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【教頭レポートvol.01】北海道卒業記念旅行
 /旭山動物園、ホテルベルヒルズ

(校長発:平成30年2月15日木曜) 曇り 朝の気温7℃


 お待たせしました。昨日から北海道に行っている6年生卒業記念旅行の団長である教頭からレポートが届きました。昨夜の9時半に届いていました。遅い時間までご苦労様です。

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【教頭レポートvol.01】
 北海道卒業記念旅行/旭山動物園、ホテルベルヒルズ】

 急いでご覧いただくために、画像を編集しないで、撮影した状態の生のままムービーメーカーに入れてお届けします。

      ↓ 通しで3分半


以下、文章による教頭レポートです。草野心平さんの詩も紹介してくれていて、情緒あふれるレポートを送ってくれました。

    ↓

 6年卒業記念旅行第1日目のレポートをお送りします。

 羽田空港には、中学受験を終え、清々しい顔をした6年生が集合しました。

 そして、ご父母の皆さんのお見送りを背に搭乗手続きを済ませたのち、北海道の大地に向けて離陸しました。東京は朝から快晴。その晴れ渡る空に吸い込まれるように飛行機は、一路旭川空港をめざします。

 機内では、もう少し静かにして欲しかったものの、許容範囲内かな?昼食を摂るころには、下に見える景色はいつのまにか雪を被る家々や土地が増えてきました。

 氷点下4度の旭川空港に着き、出迎えてくれたバスに揺られること30分。

 旭川市にある旭山動物園に到着です。わたしだけでしょうか、しばらくの間、旭川動物園と呼んでいたのは?

 名前の由来は、旭山の中腹に造られたので、旭山動物園というのだそうです。

 ここの動物園が有名になった理由の一つにペンギンの散歩があります。

 私たちが入園した時刻には、冬、そして雪が舞うこの時間なので、入園者は少ないんだろうなと思っていたのですが、ペンギン散歩の時間になるとどこからともなく人が集まって来て、いつの間にか散歩道の両側には人だかりができていました。

 そして、いよいよ、ペンギンの散歩が始まりました。バスガイドさんによると、この散歩はペンギンさんの自由参加(?笑)だそうです。自由参加でもリーダーがいて、リーダー格のペンギンに連れられて、その他のペンギンが散歩するのだそうです。

 そう言われてみると、確かに先頭のペンギンはリーダーに相応しい歩き方をしていました。ペンギンの散歩を見た後は、閉園時間までわずかなので、慌ただしく園内を散策し、東門に集合です。

 旭山動物園を出るころには、雪の舞がさらに激しくなってきました。

 ここからは、富良野まで1時間半の行程です。バスガイドさんが富良野について、いくつか紹介してくれました。

 富良野は北海道の東西南北の中心に位置することから「北海道のへそ」とよばれていること、これにちなんで毎年へそ祭りが行われていること、ラベンダー畑の見事なこと、北の国からのロケ地になったことなどについてです。

 その話を聞きながら車窓の風景を眺めていると、粉雪が舞うその景色から「しんしんしんしん」から始まる詩を思い出しました。草野心平さんによる、「ゆき」という詩です。

「ゆき」

しんしんしんしんゆきふりつもる
しんしんしんしんゆきふりつもる

  つもる つもる

ニレにもポプラにもアカシアにも
やねにもいぬにもでんちゅうにも

まだ続きますが、あとはyoutubeでご覧ください。本ブログは著作権使用許可を得ていませんので全文をここには掲載できません。(←youtubeの文字をクリックしてください。)

 「しんしん」に漢字をあてると、「清清」または「深深」(文語では「森森」も)、前者は清らかなイメージ、後者は静かなイメージをあたえます。皆さんは、「しんしん」にどんな漢字をあてるでしょうか。

 寝静まった静かな車内でそんなことを考えながら、わたしもうとうとしている間に、バスは宿舎に到着です。でも、着いてからが忙しいのです。入浴、食事、サイズ合わせなど。この原稿を書いたら、教員ミーティングです。

 食事の後にこの原稿を書いていますが、今も外は「しんしんしんしん」と雪が降っています。
 昨日の朝は氷点下10度、日中温度は氷点下4度だったそうです。明日も同じような気温という予報が出ていますが、その寒さに負けないようにスキー講習に取り組んでほしいものです。

             寺門 清貴


     この記事は以上です。

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