○【詳報】2月4日全校朝会
(校長発:平成31年2月5日火曜) 晴れ
6年生がもどってきて、ふたたび活気が大きくなりました。
まだまだ中学受験に立ち向かっている6年生もいますので、栄冠を全員が手にするまで応援の心をゆるめないで全校心を一つにしておりますが、ひとあし早くもどってきた6年生を中心に平成31年度の有終の美をかざるためにがんばってまいろうと思います。
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【詳報】2月4日全校朝会
児童会からお知らせ
おはようございます。今月の生活目標が決まりました。
「大縄大会に向けてクラスで心を1つにして、1年間のまとめとして日々の努力を生かそう!」
です。みなさん、来月の大縄大会に向けてクラスで練習していますか? 良い結果が出せるようにがんばりましょう!
また、今月には、第二回目の計算力大会と漢字書き取り大会があります。前回、結果が悪かった人は失敗を振り返り、より良い点がとれるようにしましょう!
これで児童会からのお知らせを終わります。
校長の話
私の話は、道徳に直接かかわる話をしましたが、少々むずかしい話をしました。
皆さんは毎日元気に学校に通っているが、それは、お勉強をするためです。難しい言葉でいえば、教育を受けるためです。教育にもいろいろあって、その一つに「帝王教育」というのがあることを知ってほしい。帝王の「帝」は、皇帝の帝、ナポレオンが皇帝では有名ですね。帝王の「王」は王様のことです。
要するに、帝王とは、その世界で最も偉い人のことです。日本の天皇陛下も帝王のお一人です。
この帝王になる方が受ける教育のことを「帝王教育」といいます。なぜ最も偉い人になる人に、教育が必要なのか?それは、帝王が人々の幸せを考えないような人だったら、人々が困ることになるからです。帝王がひどい人になったら、人々は不幸せになります。帝王が愚かな命令を出したら、人々はたまったものじゃあない。だから、人々が不幸になるような命令を出す帝王ではなく、立派な良い帝王になってもらうために「帝王教育」が必要なのです。
帝王は一番偉い人だけれども、何をしてもいいってものじゃあない。人がいやがる命令や人を不幸にする命令は出してはいけないのです。
そこで考えなければならなにのは、実は帝王よりも偉い存在があるということです。
それは「天」である。天の神様である。天の神様は、昼間はお日様といっしょにいらっしゃる。夜はお月様といっしょにいらっしゃる。お日様やお月様が全世界の誰に対しても照り輝いて光をあたえられるように、天の神様は、誰に対しても平等で公平に幸せになれるように考えてくださっている。
その天の神様が帝王よりも偉い。だから「帝王教育」では、「帝王になったら、天の神様の命令はどういうものなのかを知ることができる人になりなさい」ということを教える。天の神様の命令を知ることを「天命を知る」という。すなわち、帝王教育は「天命を知る」教育です。
今年の5月1日に皇太子殿下が新しい天皇陛下におなりになるけれども、皇太子殿下も帝王教育をお受けになってこられた。
だから今の天皇陛下のように立派な天皇陛下になってくださるはずです。
ところで、天皇陛下のような帝王がどんなに立派な人物であっても、国民が愚かな人々だったら、やっぱり、その世界は不幸になる。国民がひどい人々だったら、その世界は不幸です。だから、帝王教育を受けた立派な帝王を見習って、国民も立派な人物にならなければならない。そのためには、どうしたら良いか。
そのために、「道徳を学ぶ」のです。道徳の最高の形が「天命を知る」ことですので、皆さんも、帝王にはなれないけれども、道徳をしっかり学んで、「天命を知る」ところまで近づいてほしいと思います。 以上です。
本日の記事は以上です。