ってしまう猛者(もさ)もいました。おうちで話し合った予算立ての上でのことだろうとは思いますが。
動物園見学でも疲れを見せない子どもたちを乗せたバスは、雪道であっても軽快に走り、これから4日間お世話になる宿舎「ホテル ベルヒルズ」に到着しました。すぐに入館式です。宿舎の代表の方にご挨拶を済ませた後は、荷物の部屋への搬入、荷物の整理、入浴と、時間が慌ただしくなります。
そして、待ちに待った夕食の時間です。例年、宿舎での夕食はバイキング形式です。しかし、バイキング形式はその子の性格が良く表れるので、毎年この時間は楽しみ(?)の一つになっています。一度に一つの料理を山盛りにする子、バランス良く盛り付ける子、ご飯もそこそこにデザートに群がる子、食事をとるよりもおしゃべりに夢中になる子など、見ていて飽きません。
食事が終わると、レンタル品のサイズ調整が待っています。明日からのスキー教室に向けて、きちんと調整してもらいました。
さあ、今日一日の気持ちの高ぶりをクールダウンさせ、明日の講習に向けてしっかり休んで下さい。
この記事は以上です。