【教頭レポート:その1】5年生「余島臨海学校」初日(7月10日)
(校長責任編集:平成30年7月12日木曜) 東京の朝は雨、のち曇り、雲間から日差し有り
5年生の皆様、お待たせしました。引率団長の教頭よりレポートが届きました。
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【教頭レポート】5年生「余島臨海学校」初日(7・10)
初日の羽田空港は、子どもたちの元気いっぱいの笑顔で満たされていました。5年生にとっては、本校最後の夏季学校になります。出発前の団長挨拶の中で、今回の夏季学校では2つのキーワード、「マナー」と「助け合い」について心がけてほしいと伝えました。マナーについては、今回の行程では、バス・鉄道・飛行機・船の交通機関を利用しますから、その公共マナー。そして、それに加えて、瀬戸内海に浮かぶ余島での夏季学校になるので、自然に対するマナーも含みます。
お見送りの保護者の皆さんにお別れを告げて、さあ余島に向けて出発です。
今回は、何と臨海学校に一緒に参加するO君のお父さんが操縦する飛行機でのフライトです。
こんな偶然の機会というものは滅多にあるものではありません。機内すべてが家族旅行のようなくつろいだ感じのフライトになりました。一路高松空港に向かう空の上で、機長挨拶のなかで、わざわざ「東京都市大学付属小学校の5年生の皆さん、臨海学校を楽しんできてください。」とのアナウンスがありました。 お心遣い、そして安心で快適な空の旅に感謝、そして感謝です。
もちろん快適なフライトで降り立った高松空港では、5年生全員が感謝の気持ちを込めて飛行機のコクピットにいらっしゃるO君お父様の機長さんに手を振っていました。そうしましたら、その後、空港内でトイレ休憩をしているとき、先ほどまで操縦されていらしたO君のお父さまがご挨拶に来られたのです。5時間後には、また羽田に戻られるそうですが、寸暇を惜しんで御挨拶にきてくださったのでした。O君お父さま共に嬉しそうな親子姿が印象的でした。
思わぬことでしたが、本当に良い空の旅を経験させていただきました。ありがとうございました。 O君のお父様とお別れしてからは、高松港に向かい昼食です。
高松港からは高速船にて小豆島(土庄港:とのしょう港)に向かいます。小豆島は映画「二十四(にじゅうし)の瞳」(原作:壺井栄)の舞台となったところで、今もロケ地跡が保存されています。 土庄港からは、路線バス(臨時便)で銀波園の港まで向かいますが、バスのなかには「百五十四の瞳」が乗っているわけです。
余島の対岸に位置する銀波園に到着すると、ここからは、余島野外活動センター所有の船が迎えに来てくれ、それに乗って余島に渡ります。
全員が余島に上陸すると、懐かしい顔ぶれが揃い踏みです。阪田リーダー(所長)、山本リーダー、坂本リーダー、横須賀リーダーの皆さんです。いつも大変お世話になっています。特に、阪田所長と山本リーダーのお二方は毎年、本校を表敬訪問してくださっていますので、こどもたちも顔馴染みです。 潮風が懐かしいふるさとの匂いを感じさせます。
開校式が始まり、子どもたちは神妙な顔つきでご挨拶を聞いていました。
開校式の後、子どもたちは荷物を受け取り、割り当てられている部屋に吸い込まれていきました。 島内散策、夕食、入浴の後は、カウンシル・キャンプファイヤーです。ゲーム、そして阪田所長からのお話があり、子どもたちは余島での5日間について、どんな生活を送り、何が課題なのかわかってくれたようでした。
闇夜の中、そして満点の星空の下、無事1日目の全行程を終え、子どもたちは深い眠りに落ちていきました。
では、画像をご覧ください。
1,羽田空港から中野うどん学校での昼食まで
2,昼食を終えて、高松港から小豆島・余島まで
3,臨海学校開校式から夕食
4,夕食
5,夕食からキャンプファイヤーまで
この記事は以上です。