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○【教頭レポートvol.8】6年生修学旅行最終日【文章】

(校長発:平成30年5月9日水曜) 


 標題の件、アップするのが大変遅くなり、申し訳ありませんでした。やっとアップの運びとなりました。続きへおすすみください。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【教頭レポートvol.8】6年生修学旅行最終日【文章】

 文章のほか、先日アップしたフラッシュ動画も末尾に再掲しておきます。

    ↓

6年修学旅行第4日目

 天気予報では、今日は23度前後となる予定です。しかし、今日の空は曇天模様、ありがたいです。雨が降らずに、多少ひんやりとしているのは、清水寺に向かう坂道を登り追いするにはちょうどよい天気だからです。

 早々に朝食をすませ、荷物をまとめて大きなバッグをトラックに積み込み、退館式を行いました。児童代表から感謝のことばがあり、また、プリンスホテルの方からのご挨拶ののち、早速チャーターバスに乗り込みます。目指すは清水寺です。

 最終日とあって疲れもたまっているかと思いきや、子どもたちはとても元気です。

 山科を越えて京都に入り、すんなりと清水寺手前の駐車場にも入ることができました。何か雰囲気がいつもと違うような。いつもは、この駐車場に入ることが一苦労だったのですが、待つことなく入ることができ、さらにバスの駐車台数も少ない。

 もしかすると今日は混雑なく清水寺に参拝できるのでは、大いに期待して駐車場から参道に向かいました。しかし、参道(産寧坂または三年坂)に一歩踏み入れると、そこにはいつもと同じ光景(竹下通りなみの人混み)があったのです。

 産寧坂(三年坂)は、石畳が風情を感じさせる道で、両側には京都らしいお店が並んでいるため、いつも清水寺へ向かう人で賑わっています。仕方ありません、迷子にならないように人混みをかき分けながら進みましょう。

 それでも、仁王門の前で集合写真を撮ることができました。

 ここで、問題です。

    仁王門は別名「目隠しの門」といわれます。一体何を見ることができないようにしているのでしょうか?
    その答えは、「清水の舞台」から京都市街を見下ろすことでわかりますが、その舞台は現在工事中でした。

 しかし、工事のための足場の一部が開放されているので、京都市街の一部を眼下に見ることができました。舞台の先には地主神社がありますが、こちらは希望者だけの参拝としました。

 続いて、パワースポットともいわれる「音羽の滝」へと向かいます。急な階段を下りたその先に「音羽の滝」はあります。階段の途中から、その水を飲むために順番よく並びます。三筋に分かれて落ちる清水は、それぞれに御利益があり「恋愛」「学業」「健康(長寿)」の願いがかなうといわれています。

 ここで大切なことは、三筋の水を全部飲んでしまうと欲が深いといわれているので、最も叶えたい願いの清水だけ飲むことです。子どもたちがどの水を飲んだのかは、写真をよくご覧ください。

 全員が「音羽の滝」の水を飲み終わり、早速仁王門の前に集合です。思った通り、参道は大混雑していました。ここから、一旦昼食をとる「順正」に戻るのですが、やっとのことで「順正」に戻ることができました。

 注意すべきことを確認した子どもたちは、お土産の購入のため、再度参道の人ごみの中をかき分けて、そして嗅覚を生かして、目的のお店に向かっていきました。

 子どもたちが偉いのは、迷子にならないで、購入時間終了前に全員が「順正」に戻ってきたことです。それぞれの手には、お土産の入ったエコバッグが輝いていたのは言うまでもありません。全員が戻ったことを確認したのち、湯豆腐で有名な「順正」で昼食です。

 湯葉ひろうす、湯豆腐、胡麻どうふ とうふ田楽など、どれもおいしくいただきました。

 「順正」で昼食をとった後は、京都駅に向かうだけなのですが、参拝を終えた人、これから参拝をする人、そして駐車場へ向かうバス、駐車場から出るバスによって参道が大混雑しているため、大通りまで歩くことになりました。

 しかし、お土産を抱えた子どもたちの足取りはとても軽く、前へ前へと進んでいきます。よく見ると、乗車するバスの反対側の車線は、清水寺に向かうバスが数珠つなぎになっていました。早目早目の行動の甲斐あって、ここまでスムーズに進んでいます。

 そのため、京都駅には余裕をもって着くことができましたので、改札の始まる前にお土産タイムを設けることができました(わずかな時間でしたが)。しかし、さすがにもうお土産を買う子はいないだろうと思ったのですが、何と4、5人を残して、皆お店へと向かったのには驚きました。
 
 たくさんの思い出とお土産を積み込んだ子どもたちを乗せた新幹線は、定刻通り東京駅に到着しました。

 お父さんやお母さんが待つ解散場所に向かう子どもたちの足どりは軽く、お父さんの顔やお母さんの顔を見たときには、温かい湯のように安堵の気持ちが沸きあがってきていたのではないでしょうか。

 こうして4日間の修学旅行は終わったのですが、両担任のほか、初任でありながら一所懸命サポートしてくださった井上先生、みんなの健康と安全を守ってくださった看護師さん、たくさんの写真を撮ってくださったカメラマン(ウーマン)さん、修学旅行の全行程をとりまとめてくださった添乗員さん、それぞれの方々が陰で支えてくださっていたことを忘れないでください。  

 ※校長付記:引率団長としてがんばった教頭先生もお疲れさまでした。レポートもご苦労様でした。

     ↓ 再掲 4日目のフラッシュ動画


     この記事は以上です。

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