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○朝学習のようす
○父母の会活動(文化部交通安全指導)

(校長発:平成30年4月11日水曜) 晴れ


  ※父母の会文化部の皆様が始業式の日から交替でバス通りの交通安全指導に立哨してくださっています。
   毎年恒例のことで、本当にありがとうございます。

 昨日は二子幼稚園の入園式に参列しました。今年は園長として主宰するのではなく系列小学校校長としての参列でした。園長として臨むのと、挨拶なしの来賓参列では、やっぱり緊張感はこんなにも違うものかと感じたところでしたが、新園長先生のお話はさすがで、アンパンマンのぬいぐるみを持ち出した瞬間、新入園児が一斉に静かになって園長先生のほうを向きました。新年度二子幼稚園の息吹を感じたスタートでした。

 午後、本校にもどってきてからは、積年の書類の片付けを事務の皆さんに手伝ってもらって致しました。機密書類の処分期限が今日11日なものですから、いままで幼稚園と小学校のかけもちで思うように処分がすすまなかった幼稚園関係の機密書類を溶解処分に回しました。おかげさまでずいぶん校長室がすっきりいたしました。

 そういうことでしたので、昨日は校内をゆっくり回れないまま、ブログアップもできず申し訳ないことでした。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【朝学習のようす(画像のアップは1年2年3年6年)】

 きょうは水曜日。水曜日は先生方が長い職員朝礼をやる日で、朝学習の見回りは校長の役目。今日が新年度最初の水曜巡回でした。


 4年生と5年生の写真を取り忘れ、申し訳ないです。

 5年生には3階にあがった感想をきいたところ、「階段の上り下りが疲れる」と答えた子がいました。そういう問題ではないでしょ!(笑) その後、見晴らしが良いですと答えてくれたり、クラブ活動が3階なので便利になったという感想を答えてくれたり、さまざまでしたが、あたらしく担任になった先生の感想をきくと両クラスとも信頼感を寄せている声がいっぱいで、私も嬉しくなりました。

 4年生は赤パンから緑パンに体操服が替わって、誇らしげな様子にみえました。両クラスとも係児童が前に立って自分たちで朝の会を進めているところにも、それが表れていました。今年から上学年になった心意気を感じました。今年は2分の1成人式の年度です。大いにがんばってほしいと思います。

 1年生のお世話を5年生の担当児童がさっそくやってくれていました。紙芝居を読み聞かせてくれるのが毎年の恒例になっています。まだちょっぴり5年生の指示を守れないところがあったようですが、私が声をかけると落ち着いて指示をきいてくれました。早く5年生の指示を聞き分けられる1年生になってほしいと思います。

 2年生は、お兄ちゃんお姉ちゃんになった分、昨年度よりずいぶんしっかりした印象をもちました。回ってきた私にあれこれ大声で声をかけるので、「静かに読書している子がいるのに、大声を出しては駄目でしょう。静かにしましょう」と言うと、すぐに静かにできるお兄ちゃんお姉ちゃんになった2年生で、とてもたのもしく思いました。

 二子幼稚園出身のYUちゃんが「先生、どうして幼稚園の園長先生をやめたの?」と聞いてきたので、「あなたたちの御世話に専念するためだよ。」と答えると、うれしそうにうなずいてくれ、私もうれしくなりました。ほんとうは、まだまだ幼稚園の御世話もしたかったのですが、多忙は良くないとの理事長判断をありがたく受任したことでした。

 3年生は、初めて2階で生活しますので、その自覚を尋ねました。「一階の1年生2年生の模範になれるかな?」ときくと、はい!という返事。実にりりしく思いました。表情からも幼さが抜けたように思います。3年生(9歳になる年)ぐらいからギャングエイジという発達段階に入り、大人の干渉をきらって自分たちだけの世界を作ろうとするようになります。それだけ自我が太く大きくなってくるわけですが、一歩まちがうと明後日の方角にむかって思わぬ落とし穴に陥ることもあります。

 「一歩まちがわない」ために絶対必要なことは、発達のためには大人の干渉をきらうことがあっても良い、あるいはそういうことが重要な年齢段階であっても、根本においてはやっぱり子供なのですから「大人に素直であること」です。ご家庭でも最終的に大人が決めたことには従わないと大きな事故につながることを教えていただければと存じます。大人の干渉をきらう傾向を、自立して何でも自分で行えるように(家のお手伝いを増やす、お手伝いに自分流の工夫をしたことを黙認する)導いていただけたらと思います。

 6年生はさすがでした。家庭科のお裁縫に取り組んでいました。お裁縫の邪魔になるなあと思いながらも声をかけずにいられないほど、最高学年の空気がただよっていました。しっかり全校をリードしてね!というと、まかしてくれ!という態度で「はい!」と答えるのですから頼もしいですね。
 今週末から修学旅行だよね?気をつけて行ってらっしゃいというと、「ちがいますよ。まだまだ先で再来週です。」と私のまちがいを指摘してくれました。

 確かに、修学旅行は24日からですから再来週です。24日と14日を勘違いました。今朝、通学路で6年生のMIちゃんが足のくるぶしに装具をはめて、びっこをひいているので、「修学旅行までにはなおるの?」と尋ねましたら「大丈夫です!」と答えてくれたのですが、週末が修学旅行だと思っていた私はちょっと不安でした。でも再来週からだったら十分まにあいます。MIちゃんと目があったので、「それじゃあ大丈夫だね」と視線をおくると、MIちゃんは微笑み返してくれました。

 今年初の水曜巡回でしたが、こどもたちを頼もしく思ったいっぽうでドジを踏んだ校長でした。(天の声:校長さんよ、だいじな新年度だよ。たのむぞ!)



       本日の記事は以上です。

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