【教頭レポート:その3】5年生余島臨海学校【第3日文章レポート】
(校長編集:平成30年7月14日土曜) 箱根は雲が多いが日差し有り
教頭レポートの第三弾をお届けします。
校長の私も箱根引率の合間をぬってのアップですので、画像編集の余裕がありません。
したがって、文章だけをとりあえずアップします。画像は後でアップいたします。
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【教頭レポート:その3】5年生余島臨海学校【第3日文章レポート】
第3日目の朝は快晴とはいきませんでしたが、暑からずといったところです。今日も朝から元気な子どもたちは、朝食を無事に済ませ、インフォメーションセンターに集合です。今日の海洋プログラムは、事前に選択しておいたプログラム(カヌー・カヤック・ヨット・アーチェリー・釣り・アート)に従って行われます。教員もリーダーたちとともに各選択プログラムを担当します。私はアーチェリー担当でしたので、写真もアーチェリー班の写真が多くなっています。
しかし、今日はサプライズが待っていました。子どもたちは、余島に上陸してからまだ一度も入水していません。そこで、教員・リーダーたちは、浜遊びを計画していたのです。選択プログラム午前の部を終えて、北の浜に集合した子どもたちにとって、テンションを上げようとする教員・リーダーの姿は奇異に映ったかもしれません。しかし、子どもたちもうすうすと感じてきたようで、テンションも上がってきました。
さあ、笛の合図とともに入水です。子どもたちはこれを待っていたかのように、大はしゃぎです。あちこちから島中に響くかのような歓声が上がり、水を掛け合い、教員に(日頃のうらみを晴らすかのように?)水をかけまくり、とうとうカオス状態に陥りました。その後は、小休憩、再入水、またカオス状態と続きました。十分に満足したはずの子どもたちだったのですが、一気にはしゃいで疲れたようで、キャビンに戻る姿は「へとへと顔」でした。「表情も意気揚々とキャビンに凱旋」とはいきませんでしたが、心は満足していたことでしょう。
選択プログラム午前の部を終えて、キャビンから昼食をとるために食堂へ移動です。今日の昼食メニューは、カレー同様子どもたちの大好きな牛丼です。おかわりもカレーと同様に長蛇の列が発生しました。皆一様に完食です。
選択プログラム午後の部が始まりました。子どもたちは、午前の部と同様にそれぞれのプログラムをこなした後、一旦インフォメーションセンターに集合です。今回は、例年釣果が少ない釣りに参加した子どもたちが持ち帰ったバケツを見てみると、何とたくさんの魚が入っているではないですか。オコゼ(の一種)、メバル(こちらではドンコと呼ぶそうです)、ベラなどが泳いでいます。これまでの臨海学校で最大の釣果ではないでしょうか。
もちろん、食堂で調理していただき、釣り班を中心に食したのは言うまでもありません。唐揚げと塩焼きにしてもらった魚(写真をご覧ください)の美味なこと、美味なこと。
今日まで、毎日課題に挑戦し、楽しく過ごしてきましたが、明日はカヌー・カヤックでの「ロング・トリップ」が待っています。大人をふくめ100人ぐらいが20艘ほどのカヌーとカヤックの船団を組んで、大海原を対岸の浜辺まで往復するプログラムです。臨海学校のなかで最も困難なアドベンチャープログラムであり、海洋プログラムの集大成となるものです。そのため、今夜は21時30分完全就寝としました。子どもたちは、期待と不安の中、深い眠りについていることでしょう。
この記事は以上です。